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病中漫吟 其三 玄齋 (上平聲十一眞韻)
病 臥 已 經 旬
對 書 排 悶 辰
老 荘 知 展 卷
根 本 在 修 身
偏 願 醫 多 疾
切 思 安 兩 親
自 雖 生 短 命
未 死 惜 陰 人
書き下し文:
病中漫吟 其の三 玄齋 (上平声十一真韻)
病臥 已に旬を経る
書に対いて悶を排するの辰 老荘 巻を展べて知る 根本 身を修むるに在りと 偏に疾多きを医せんと願い 切に両親を安んぜんと思う 自ら短命に生まるると雖も 未だ死せざれば 陰を惜しむるの人たらん 現代語訳:
病気で床について、もう十日が経過した。
今は書物に目を向けて心の憂いを取り除こうとしている時だ。
『老子(ろうし)』や『荘子(そうじ)』などの書物を開いて分かったことは、
物事の根本は、自分の心や行いを正しくすることにあるのだということだ。
ひたすらに私の何度も病気をするのを治療したいと願い、
心から両親を安心させたいと思っている。
私はもともと短い寿命で生まれたのだとしても、
まだ死んでいないのだから、生きているうちはわずかな時間も大切にして、
努力をしていく人になろうと思う。
語注:
※病臥(びょうが): 病気で床につくことです。
※已(すでに): 「もう」という意味です。
※経旬(けいじゅん、じゅんをへる): 十日を過ぎることです。
※対書(たいしょ、しょにむかう): 書物に目を向けることです。
※排悶(はいもん、もんをはいする): 心の憂いを取り除くことです。
※辰(とき): 「時(とき)」と同じ意味です。
※老荘(ろうそう): 老子(ろうし)と荘子(そうし)が書いた書物、
『老子(ろうし)』と『荘子(そうじ)』を指しています。 ※展巻(てんかん、かんをのぶ): 書物を広げることです。
※修身(しゅうしん、みをおさめる): 心や行いを正しくすることです。
※偏(ひとえに): 「ひたすらに」という意味です。
※医(いする): 病気を治療することです。
※多疾(たしつ、やまいおおし): 病気がちであることです。
※切(せつに): 心から、ひたすらに、という意味です。
※安(やすんずる): 安心させることです。
※自(おのずから): もともと、という意味です。
※雖(いえども): 「たとえ〜であったとしても」という意味です。
※短命(たんめい): 寿命が普通の人より短いことです。
※惜陰(せきいん、いんをおしむ): わずかな時間も大切にして
努力をすることです。
解説: 入院中に作った漢詩の三つ目です。
実際には一つ目の漢詩よりも先に作ったものです。 当時の悲壮な決意を五言律詩にしていました。
僕の好きな言葉に、「死而後已(死して後已む: ししてのちやむ)」 という言葉があります。 三国志の諸葛孔明の「後出師表」に出てくる言葉です。
死んでから後に終わる、つまり、死ぬまで努力を続ける、という意味です。
僕は寿命は短くても生きているうちは全力で努力をしたい、
今もそう思っています。
健康にきちんと気をつけて、少しでも両親を安心させながら、
決して努力をやめないでいたい、そう思います。
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玄さん・・・
今回もすごくいいですね。玄さんだけでなく私に言える事と思い、玄さんの漢詩から学ぶことがたくさんあります。
三国志は夢中でみましたが・・・しっかり心に入ってなかったんですね。
明日田舎に行ってきます。たくさんの愛する人の新盆ですので・・・
一生懸命生きてる玄さんに。。。ポチ☆
2011/8/11(木) 午後 10:24 [ さんぼうやま ]
ご事情があってのことでしょうが、残念です。でも、ブログがなくても生きていけます。生きている間は、できることをして一心に生きてください。私も・・
2011/8/12(金) 午前 7:05 [ sac*i*o_shi*ais*i ]
玄さんにとって、ブログは自己表現するのに大切」な道具の一つなのでは?またの復帰をお持ちしてます。
2011/8/12(金) 午後 0:04 [ フー ]
無理をなさらず、でも、いつか復帰されることを気長にお待ちしています。
2011/8/12(金) 午後 9:21 [ 甘夏 ]
玄さん、なかなかコメント出来ていませんでしたが、毎回、詩を楽しんで読ませていただいてました。
いつも貴方の、誠実で真摯な思いに触れて、私自身も背をしゃんと伸ばしていかなきゃ…と、
元気をいただいていました。
ご無理は禁物ですが、復帰をお待ちしています。
2011/8/13(土) 午前 6:31 [ キラキラヒカル ]
こんにちは〜♪
退院されたばかりなのに
お身体の具合がよくないのでしょうか?
少し心配しています。
また、暑い日が続いています。
御身ご自愛を。。。。。。。。
2011/8/13(土) 午後 0:01
清水太郎さん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
清水太郎さんもいろいろと大変な状況で過ごされているのですね。
僕も何とかがんばっていきたいなと思います。
2011/8/20(土) 午前 8:08
栗の木童子さん、コメントありがとうございます。
以前は悲壮感をもってこのように考えていましたが、
今は少しでも前向きになって、死ぬまでの努力を続けていこうと思います。
今後も僕の気持ちを切実に漢詩に表していけるようにしたいなと思います。
2011/8/20(土) 午前 8:10
ある おかんさん、コメントありがとうございます。
適度に力を入れながら、全力でがんばっていきたいなと思います。
治療にもきちんと力を入れて少しでも長生きしながら、
いろんな事をがんばっていきたいなと思います。
2011/8/20(土) 午前 8:11
ゆーみんさん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
三国志がお好きだったのですね。諸葛孔明は僕も好きな人物です。
おそらく諸葛孔明も相当な覚悟でこの言葉を使っていたのだと思いました。
きちんと努力を続けながら、いろんな事に配慮していきたいなと思います。
僕自身ももっとしっかりしていこうと思います。
2011/8/20(土) 午前 8:14
さんぼうやまさん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
きちんと努力をしていきたいなという気持ちを詠んでみました。
三国志も中国の古典にのめり込むきっかけになっています。
いろんな言葉をそのたびにきちんと吸収していきたいなと思います。
お盆は郷里に行かれたのですね。
僕もいつかは体勢を整えて僕のご先祖にご挨拶をしなければと思っています。
もっとしっかりとしながら生きていきたいなと思います。
今後も努力を怠りなく過ごしていこうと思います。
2011/8/20(土) 午前 8:49
sac*i*o_shi*ais*i さん、コメントありがとうございます。
ようやく少しは気持ちを落ち着けて、ブログを再開することにしました。
今後もいろんな事に夢中になって、日々過ごしていきたいなと思います。
また改めてブログにご挨拶に伺います。宜しくお願いいたします。
2011/8/20(土) 午前 8:51
フーさん温かいコメントをありがとうございます。
最近までにできてきた人間関係と、ブログは僕の心の支えだと思います。
またきちんとブログを続けていこうと思います。
いろんな事もしっかり考えながら、僕ももっと強くなっていこうと思います。
2011/8/20(土) 午前 8:54
あまなつさん、コメントありがとうございます。
今後は気持ちに余裕を持ちながら、しっかりとブログを続けていこうと思います。
いろいろとやりたいことが出て来ましたので、
少しずつ取り組んでいこうと思います。
2011/8/20(土) 午前 8:56
キラキラヒカルさん、コメントありがとうございます。
コメントをしていなくても、きちんと見ていただいている方が多いのに最近気づきます。
僕ももっと元気になって、ブログを続けていこうと思います。
また再開までの間に、ブログを訪問いたします。
2011/8/20(土) 午前 8:58
吉祥天さん、コメントありがとうございます。
ご心配をおかけしました。ようやくブログ等を再開しようと思えるようになってきました。
身体の具合はずいぶんよくなってきたので、
諸々の問題をきちんと考えながら、ブログも続けていこうと思います。
また再開時に、ブログや facebook を訪問いたします。
2011/8/20(土) 午前 9:00
私も死ぬ前に、いろいろな事を知っておきたいと思ってます。
努力・・・しなきゃですね。^^ ポチ
2011/8/22(月) 午前 0:43 [ Kapok ]
Kapok さん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
生きている限り、僕もきちんと生きていきたいなと思います。
漢詩のように、きちんと努力できればいいなと思います。
ようやくブログを再開しましたので、またそちらのブログにも訪問いたします。
2011/8/22(月) 午前 9:55
死而後己はスバらしい言葉ですねえ!
諸葛孔明の言葉ですか?
これは、死とは何かを知らない野生のものの如くに生きる生き方なんですね。棺桶に入るまでは青春真っ只中で生きてやりましょう〜!〜・
2011/8/24(水) 午前 0:29 [ guutaratei ]
guutaratei さん、コメントありがとうございます。
「死而後己」という言葉は、諸葛孔明が主君の劉禅に対して
奏上した『後出師表』の中の、
先帝(劉備)が有能な人と言っていた曹操はすぐれた軍略家であるが、
あのような覇業を達成できたのは、何度も自分の命をかける状況を
くぐり抜けたからであり、ましてや自分は能力が低いので、
危機にさらすような状況をさらにくぐり抜けなければならない、
私はこの危難に際して生きている限り全力で臨みます、
という内容の、最後の部分に当たりますね。
僕も命があるまではきちんと一生懸命に過ごしていきたいなと思います。
ゆっくりとでも着実にがんばっていこうと思います。
2011/8/24(水) 午前 8:44