空想無限少年

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邦画、洋画問わずに気になった映画の話

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僕が観た続編の面白い映画は以下の通り。
<前作を越えた!>
『ターミネーター2』
『エイリアン2』
『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』
『スターウォーズ 帝国の逆襲』
『ガメラ2 レギオン襲来』
『トイ・ストーリー2』
『ゴジラの逆襲』
『ハリーポッターと秘密の部屋』
etc..
<前作越えならずも良作!>
『ロストワールド ジュラシックパーク』
『プレデター2』
『エルム街の悪夢2 フレディの復讐』
『ソウ2』
『スターシップ・トゥルーパーズ2』
『ザ・フライ2』
『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』
『バック・トゥ・ザ・フュ−チャーPART2』
『スパイダ−マン2』
『マトリックス リローデッド』
etc..
近年、利益優先で興行成績の良かった作品の続編、リメイクが目立ちます。
なにもそれが悪いわけではなく、それが奇跡的に傑作になることがありますね。

僕が筆頭した『ターミネーター2』。これはマジで傑作です。
この意見に賛同してくれる人は、観た人全てではないでしょうかw?(言い過ぎw?)

今回はこの『ターミネーター』シリーズのお話していきましょう。

御存じの通り『ターミネーター』はシュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネガーの出世作。ジェームズ・キャメロン監督のSF作品で、全3作作られました(『ターミネーター3』のみジョナサン・モストウ監督)。
☆『ターミネーター』
『THE TERMINATOR』(1984)
☆『ターミネーター2』
『TERMINATOR2:Judgment Day』"審判の日"(1991)
☆『ターミネーター3』
『TERMINATOR3: Rise of the Machines』"マシンの起動(目覚め)"(2003)

1997年から始まる機械と人間の大戦争は結果的に人類軍の勝利に終わる。その勝因は優秀な指揮官であるジョン・コナーにあった。そのため機械軍は過去にターミネーター(殺人アンドロイド)Tー800を送り込み、ジョンの母となるサラ・コナーの抹殺を企てた。しかし、サラを守るべく兵士カイルが未来からやってきた。それを命じたのは、誰であろう息子のジョンであった。(『ターミネーター』)
命をかけたカイルの奮闘にサラは守られた。しかし、サラは精神異常にみなされ強制入院させられる。そして戦争の始まる“審判の日”はまだ防がれていない。
ジョンは養父のもとで不良少年に育っていた。そんな彼のもとにTー800が現れる。それは未来のジョンが少年時代の自分を狙って送り込まれた新型ターミネーター・Tー1000から守る為に送り込んだのだ。サラを救い出し、審判の日を防ぐために元凶サイバーダイン社へ向かう。(『ターミネーター2』)
青年に成長したジョンの前に再びターミネーター(Tー850)が現れた。審判の日は来なかったはずなのに…何故?
ひょんなことから幼馴染みのサラと再会したジョンは対ターミネーター用ターミネーターであるTーXに襲われるが、Tー850に救われる。再び始まる戦争を防ぐ事が出来るであろうか?(『ターミネーター3』)

『ターミネーター2』(『T2』)の続編っぷりは必然と思われるくらいしっかりとした設定と物語の流れ。1分もだれる事のないテンポ、そして際立ったデジタル合成と演出。どれをとっても1級品の本作はアカデミー賞4部門受賞という功績からも伺い知れます。
その前作である『ターミネーター』(『T1』)は一般的に『T2』の輝きに潜める傾向があります(地上波放送の回数からも明らか)が、ファンには絶対に忘れてはいけない存在です。
B級の低予算作品ながらも奥深い作品を作るキャメロン監督はまさに天才です。最近ではタイムパラドックスや無口で冷酷な殺人鬼などはよく見られますが『T1』は原点であり最高峰ではないでしょうか?たしかに物語自体は普通と評価するファンもいて、わからなくもないのですが、その時の技術や経済状況、その後の映画に与えた影響などを考えれば最高峰という僕の意見も理解していただけるかと思います。
エンドスケルトンになってからは、昔からの技法であるストップモーションで表現され、今でこそ見劣りしてしまいますが、逆に味があるというもの。しかし、実はあのシーンは失敗してしまったのを逆手にとった、ということを御存じでしょうか?
トラックが爆破し、中からエンドスケルトンがびっこを引きながら襲い来るシーン。本当はびっこ引きでは無かったのです。製作過程でミスに気付いた監督はその前に追加シーンをいれることで、ターミネーターが負傷したように見せることに成功したのです。
『ゴジラの逆襲』でも対アンギラスのシーンで撮影速度を間違ってしまいましたが、円谷監督が逆に俊敏に見えるという逆転の発想をしたのは有名な話。失敗を逆転させるのは今も昔も才能あらわれですね。

しかし!この作品は前座にすぎなかったのです。
『T2』はもちろんアクションあり、恒例のチェイスあり、親子愛あり、感動ありと超エンターテイメント作品に仕上がっています。
まず、注目するのは前作で冷酷かつ最強であったTー800が味方となって登場すること。凄いのはこんなにも心強い味方にもかかわらず、不安にさせしまうほどに強力なTー1000の存在。ロバート・パトリックの怪演は今でも恐怖しますね。無表情で走ってくる様は、間抜けのようで実は無茶苦茶怖い。台詞こそ少ないですが、その目は「絶対、殺す」としか考えてません。
一方のTー800はジョンとの交流の末にターミネーターに持ち得なかった感情を持つようになります。その過程は微笑ましくもあり、物深いです。シュワちゃんの演技、というか雰囲気がちゃちなヒーローを作ることを避け、無骨で不器用ながらも感情を理解する“人間”に演出したように思えます。
最後のシーンは幼いながらも僕は涙しました。まったく考えてもいなかった悲しい終わり。「なぜ、人が涙するのかが解った…」そう言いながらジョンの涙を拭うシーン。実に感動的でした。

正直こんなにも素晴らしい作品に続編はいらないと思ったのですが、2003年『ターミネーター3』(『T3』)が公開されました。にしてもリンダ・ハミルトンエドワード・ファーロンも出ないのに不安がありましたが…フタを空ければなかなかの快作でした。『T2』の焼き直しみたいな部分もありましたが、なんにしろターミネーターのシュワちゃんが見れただけでお腹いっぱいでしたよ。

現在、シュワちゃんはカルフォルニア州知事として活躍中ですが『ターミネーター4』の製作に向けてオファーが来ているそうです。もちろんOKしてないので本格的な始動となっていませんが、なんでも脚本は試行錯誤を続け完成に近付いているそうです。内容は『T3』の後日談でシュワちゃんではない別のタ−ミネ−ターが主役らしいです。つまりシュワちゃんが出てもちょい役(!)だそうです。監督は変わらずモストウ監督でジョン役もニック・スタールの予定。…シュワちゃんあってのターミネーターだと思うんですが…はっきし言ってシュワちゃんがちょい役(最悪出ない)なら期待はしません。


さて、最後にターミネーターといえばこの台詞。

「I'LL BE BACK」

「戻ってくる」という意味ですが、どういう訳かターミネーターの決め台詞となってますね。会見などでシュワちゃんが連呼したせいだとか。
劇中では普通に使われました。『T2』では若干演出が感じられますが…。簡単にまとめてみました。

『T1』では…
どこで?:警察署で
誰に?:受け付けに
その後:トラックで“戻って”くる
『T2』では…
どこで?:サイバーダイン社のエレベーター出入り口で
誰に?:サラとジョンに
その後:警察機動隊相手に大暴れ、後に警察トラックで“戻って”くる
『T3』では…残念ながら言っていない。
しかし、代わり?b>「SHE'LL BE BACK」(彼女が戻ってくる)噺世辰拭?br /> どこで?:軍施設
誰に?:ジョンとケイトに(独り言のようにも)
その後:ちゃんと彼女(TーX)が“戻って”くる
↑ちなみに予告と言ってるシーンが異なる

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なにかと論議をかもし出していた『ガメラ』シリーズの最新作が公開されました。
個人的には満足でしたw。良かったです!感想は以下のようにカテゴリーに別けて紹介します。

全体の感想

序盤はトトの育てるのですが、『のび太の恐竜』を思い出しました。トトが家に来るまで主人公・透くんは影を持った少年でした。それがトトとの出逢いで透くんの性格が少しずつ変化していきます。その描写は細かく、もし怪獣バトルがなければ、もっとゆっくりと丁寧に描いたのでしょうね。
ちょうど多感な時期である透くんは母親を交通事故で亡くしました。トトを育てることで、今まで母から受けていた、ポッカリ空いた愛情の部分を埋めることができたんですね。それは“愛される”ことではなく、“愛する”母性のようなものです。
ドラマ部分では龍居由佳里さんという『星の金貨』『砂の器』などの好評価を受けてきた、怪獣映画とは無縁の方の脚本が効をそうしたと感じました。父と子、少年と友人、そして少年とガメラ。ドラマで最も大事なのは“関係性”です。その関係性を手に取るように分かりやすい台詞は少ないので、感じとることが、観る側には必要でした。「なんで?」というような詮索心はタブー。ありままの透たちの、会話や心の動きを見る事が1番だと思いました。
出演者も、子役がほとんどですが、なかなか味のある演技をしてくれて非常に良かったです。田崎監督の力量もあったのでしょう(あの人…たまに極端なんですよねw)。
一方の特撮面は…。昔からある技法を極力使って、高レベルの映像を生み出そうとしています。
オープニングのアバンガメラとギャオスの戦いはなかなか迫力があって良かったです。ガメラの重量感、ギャオスの敏捷性など、怪獣らしい動きを堪能しました。
問題のトトガメラですが、思ってたほどの嫌悪感は感じませんでした。ただ、ジーダスと共にぬいぐるみ感が出まくりですね。それがイイと思うシーンと、微妙と思うシーンがありましたね。
高評価なのはジーダスの初上陸ですね。町を壊し、人を喰らう!映画でこんな怪獣久々に見ました。それこそ、『ガメラ 大怪獣空中決戦』以来かもしれません。でも、あんな目の前で人が食われたら克也くんはトラウマになるだろうな…w。トトガメラもそうですが大きさが8〜30〜50メートル程度で、人と建物との関係が非常に上手くおさまり、リアリティを増しています。調度『フランケンシュタイン対地底怪獣』のようですね。
ラスト、ガメラを救うためにバトンのように赤い石を運ぶ子供たちは感動的で、なにかを感じたかのように、ただ走る。少しウルトラマン的なものを感じました。

ガメラ

今回のガメラは、まさに子供の味方。しかし、昭和のようなヒーローではなく、少年たちとお互いに頑張る親友のような存在に描かれています。もちろん成長しきった状態ではないので可愛らしい表情がそうさせるのかと思います。そこが賛否両論なんでしょうがね。
今までのガメラ像を大きく壊し、最低限な部分だけを残した結果で、平成3部作のような意欲的な試行錯誤と別の意味でとても意欲的なリデザインだと思います。

ジーダス

今回の相手役。劇中では詳細をいっさい与えられないまま、出てきて、暴れて、死んでいく…この先、実に影の薄い存在になりそうな奴です。ここでは大まかなプロフィールを載せておきます。
海魔獣ジーダス
体高:50メートル
体長:150メートル
体重:2千トン
出身地:南の孤島
血液:紫色
武器:溶解性のある毒液を発するカギ爪、モリのように貫くハープ−ン舌、尻尾ムチ、喧嘩キック
特徴:その大きさのわりに身軽で、高い場所によじ上ったり、飛び乗ることができる。
   73年にアバンガメラに倒されたギャオスの肉片が、孤島に流れ着き、その肉を喰らった爬虫生物
   が異常怪獣化した。ギャオスの遺伝子からか、人を襲い、ガメラを憎む気持ちがとても強い。
   そのため、日本を目指したらしい。非常に好戦的な性格で、弱者をいたぶることで無類の喜びを
   感じる。
ジーダスは火を吐いたり、光線を撃ったりしません。それがリアルというのか、弱っちいと感じるのかは人しだいですが、もしこれ以上の武器を持っていたらトトでは勝てなかったかと思います。
また往年の怪獣プロレスを優先した結果、そこまですばしっこいというイメージがありませんでした。(メイキングではしゃかしゃか動いてたのに)そこが、体型と反比例してアンバランスでしょうが、逆に面白いなぁと感じています。

アバンガメラとオリジナルギャオス

73年に大量発生したギャオスと(おそらく長い月日をかけてか…?)戦い、死んでいった初代ガメラ。その登場シーンは短いですが、僕的には絶大なインパクトがありました。特に、ギャオスがガメラにかじり付くシーンは、妙にリアリティと恐怖を感じました。
1973年といえば…ガメラの昭和シリーズとしての最後の戦いは71年のジグラ戦…もしかしたら、翌年から大量に出現したギャオスと戦い、それが73年の最終決戦まで続いてたりしてw。つまり『小さき勇者たち』は昭和シリーズの続編という妄想解釈もできるわけですw。突拍子もないことかもしれませんが、ドラマ重視で、怪獣たちにあまり触れられていない本作を理解するにはそれくらいのバックボーンは必要ということです。

疑問

なにも、僕だって手放しで喜んだ訳では無く、気になった点があります。
怪獣たちの声。ガメラを始め、ほとんどのキャラの鳴き声が違ったのです。ギャオスも“悲鳴”のようなかん高い声になってましたが、1番オリジナルに近いのは彼。
なんで?せっかくガメラにも特徴的な鳴き声があるのに、あえてそこを封印するとは…。SEマニアであり、ガメラの鳴き声の好きな僕としてはちょっぴり残念。トトガメラは子供だから、オリジナルボイスに多少のアレンジを効かすくらいがいいと思いました。そう、言うならば、『GMK大怪獣総攻撃』でバラゴンだけオリジナルの声と程遠かったようなものです。

ファンサービス

<ケロロ軍曹>
子供に人気絶大な『ケロロ軍曹』。いたる所に出てきましたね。何か所だろう?
<ダイモン>
透くんの部屋の棚には『妖怪大戦争』の吸血妖怪ダイモンもフィギュアが!大映怪獣から以外な応援ですね。しかし、エンドロールではトトが下敷きにw
<仮面ライダーリュウガ>
これも、部屋の棚に飾ってある一品。田崎監督の劇場版『仮面ライダー龍騎 エピソード・ファイナル』に登場する悪のライダー。クリア龍騎とセット販売された、ガードベント装備の限定装備でしたw。
<包丁>
トトが厨房は探険。すると、上から包丁が落ちてきて、火炎放射を初披露!…さてはトトめ、包丁がギロンに見えたなw。

これから観る方へ

ガメラがカッコ悪い。子供が嫌い。先入観だけの食わず嫌いは損をします。よっぽど、頭がガチガチじゃなければ、それなりに良い作品に観れると思います。
ゴジラや、それこそガメラ等が生まれて以来、様々な種類の特撮映画が作られて来ましたが、この映画はある意味、今後の可能性を求めた意欲作と言えます。もちろん見ためから、欠如させた部分もありますが、この映画で何を見せたいのか?と考えればスッキリして見やすい形に収まったと思います。
田崎監督は「子供のための映画」と言ってましたが、子供たちには気恥ずかしさを感じさせ、正面から受け止めるには少し無理かもしれません。「楽しかった!」と言える子供は、とても素直に感じられる子ではないでしょうか?でも、口ではいわないだけで、たくさんの子供たちの中で感じられるものがあったはずです。それは、ガメラの顔がどーのこーの以前の話です。
この映画は難しいポジションに置かれているのかもいれません。具体的には解らないけど「なんかいいね」と思えるこの感覚。小難しい理屈を求め過ぎて、感じることを忘れている特撮に大事なものを与えてくれたと思います。
この作品は特撮界の意欲作であり、異色作であり、良作なのです。

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