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完成してからも僕らは週末になったりするとここへくるようになった 毎回みんなが集まるわけではないが 確実に僕らが集まる回数が増えた これからここを便利に使えるようにしたい という話をしたりしていた 僕らはとても幸せだった しかし、それを遮る事件が起こった この周辺を震源とした大地震がくるという予報が流れたのだ しかも、それは予報が流れてから2〜3日のうちだという 正確な時間はわからない もしかするとこうしてる間にもくるかもしれない そんな予報が流れたものだから 街は混乱に陥った 皆が皆助かろうと車を走らせ 高速道路、一般国道、この周辺の道は全部渋滞になってしまった 大混乱というやつだ 一人一人が我先にと助かろうとし とても醜い世界にみえた なぜ、お互いを助け合わないのだろう こんな事になったのは誰のせいだろう 結局僕らは一人なのだろうか・・・ そして、地震はやってきた 予報は的中したのだ 街は瓦礫に埋もれ 僕らを育てた風景はなくなってしまった みんなは無事だろうか? どこかで生きているだろうか? 嫌な予感がよぎる なんとなくの感覚で僕らはお互いを探し始めた なかなか見つからない 実際自分がどこにいるのかさえ 正確に把握できない 多分ここらへんがあいつの家だろう そうゆう思いで探した 傷こそあったが皆無事に生きていた みんなが安心して お互いの事を心配するように話していた その時 そういえば僕らの家は壊れちゃったのかな? 見に行こう! 急いで向かった いつもは簡単に行く事ができたのだが 高速道路の倒壊などから、そこへ行くには大回りをしなければならなかった 行く途中、とても多くの事感じ考えた 予報が出たときはみんな逃げようと必死であったこの街 今では、生きてる人、埋もれて動けない人 皆が皆、お互いに助け合っていたのだ とても美しい世界に見えた 僕らは一人ではなく 皆で生きているんだ まだまだ捨てたもんじゃない やっとの思いで僕らの家に着いた
やはりなんとなく形はわかるが 中に入るといった概念ではなく ただ何かあったというものになってしまっていた。。。 |

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