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いやいやいや、発売されました。ウルトラマンメビウス外伝第二弾!ゴーストリバース!
新生円谷プロ、新生ウルトラ作品として最初の作品、変革期の第一歩を担う作品でもあります。
来る12月12日には劇場版『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説THE MOVIE』が公開されますが、今作はその前日談であり、『ウルトラマンメビウス』の後日談でもあります。
『メビウス』ファンは必見ですよ!
STAGE1『暗黒の墓場』ストーリー
(ストーリーの核心が書かれています、注意してください。)
☆光の国に緊急を告げるウルトラサインが輝いた。怪獣墓場にて異常を感知したウルトラマンヒカリだが、敵の襲撃に遭い援護を要請するサインだった。宇宙警備隊長ゾフィーはすぐさまエースとタロウを出動させ、怪獣墓場の一番近くをパトロールしていたメビウスにも急行の指令が飛んだ。
怪獣墓場は葬られた怪獣たちの魂が眠る神聖な場所。駆けつけたメビウスを迎えたのは復活した暗黒四天王のひとりグローザムとインペライザーであった。メビウスは交戦を余儀なくさせられる。一方エースとタロウはヒカリの消息の絶った場所まで来ていた。だが、そこにアーマードメフィラス、デスレム、メビウスキラーが現れる。ヒカリを人質にとられ、敗北を期すエースとタロウ。
その頃メビウスはインペライザーに辛くも勝利するものの、すぐさま次のインペライザーが転送されてくる猛攻にピンチに陥っていた。しかし、突如現れたロボット・メカザムに窮地を救われる。メカザムは、傷つきながらも仲間の救出に向かうメビウスを見て興味を引かれる。
メビウスも現場に到着するが、そこで目にしたのは暗黒四天王に拘束された兄たちの姿だった。そして、驚くべき事にヒカリが裏切り四天王と共にメビウスの前に立ちはだかったのだ。四天王の目的はエンペラ星人の復活、その為に脅威のパワーを秘めたアイテム・ギガバトルナイザーを手に入れることだったのだ。ギガバトルナイザーはかつて、ウルトラマンキングによって怪獣墓場の最深部にある炎の谷に封印されていた。四天王たちは内部の炎にも耐えられるバーニングブレイブの力を持つメビウスに目を付け、利用しようと企てたのだ。ヒカリもギガバトルナイザーの力に魅入られ、メビウスを脅迫する。
兄達を救うため、炎の谷に向かうメビウス。だが、そんなメビウスの前に再びメカザムが現れる。メビウスに興味を持ったメカザムは動向することを申し出る。
炎の谷に進入した二人の前にEXゼットンが立ちはだかった。ヒカリの真意とは?捕われたエースとタロウの運命は?そしてメビウスとメカザムは戦いの果てにどんな結末を迎えるのか?
感想
地球での活躍ではなく、全宇宙を駆けるウルトラマンたちの活躍は、まるで内山まもるの描く漫画を見ているようで新鮮でした。一抹の不安があったフルCGで描かれた世界は、やはり善し悪しがある感じがしました。良いところは、奥行きです。アクションにしろセットでは動きに限界がありましたが、今回は360°をステージにアクションを披露しています。格闘ゲームで言うなら従来の作品を2Dアクション、今回のは3Dアクションになった感じです。さらに舞台が宇宙ということで、どこまでも続くような背景が必要なんですが、それもうまく表現できていると思います。悪いところは、やはりまだまだ質感の無いことがあげられます。炎や爆発のエフェクトはまだ良いのですが、破片や岩石がいちいち軽そうに見えてしまって、せっかくの立ち回りの迫力減になってしまっていました。さらに、合成が奇麗に出来てないのか、背景とウルトラマンたちの間のちら付きも目立ちました。技術の足りなさと言うより予算の都合だとは思いますが、少し残念ですね。ただ予算のある『ウルトラ銀河伝説』では予告を見るかぎりそんな事はないと思うので、将来もっと低い予算でも技術が向上すれば、テレビ作品でもハリウッド映画のような映像が期待できるかもしれません。
前述の通り、アクションもより派手になっていてカッコいいです。ですが、やや巨大感にかけ、ウルトラマンの醍醐味が味わえないところはあります。まぁ今回は仕方ないですが。たとえ、セットを使わなくなってもウルトラ特有の大きさの良さは忘れないで欲しいです。
ストーリーは王道を行ってて、かつ見せ方や演出もなかなかなので、前回の外伝『アーマードダークネス』よりは遥かに面白いです。ノリノリの声優陣も素晴らしいですし、そんなメンツに退けをとらない五十嵐くんの声の演技も良かったです。メイキングでも触れてましたが、やはりルーキーのイメージは払拭されていると感じました。メビウスがやられた時の鬼気迫る演技はとても良かったです。
怪獣墓場に正規ルートの入り口があったり、メフィラスのアーマー姿に誰も突っ込まなかったり、EXゼットンもすんなり受け入れたり、「?」な部分がありましたが、200年の月日が過ぎたことでの変化かなっと自己解釈しました。なかでもEXゼットンってなんなんでしょう?作品解説を読む限りでも、あえて謎な存在にしているそうですね。僕はそういった設定は好きなので好意的に受け取っています。ただゼットンより進化したゼットンなら、STAGE2ではもっともっと強いところを見せてくれなきゃ嫌ですw(僕の中では何が出てきてもゼットンは最強のイメージのある大好きな怪獣なので)。
嬉しかったのはサントラです。『メビウス』で使用されてた佐橋さん楽曲をアレンジされて使われていました。まさか暗黒四天王のテーマ(実際の曲名なんだったかな?)やタロウ、エースの主題歌アレンジまであるとは思いませんでした。少しのシーンでしたが、やはりテーマ曲があると燃えます!
どういう結末になり、劇場版へ繋がるのか?できれば、映画の前に後編も見たかったですが、次は穴埋めの楽しみになるみたいですね。ヒカリはなぜ裏切ったのか?…まったく毎回この人はw。騒ぎの中に必ずいますよねw?そしてメカザムの正体は?…僕の予想では皇帝復活のための憑り代のような存在なのではと想像しています。エンペラ星人との戦いでウルトラマンと共に立ち向かったザムシャーをモデルに作られたのではないでしょうか?実際彼の星斬丸でエンペラ星人はダメージを与えられてましたし…なにかしらの因縁かな?次回予告に映ってた髪の毛(?)の出たメカザムはどんな活躍を見せるんでしょう?こりゃ髪の毛無しを作らなきゃなぁw。
結果的に言えば、楽しめました。新生第1歩としては成功なのではないでしょうか?
ただまだまだ課題点は多いと思います。これからしばらくこの方向で行くのでしょうか?相当工夫して、クオリティを上げないと続行は難しいかもしれません。「たまに」だっから新鮮に見れたところがありますしね。そしてちびっこたちはこんなウルトラをどう受け入れるのでしょうか?まだOVや映画だけですが、ずっと続けて新作テレビシリーズなども製作されるためには、やはりちびっこのハートをがっちりキャッチしないといけないです。頑張ってほしいです!
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