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初夏偶成 玄齋 (下平聲十一尤韻)
首 夏 妖 痾 散 首夏 妖痾散じ
好 晴 排 積 憂 好晴 積憂を排す
路 傍 童 子 戯 路傍 童子戯れ
庭 際 草 叢 稠 庭際 草叢稠し
出 戸 怡 無 事 戸を出でて 無事を怡び
把 詩 求 雅 遊 詩を把りて 雅遊を求む
日 傾 難 得 句 日傾きて 句を得ること難く
春 恨 去 悠 悠 春恨 去りて悠悠
現代語訳:
夏の初めには、怪しい病(新型インフルエンザ)が去っていき、
よく晴れた日は、積もった愁いを追いやっていった。
道ばたでは子供たちが戯れており、
庭の隅では、草むらがびっしりと繁っていた。
私は家の外へ出て、何事もなかったことを安心して喜び、
自分の詩を手にとって、風流な遊びを探し求めていた。
やがて日が傾いて、詩句を得ることが難しくなり、
春の愁いの気持ちは去り、のどかな気持ちになっていった。
語注:
※首夏(しゅか): 夏の初め、初夏のことです。
※妖痾(ようあ): 怪しい病のことです。
ここでは新型インフルエンザのつもりです。
※積憂(せきゆう): 積もり積もった愁いのことです。
※路傍(ろぼう): 道ばたのことです。
※草叢(そうそう): 草むらのことです。
※稠(しげし): びっしりと繁っている様子を指しています。
※怡(よろこぶ): 心が和らいでよろこぶ様子を指しています。
※無事(ぶじ): 変わったことがなく、穏やかであることです。
※雅遊(がゆう): 風流な遊びのことです。
※春恨(しゅんこん): 春の物思いのことです。
※悠悠(ゆうゆう): ゆったりとのどかな様子を指して言います。
解説:
今日はすっかり雨になっていますが、
今回は、初夏の頃の、大阪での新型インフルエンザが
一段落した頃の気持ちを詠んでみました。
一時期は外出もままならなかった一週間がありましたが、
その週が明けると大体は普通の状態になりました。
僕の周囲では大事になるようなこともなく、
無事に過ぎていったのでとてもほっとしています。
全国を見回すと、まだまだ収束という状況には至っていないので、
早く新型インフルエンザがおさまってくれることを願っています。
風景画像は以下のサイトのフリー素材を利用いたしました。
フォトライブラリー
http://www.photolibrary.jp/
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UPしたね。でもね妖痾は広がっているらしいよ。でもしかし静かには成りましたね。律詩素早くやりましたね。大ポチ
2009/6/10(水) 午後 9:16 [ f u k o ]
((o_(エ)_)oゴロン (o-(エ)-)oムク (*^(エ)^*)vイエーイ
ま い
登場♪
漢詩とはすごく奥が深くて素晴らしいですね(*^_^*)
いつも読ませていただいて思います。ぽち
2009/6/10(水) 午後 9:50
こんばんは、
「新型インフルエンザ」を漢詩読むのですね、
言葉が綺麗ですね。難しいですが何となく解ります。ポチ
玄さんを知らなければ漢詩など詠むチャンスがなかったです、
幸せと思い感謝です、ありがとう〜〜♪
2009/6/11(木) 午前 0:57
不孤さん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
早速五言律詩をUPしました。いつもありがとうございます。
インフルエンザでは大阪はずいぶんと静かになりましたが、
ニュースを見ていると、世界的にも広がっていっておりますね。
また冬にも気をつけなければいけないなと思います。
2009/6/11(木) 午後 5:53
まいさん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
今現在のこともなんとか工夫をして詠んでいます。
漢詩の奥深さをもっともっと探っていこうと思います。
2009/6/11(木) 午後 5:55
ほしさん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
今回は「妖痾」という言葉を新型インフルエンザのつもりで詠んでみました。
比較的穏やかな日常に戻ったことを喜ぶ気持ちを詠んでみました。
僕もちょっとしたきっかけで漢詩に夢中になってきました。
気軽に読んでもらえるように、これからもわかりやすい漢詩に
していこうと思います。
2009/6/11(木) 午後 6:01
新型インフルエンザ"nfluenza A(H1N1),大丈夫?
台湾で感染患者が発生しました。(24例(死亡0))
お大事に。
豚は可哀想だと思います。
2009/6/12(金) 午後 4:17 [ pure taiwan ]
Pure さん、コメントありがとうございます。
僕の住んでいる大阪では、一時期に感染者がたくさん出てきましたが、
先月末頃には感染の広がりがおさまって平穏な日々が続いています。
日本でも死者は出ていませんが、世界的な感染者の広がり具合が
とても心配になりますね。冬も気をつけていこうと思います。
世界中でも早く感染がおさまってくれればいいなと願っています。
豚の評判が悪くなったのも心配ですね。
2009/6/13(土) 午前 11:10
お気持ちを漢詩に詠めるって素晴らしい〜ですね☆
尊敬〜です!!ぽち☆
みゆっぴ♪は専ら、何方かがお作りになった漢詩を書くばかり・・・書の作風を変えるためにも・・・
漢詩を作るお勉強も必要かと、思い始めています。
また楽しみにお邪魔させて頂きますね。
2009/6/13(土) 午後 0:20
みゆっぴさん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
今回は僕の気持ちを素直に詠んでみました。
心情を風景に託して、もっとうまく作っていければと思っています。
僕もたくさんの漢詩を作っていって慣れていきながら、
漢詩を作るためにいろんな事を勉強していかないとと思っています。
世の中のことももっと勉強して、心の肥やしにしていければと思っています。
2009/6/13(土) 午後 0:38
インフルエンザが一段落して、春愁も去ったというところでしょうか。
時事的出来事を上手く詩にしておられる。
さすがは玄様。
ポチです。
2009/6/13(土) 午後 3:49
はせさん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
大阪では夏の到来とともにインフルエンザの感染が一段落して、
普段通りの日々が戻ってきて、春の愁いもおさまった、
そんな風に思って少し安心しています。しかし一方で
世界ではまだまだ感染が広がっていくのはとても気がかりです。
時事を的確に詠むことは難しいなと、今回は特に思います。
これからも挑戦していきます。いつもありがとうございます。
2009/6/14(日) 午後 6:33
インフルエンザもなんとなく終息しつつあるようですね。感染者はちょこちょこ出てますけど。
2009/6/14(日) 午後 9:55
ウィルさん、コメントありがとうございます。
いまだに少しずつ感染者が出ていますが、国内ではおさまりつつ
あるようですね。国内の死者が出ていないのは幸いですね。
今度は冬頃に気を配っている必要があるのかなと思います。
今度はマスク等が売り切れるなどの騒動がなければいいなと思います。
2009/6/16(火) 午後 2:55
課題・席題・絶句で作れよ。新しい勉強の合間で良いからね。
2009/6/20(土) 午後 0:45 [ f u k o ]
不孤さん、コメントありがとうございます。
只今所用が続いていますので、日曜以降に課題に取り組みます。
勉強と用事の合間に作っていきます。
2009/6/20(土) 午後 3:16
夏を迎えての明るい感じがよく出ていると思います。最後を「悠悠」で終わるのもいいな。玄さんがそういう感じでいらっしゃるのだと思うとうれしいです。
2009/6/24(水) 午後 2:04
akiko さん、コメントありがとうございます。
夏を迎えて、インフルエンザの騒動も一段落して、
僕の気分も少し明るくなりました。
悠悠と、気分だけでものんびりしていればいいかなと思っています。
本格的に暑い夏が来る前に、もう少し漢詩を詠んでいけたらと思っています。
2009/6/24(水) 午後 5:35
積もりつもった憂い・・・そういうものは、書くときのメタファーにもなりますね。自分自身が本当にそうであるということではないかと思います。
とても味わい深いですね。
今日は玄さんの漢詩を読ませて頂きありがとうございます。大ポチです。
2009/6/25(木) 午後 11:40
Ruri さん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
積もり積もった愁いは、インフルエンザ騒動で家にじっといた一週間には、
そんな気持ちを感じるときがありました。これも漢詩の材料ですね。
こういう表現を、漢詩を作りながら見つけるのも楽しいです。
漢詩をしっかりやりながらほかの勉強にも取り組む、
そんな風に日々を過ごせればいいなと思います。
いつもありがとうございます。感謝しています。
2009/6/26(金) 午後 3:20