ウルトラシリーズには多種多様な宇宙人が登場しました。
もちろん我々 地球人も宇宙人ですし、M78星雲から来た ウルトラマンたちも宇宙人です。
思えば『ウルトラシリーズ』は地球を中心に見た『スターウォーズ』のような壮大な宇宙活劇の構図なのでしょう。
『ウルトラシリーズ』に登場する宇宙人のほとんどが侵略者だったり破壊者だったりします。
その侵略宇宙人の筆頭における存在といえば、やはり宇宙忍者バルタン星人でしょうね。
彼らの母星はマッドサイエンティストの核実験場にされ、滅んでしまいました。たまたま被害を逃れた20億3千万人が地球にやってきたわけです。
ウルトラマンたちの永遠のライバルと称されるバルタン星人ですが、そんな彼らを部下に持つ宇宙人が現れます。
悪質宇宙人メフィラス星人の登場です。
この宇宙人はバルタン星人、ザラブ星人、ケムール人(初期脚本だと“ダダ”)をも配下においているのです。一説によるとホログラフという可能性もありますが、ここはあえて、それらの宇宙人を統率しているとしましょう。そうなると、その三星人以外にも部下がいる可能性があります。
メフィラスは実に紳士的な性格で、彼との決着は今だについておりません。
しかし、そんなメフィラスの種族にも変わった奴もいました。
悪質宇宙人メフィラス星人2代目です。彼はマンダリン草という毒草を使い、全国の子供たちを虚弱児にしてから侵略しようとした、初代とは比べ物にならないほど悪質で卑怯者です。
このように、ひとりで侵略しようとやって来る度胸ある奴もいれば、統率・指揮するような頭の良い奴もいるのです。
侵略宇宙人には自分で行動するタイプと宇宙怪獣やロボット、メカなどを使って攻撃してくるタイプがいます。どちらが頭がいいかと言われれば、場合にもよりますが、作戦をたて他力本願で挑んでくるほうが頭がいいですね。
頭が良い宇宙人といえば、まずは分身宇宙人ガッツ星人ですね。
ガッツ星人は剛力怪獣アロンを使いセブンの能力を分析、分身による翻弄作戦と電撃光線でセブンのエネルギーを奪いました。不敗の宇宙人の異名の通りの恐るべき侵略計画ですが、セブンの暗号脳波の分析が意外に遅かったり、偽者のダイモード鉱石をパクったりと、ちょっとおっちょこちょいな部分も持ち合わせてました。
これに輪をかけて高度な侵略計画を練ってきたのは暗殺宇宙人ナックル星人。
新マンの能力をベムスターとシーゴラスを使い分析したのはガッツと同じですが、彼には対ウルトラマン用に訓練と改造を受けた用心棒怪獣ブラックキングがついているのです。さらに、新マン=郷秀樹の身辺をあらい、家族同然の坂田兄弟を抹殺。新マンの心の動揺を狙ったわけです。彼らの誤算は初代マンとセブンが救出に駆けつけたことでしょうが、東京にサターンZを仕掛けるという保険まで用意しとくというあくどい奴でした。
新マンと郷のように、一心同体になっている場合は人間のほうの感情に左右される事が多く、その後も心理作戦を展開する宇宙人が現れるようになります。
宇宙怪人ゼラン星人は幼気な少年に化け、郷のみに正体を明かすことで郷をMAT内で孤立させようとしたばかりでなく、ブレスレットを使わそうとする誘導作戦もとり、あわや新マンの敗北かと思われました。
これらの作戦で非常に重要なポイントは怪獣の存在です。力仕事が苦手な宇宙人や、ましてや巨大化しない宇宙人は怪獣の助けを借りるのは必需とも言えます。
その例としては変身怪人ピット星人の宇宙怪獣エレキング、宇宙野人ワイルド星人の宇宙龍ナース、幽霊宇宙人ゴ−ス星人の双頭怪獣パンドン等がいますが、特殊な場合もあります。
触角宇宙人バット星人は光の国に艦隊を率いて攻め込む戦力も持ちながら、ゼットン星人からゼットンを借り受け、新マンに挑戦しました。さらに自らも戦いに挑むという武闘派の面も持ち合わせていました。その点ではサーベル暴君マグマ星人も同様です
心理作戦で狙う宇宙人は非力な者が多いですが(ナックル星人も単体で新マンに挑んだらボッコボコは確実かと)、自分の力に自信のある者は力ずくで攻めてくる奴もいます。
まずは地獄星人ヒッポリト星人。(彼の場合ヤプールの部下説があったり、ヒッポリトタールが自分の分泌液でなく化学兵器という説もありますが)事実上、エース、セブンたち兄弟にウルトラの父倒した打倒ウルトラ最多記録保持者でもあります。
さらに極悪宇宙人テンペラー星人。
彼は全宇宙征服の野望に燃え、手始めに邪魔になるウルトラ戦士(光の国)破壊しようとした過激派。長年、ウルトラ戦士たちと戦争状態になっていることから、かなり組織力はあると思われますが、なんにしろウルトラ6兄弟にたった一人で挑んだ功績はでかい。特殊スペクトル光線とウルトラ兄弟必殺光線という対ウルトラ戦士に対しての技も持っています。
基本的に侵略や破壊を目的としてやって来る宇宙人ですが、中には友好的な者も数多く存在します。
地球の風土、気功を調査しに来た宇宙調査員メイツ星人や文化向上の勉強のためやって来たエフェクト宇宙人ミラクル星人などがいます。囚人303がたまたま逃亡してきたキュラソ星人も、本当は友好的な存在で、303を退治したことによって友好関係を結びました。健啖宇宙人ファントン星人との友情も記憶に新しいところです。
ですが、宇宙は広いのです。変わり者は沢山おります。
まず変わり者といえば宇宙超人スチール星人。
彼はたったひとりで地球のパンダを奪いにやって来たのです。何故でしょうか?パンダが好きなのでしょうか?それともパンダをなにか貴重なものと勘違いしたのでしょうか?どちらにしろ後にも先にもパンダが目的の宇宙人など彼だけでしょう。
さらに宇宙帝王バド星人。彼曰く、自分は宇宙の帝王であるとのこと…。彼はテンペラー星人やメフィラス星人などの存在を知っててほざいているのでしょうか?完全に井の中の蛙のような気がします。さらに、彼の侵略目的はバド星人以外の生物の存在は許さないから、らしいのですが…なんと無茶な。仮に地球は攻略できてもテンペラー星は絶対に侵略できないでしょうね。しかも、武器はメリケン…帝王にしてはセコいことしますね。きっと彼は星一番の変態なんでしょう。
まだまだひょうきんな奴らがいます。知略宇宙人ミジー星人。彼らは何度となくウルトラマンダイナとスーパーGUTSに挑んできましたが、最終的には地球の暮らしに慣れてしまったようですね。
さて、メフィラス星人は様々な宇宙人のトップに立つといいましたが…歴史にはメフィラスよりも凶悪で多くの部下を持つ宇宙人が存在しました。
その名は…
皇帝宇宙人エンペラ星人!!
かつて光の国に大戦争を勃発させ、多くの犠牲者を出しました。大打撃を受けたウルトラ戦士たちは、この事件をきっかけに宇宙警備隊を組織することになります。
片腕には テンペラー星人、ジェロニモン、そして部下には バルタンや イカルス、ナックル、怪獣軍団という恐るべき組織を統率しているのです。
唯一姿が公開されたのはコミックボンボンで連載していた漫画『ウルトラマン超闘士激伝』のみで、そのデザイン画を元にして僕が八頭身におこしたのがこのイラストです。
そもそもテンペラー星人の登場回に予定していたのがエンペラ星人でした。それが変更されたために漫画のみしか公式デザインが存在していないのです。
さてさて、ちょっと現実話にそれましたが…
地球だけでも沢山の人々がいます。優しい人、嫌な人、凶悪な人、変な人、自己中な人…
それが宇宙という途方もなく広い世界。地球人のような宇宙人がいても不思議じゃないんですよね。
逆言えば、地球は多種多様な宇宙人たちの縮図かもしれませんね。
ほら、若い肌が欲しい〜なんて言うおばちゃんは…実はケムール人だったりw
|