F73

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F73 7話

案内された部屋は地球という星を管理している部屋だった
そんな情報は考えたこともなく
人類が知的生命体の中心であるかとも思っていた
「これを人類に知らせてどうなるんだ?」

  どうにもなりません
  あなたがたはいつも通り生活を繰り返してもらえれば
  それでいいのです

「そんなこと言われたって俺は絶望感でいっぱいだぞ」

  大丈夫です
  このことを知っているのはあなただけではありません
  それにあなたがたを消滅させる事はありませんから

「俺だけじゃない?他に誰が知ってるんだ?」

  どこまで知れ渡っているかはわかりませんが
  アメリカの重要幹部である人達はここへ入ってきたので
  知っていると思います

「そうか、じゃあ日本に米軍基地があるのはここを管理するためなのか」

  そこまでは私達にはわかりません
  ですがアメリカはそうしているのでしょう

とても信じられる事ではなかった
目の前に広がる光景にただただ傍観するだけだった
機械達はまるで生きているかのように動き回っている
どれだけの数だろうか
向こう側が見えないので
下手をすると人類の数よりも多いかもしれない
「で、俺はどうやってここからでたらいいんだ?」

  そうですね
  上にある飛行機はいりますか?
  
「当たり前だ!あれは俺の宝物だぞ!あれを失ったら俺は地上で生きていけない」

  そうですか
  では上に戻ってください
  そこから地上に送り返します

「最後に一つだけ聞いていいか?」

  はい、どうぞ

「もし、俺達人類がここにある機械群を破壊しようとしたらどうなる?」

  我々の機械の方が遥かに性能が上でありますので
  そういったことは不可能だと思われます

「そうじゃなくて、もしあんたたちがいなくなったら俺らはどうなるってことだ」

  そうですね
  地球は止まってしまうので
  生存不可能かもしれませんね

「それを人類の力でどうにかできないのか?」

  あなたは変わった質問をします
  前任者はすぐ納得をして帰られましたのに

「ごまかさないで答えてくれ」

  わかりました
  あなた方の力で地球は動かせるでしょう
  我々がここからいなくなれば地球からも抜け出すことができ
  他の星に移住する事ができると思います
  つまりあなた方人類は自由に外の世界を生きることができると思います
  ただ我々がここから消滅する事になったらの話ですが

「そうか、ありがとう」
そういってこの部屋からでた
ある核心を持って僕はこの部屋を後にした
上の半球ドームの部屋にあるF73に乗り込んだ
乗った途端目の前がものすごい光に包まれた
そして僕は富士の付近を飛んでいる状態で友人に助けられた
どうやってでたのかと聞かれたが
わからないとだけ答えておいた
僕があの部屋に行ってしまったので
そのことを知っている人達が僕の元を訪れたが
記憶がないという事にしておいた
そしていつも通りの生活に戻った

F73 第6話

問いかけからの返事がないまま数分がたった

何か音がする
少しだけ地面が振動した
「なんだ?次は何が起こるっていうんだ?」
僕はとても怖かった
しかしそれとは相反して好奇心もあった
周りを見渡すと川を描いていると思っていた場所が
浮き上がり、中から階段があがってきた
「誰か来るのか?やばい、映画とかで観たことあるぞ!
 こうゆう時は戦いが始まりそうだ!」
僕は焦る気持ちと同時に何が出てくるんだろうという
好奇心でいっぱいだった
階段が上がっても誰かがでてくるわけではなかった
「こっちから行けということか?」
幸いにもF73の中に手持ちの武器を搭載していなかったので
戦うときは素手ということだ
階段を一段一段降りていった
降りた先は割りと広いわけではない
上の空間の半分、いや三分の一くらいだろうか
まぁ地球を動かしてる部分にしては想像よりも小さく感じた
周りにあるものはただ椅子が一つあるだけだった
「誰かいないのか?」
問い掛けてみるとすんなり返事がかえってきた

  ここが地球をコントロールする部屋です

「なにもないじゃないか
 どうやってコントロールするんだ?」

  そこにある椅子に座ってもらえますか?
  あなたにも見えるように可視化します

なにを言っているか理解できないが
とりあえず座った
「何がどうなるんだ?」
そう言った瞬間目を疑うような光景が目の前に広がった
ものすごい数のモニター
ものすごい数の機械
みたことのない機械が動いていた
「なんなんだこれは?」

  これが地球を動かしています
  
多少機械のことに詳しい僕にはどれがどうゆう役割を
果たす機械かは理解できなかったが
一つ一つの機械の高性能であることぐらいは感じることができた
「本当にこれでうごかすのか?」

  そうです
  
「どうなってるのか説明が欲しいんだが」

  機械の説明をしてもあなたには理解ができないと思います
  ですので流れだけを説明します
  まず、太陽と月と地球の位置関係を計算します
  次に、あなたがたの一日時間、これは体内時計になりますが
  それにあわせて太陽を一周回します
  それを今まで寸分の狂いもなく行っています

「はぁ、それで?」

  他にも行っていることはありますが
  今言った事が基本となっています

「なぜコントロールするのかを聞いてもいいか?」

  はい、私達の星では文明をつくる事で
  文明の歴史を学んだり、
  文明の知恵を学んだりして
  私達の知恵としていきます
  そうしてよりよい発展をしていくのです

「なんだって?ということは俺ら人類は監視されていて
 飼われているようなものってことか?」

  そうゆうことになります
  正確にはあなた方を作り出したのは私達ですから
  飼われているというより媒体を研究している
  ということになります

とても衝撃的だった
人類が今まで歩んできた道は研究対象であったこと
それを学び、生きている高度な文明があるということ

F73 5話

この先どうするか考えていた
正直この事を発表すれば
僕はきっと有名人になれるかもしれない
そしてF73の事、今まで研究してきたこともついでに
発表してやるかなどと考えていた
結構楽観的に過ごしていた
空を、いや天井を見上げてふと疑問が生じた
「ここは、360度囲まれている割には明るいな
 電気とかそうゆう明かりはないように見えるけどなんでだろう?」
壁が真っ白の空間というのは全体的に明るく見えるのだろうか?
まぁ解決しないことは自然現象ということですませておけばいい

  ガー・・ガー・・・

「なんだ?無線が入ってきたのか?」

  ガー・・ガー・・・

「こちらF73。なにを言っているかわからない」

  あ・た・・者で・か?
  な・こ・・入・・き・・で・か?

「うまく聞き取れない!周波数582.34だ!
 ちゃんと合わせてくれ!」

  あなたは何者ですか?
  なぜここへ入ってきたのですか?

驚いた。聞いたこともない声で話し掛けられているのだ
どうにも機械の声というか、人間の声ではないということはわかった
「僕は直哉だ。偶然にもここへ入ってしまって出方がわからない」

  そうですか。
  ここの存在を知っていたのですか?
  
「ここの存在?知らないよ。何かあるのか?」

  そうですか。
  ここはこの球体を動室の入り口になります。

「球体?あ〜この部屋のことか?この部屋動くのか?」

  いえ、部屋のことではありません。
  地球といえばわかりますか?
  ここは地球を動かしている動室の入り口です。

何を言っているのか理解できなかった
地球の中に地球を動かす部屋がある
どうゆうことだろう
そのままの意味で受け止めれば良いのか?

「申し訳ないが理解できない
 それが本当なら地球は誰かが回しているってことなのか?」
 
  そうです。
  今の文明の方なら理解できると思ったのですが
  どうやらまだ早いようですね。

「まだ早い?よくわからない。詳しく説明してくれよ」
僕はどこから発せられているかわからない声に対して問い掛けた
しかし、返事はなかった
まだ早いということなのだろうか
状況が飲み込めないまま
時間だけが過ぎていった

F73 4話

あれから割りと時間も過ぎた
色々周りのことを調べてみた結果
ずっと続いているように見える地平線も
途中から壁があり、そこに絵が描いてある感じになっている
しかし近寄ってみてもどうみても
絵には見えないのだが
F73に乗って周りを走ってみたので
大きさがだいたい掴めた
どうやら半径1km程度の半球のような場所だということがわかった
上の方はF73を飛ばすことはさすがにできないからわからないが
「直哉、直哉」
「おう!どうだ?わかったか?」
「凄いことがわかった!どうやらそこは半径1kmくらいの半球の
 空洞になってる」
どうやら予想は当たったみたいだ
「なるほどな!で、でられそうな穴はあるか?」
「それが、穴はあることにはあるんだが。。。」
「あるんだがなんだ?」
「多分、マグマが通るような穴だ。それしかない」
「そこは通れそうか?」
「いや、無理だろう。どっちかと言えば穴ではない
 ただの亀裂みたいなものだ」
「じゃあ俺はどうやってここへ来たんだ?」
色々な事実が判明して僕はどうしたらいいかわからなかった
僕がここへ入ってしまった現実に反して誰も入ることのできない空間
なぜここへ来たのか?なぜ生きているのか?
何もかもがわからなくなってきた
「あとな、お前がいるところの下の部分にも空洞があるみたいだ
 どうやらマグマがたまってるところかなんかだろうな」
「爆発はしないよな?まだ先の話だろう?」
「多分な、そうゆう事は俺にはわからんからな」
「だよな。はぁあ」
「どうする?レスキュー隊かなんかに助けてもらうか?」
「そうだな、それぐらいにしか助かることができなさそうだしな
 じゃあ頼んだぞ!」
「オッケー!じゃあまたそこで待ちぼうけしていてくれ」
「おう、わかった」
どれくらいの地下にマグマがあるんだろう
ここはそこまで大して熱いわけではない
どっちかといえば快適な方だ
どれくらいまてば助けがくるかわからないが
きっと助かるだろう
それまで気長に待つとするか

F73 3話

あれから小一時間くらいたったろうか
周りの景色は変わることなく
耽々と時間だけだすぎて退屈だ
「直哉!見つけたぞ!レーダに移ってる!」
「なんだって!やっと見つけてくれたかぁ
 どうだ?こっちに来れそうか?」
「てゆうか、お前どこにいるんだ?
 レーダにはすごい位置だぞ」
「どこかはわかんないけど、とにかく一面真っ白の世界だ
 地平線が見える」
「なにゆってんだ?教えてやるよ!
 どうやら直哉は富士山の頂上にいるみたいだ」
「はぁ、なにゆってんの?さすがに頂上なら俺でもわかるぞ」
「レーダにはそう移ってるんだがな
 もうすぐそっちにつくからまってろよ」
「おっけぃ!まってま〜す」
富士山の頂上ってこんなとこじゃないよな
普通地平線は見えないだろうし
空って白いのか?
頂上まで来たことないからさすがにわからないけど
なんとなく想像とは違うな
「おい!今頂上付近だ!なんか合図してくれ
 どこにいるかわからない」
「そうか、一応F73も止まってるし見えると思うんだがな」
そう返事をしてF73に装備されているミサイルを上に
飛ぶ様に設定し放った
ミサイルはものすごい勢いで空へ飛んでいった
どれぐらい空にあがったろうか
かなり上空で爆発した
何かに当たったのだろうか
「直哉!お前!今何した?」
「ミサイルを上に向かってぶっ放した」
「俺の推測なんだが、どうやらお前は富士山の中にいるみたいだ」
「はぁ?何言ってんの?」
「急に富士山が爆発した
 原因はお前の放ったミサイルとしか考えられない」
「マジかよ!どうゆうことだよ!
 どうやって中にはいるんだよ!
 俺は上昇して成層圏に突入して、墜落したんじゃないのか?」
「わかんねぇよ!わかんねぇけどレーダにそう移ってるし
 直哉がミサイル放ったら富士山の中で爆発したんだぞ!
 それ以外に考えられねぇよ」
ホントにそうだとしたら、すごい発見かもしれない
富士山の中はとてつもなく広く
あきらかな作り物の川などがある
理解はできないが
多分事実なんだろう
空まであるけどあれはきっと富士山の
外見の一部でミサイルがぶつかって
爆発したに違いない
しかし、そうとう地下まで来ているみたいだ
なぜならミサイルはかなり上空まであがったようにみえたからだ
「富士山の中にいるとして
 俺はどうやってでたらいい?
 入ったって事は穴があるんだよな?」
「だと思うけど、出方は今のところわからない
 どうみたって穴なんてものはない」
「そうか、じゃあもう少しなかの事調べてみるわ」
「わかった、こっちは外を調べてみる
 俺の最新機器を使って中の様子をスキャンしてみるよ
 そのために、データをとって一旦帰るがまた戻ってくるから
 心配しないで待っててくれよ」
「おっけ〜、頼んだぜ」

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