玄齋詩歌日誌

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 先ほどの漢詩の解説をこちらに載せます。
 コメント覧はこちらに設けました。よろしくお願いいたします。
 
 先ほどの漢詩の記事 - 漢詩「偶成・二十七韻」(五言古詩・一韻到底格)
 
 先ほどの漢詩の語注の記事 - 先ほどの漢詩「偶成・二十七韻」の
 語注です。
 
 
 
解説:

 また長い詩になりました。
 
 僕の現在の勉強の成果と、恋人を想う気持ちなどを、もっと長い漢詩に綴ってみました。一句が五文字の五十四句にわたるさらにさらに長編の漢詩になりました。これは「五言古詩一韻到底格(ごごんこしいちいんとうていかく)」という漢詩の形式で、偶数番目の句の五番目の文字で同一の韻を踏むことを基本的な条件としている漢詩です。絶句や律詩などと比べて制約の緩い「古詩(こし)」の形式の一種です。今回は普通の平声(へいせい)の韻を使いました。韻目は「曹丕(そうひ)」の「丕(ひ)」を使いたいために下平声の「支」の韻を使いました。どんどん韻の文字がはまっていくのが不思議でした。

 僕は普段、時々失言をしてしまうことが結構あります。それも自分の意思とは正反対に言葉が展開していって、ひどい状況になることがあるのです。そういうものを改めるために漢詩の勉強にはまっていきました。もっともっと自分の言語能力を磨いていきたい、そう思っています。

 僕の好きな言葉に、「此の人にして此の言有り(このひとにしてこのげんあり)」というものがあります。道理とか、そういうものを口にするには、本当にその道理を頭だけでなく身体にもしみこませるほどに完全に身につけてからでないといけないと思います。「明けない夜はない」という言葉にしたって、それを口に出す人間がたいした苦難もなく脳天気に人生を過ごしてきた人であれば、その言葉は決して信用されないと思います。
 
 この宋の時代の儒学者の程頤(ていい)は、そんな苦難を味わい尽くした人です。彼は道を究めるために自分にも人にも厳しい人で、とても多くの論敵・政敵を作ってしまって、七十過ぎまで生きましたが、死を看取る人が弟子の二・三人のみで、のちには墓のありかも分からず、朱子学を大成した朱熹(しゅき)がその人の学問を再評価しなければ、今頃は全く跡形もなくなっていたであろうという人です。その彼のどうしようもなく不遇な人生を支えたのが易に書かれた道理なのです。
 
 この宋の時代の学者には生きている間は無名だった人が多く、苦難の中で一生を過ごした人が多いのです。僕は、そんな風に歴史の上で良く書かれていない人の事蹟や学問を調べることが多いです。歴史に苦しめられた人の血を吐くような言葉は、本当に僕の身にしみてきます。本当の哲学を感じるのです。

 三国志で有名な曹操(そうそう)の三男で、曹丕(魏の文帝)の弟の曹植(そうしょく)には「七歩の才(しちほのさい)」というすぐれた詩を作る能力があります。兄の曹丕(そうひ)が弟に、「七歩、歩くうちに詩を作らないと殺すぞ」と命じると、弟はすぐに詩を作って、自分の苦しい胸の内を語りました。
 
 いざというときに自分の身を、愛する人を守れるほどのすぐれた詩を作る能力、本当に身につけたいと、切に思っています。漢詩に命をかけています。自分の大切なものを守れるほどのものを身につけたいです。そのために残りの人生すべてをかけたい、そんな決意を漢詩にしていました。

閉じる コメント(28)

玄さん、女性を泣かせちゃイケマセンよ。 なんちゃって。。
内容とは別に、ここまで漢詩の表現に 熟達なさったことが、なによりもボクは スゴイ、と思い、、、

わが身を かえりみて、恥じ入るばかり。。
ボクも、がんばります。

2011/9/25(日) 午後 0:36 ピン太郎

ピンパパさん、コメントありがとうございます。
漢詩のいろんな表現を学んでいろんな形で気持ちを表現していきたいと思います。
僕は今後もきちんとがんばっていきたいなと思います。

2011/9/25(日) 午後 4:32 白川 玄齋

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玄さん、すべてをかけて恋をしなさい、
それで読めた漢詩は本物です。
貴方には出来ますよ。漢詩で恋の返事素敵です。
みんなと同じことでは飽きます、貴方にしか出来ない世界に一つ恋の漢詩、応援します。☆

2011/9/25(日) 午後 9:31  HOSI 

続けて読むのもいいものですね。。

2011/9/25(日) 午後 9:33  HOSI 

すごい長い詩ですね!
これだけのものを作れるなんてすごいです。

2011/9/25(日) 午後 9:46 ウィル

こんばんは✿
玄さんは凄いですね。
こんなに長い漢詩を作られて。
ゆーみんは三国志が好きなので
兄弟のお話もじっくり読ませていただきました。
弟がすぐ様、詩を作る・・・
そういう世の中だったのかもしれませんが
どんな気持ちだったのかと思うと
胸が苦しくなります*゜✽。+*✽

玄さん、身体労わって下さいね☆
傑作ポチッ♫☆✽。+*✽ +*✽ +*✽ '・:☆*゜・+♬*゜・+✿

2011/9/26(月) 午前 2:24 ゆーみん♪

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私の人生はこの詩句の中にあるのです――

人は哀しみの種を詩にするものですね。傑作ポチ。

やっと秋になりました。もう肌寒いですね。
どうぞご自愛ください。おはようございます。

2011/9/26(月) 午前 4:54 瑠

ほしさん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
漢詩をきちんと作っていきながら、お相手の方のために
きちんと気持ちを示していこうと思います。
漢詩をできる限り究めていきたいと思いました。
それぞれのコメントにリコメを返していきます。

2011/9/26(月) 午前 10:21 白川 玄齋

ウィルさん、コメントありがとうございます。
こんな長い漢詩を作れるとは、先月頃には思ってもみませんでした。
お相手の方を想って、えいやっという形で作ってみました。
こういう漢詩にもきちんと熟練していければと思います。

2011/9/26(月) 午前 10:26 白川 玄齋

ゆーみんさん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
長い漢詩であなたへの想いを再び綴っていました。
曹植が作った「七歩詩(しちほのし)」は、次のようなものです。

煮豆燃豆萁, 豆を煮るに豆萁(とうき)を燃やせば
豆在釜中泣。 豆は釜中(ふちゅう)にありて泣く。
本是同根生, 本(もと)是れ同根に生ぜしに,
相煎何太急? 相い煎(に)ること何ぞ太(はなは)だ急なるか

(私訳)
豆を煮るときに豆のからを燃やすと、
豆と豆がらは、元々同じところから生じたのに、豆がらは自分を燃やして
身内の豆を煮ている。だからこそ釜の中で音を立てて泣いているのです。
そうです。本来は同じ根から生まれたものなのです。
どうして豆がらは、豆を煮るのをそんなに急いでいるのでしょうか?
(兄さんはなぜ、そんなに激しく自分を責めているのですか?)

(つづく)

2011/9/26(月) 午前 11:06 白川 玄齋

(つづき)

とても切ない詩だと思いました。
僕の親類のことなどを考えて、とても切なくなりました。
こんな対立をする状況を作りたくないなと、
いつも念頭に置いて行動しようと思いました。
こういう切ない詩の中に、その人の人生が詰まっています。
こういう詩も研究して、きちっとあなたへの想いを伝えようと
改めて思いました。身体にも気をつけて、
これからもきちんとがんばっていきます。

2011/9/26(月) 午前 11:15 白川 玄齋

Ruri さん、コメント + 傑作ポチ、ありがとうございます。
残りの人生を、お相手の方への気持ちを、
きちんと詩句の中に込めたいなと思います。
急に寒くなりましたので、もう窓を閉めています。
体調にもきちんと気をつけていこうと思います。

2011/9/26(月) 午後 2:21 白川 玄齋

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大作が続いていますね。
全てをかけて 漢詩に取り組むなんて 素晴らしいですね。
それだけ打ち込める物を 私も見つけたいです。
そして説得力のある言葉を使う価値の伴う人間に
いつかそんな風に生きれるように なりたいです。。。

2011/9/27(火) 午後 2:36 ある おかん

ある おかんさん、コメントありがとうございます。
残りの人生を投じて、漢詩を極めようと思っています。
お相手の方への気持ちを、きちんと表現していこうと思います。
もっともっと頑張っていって、説得力のある形にしていきたいなと思います。

2011/9/27(火) 午後 5:11 白川 玄齋

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心から純粋に尽くすということは、とてもあたたかいことですね。私も早くそういう人と一緒に歩きたいなあ・・・。あはは。ジョークです。

いい秋でありますようにね。^^

2011/9/27(火) 午後 9:54 瑠

Ruri さん、コメントありがとうございます。
お相手の方への気持ちを漢詩でもきちんと示していこうと思います。
お相手の方のためにもきちんと日々がんばっていきます。

2011/9/28(水) 午前 7:18 白川 玄齋

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とことん自分に厳しい人というのはすごいなあと思います。とことん甘い人はいやですね。だいたいは厳しさと甘さをうまくバランスとりながら生活しているような気がしますが、玄さんはご自分に厳しい方だと思うので、がんばりすぎないようにしてくださいね。

2011/9/28(水) 午後 0:52 あきこひめ

akiko さん、コメントありがとうございます。
きちんと休憩しているときは休憩していますので、
僕もそれなりに余裕を持って過ごしていると思っています。
この漢詩も準備に長い時間がかかるだけで、
作詩自体にかかる時間は二・三時間程度です。
僕としてはマイペースで行えていると思っています。
僕なりにマイペースできちんとがんばっていこうと思います。

2011/9/28(水) 午後 7:40 白川 玄齋

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お久しぶりです。
ゆっくり読みたいので、時間のある時にと思っていたら、なかなか。。
それでももう少ししたら、じっくり読む機会ができるので、
その時に一気読みさせていただきます(笑)
「此の人にして此の言有り(このひとにしてこのげんあり)」
は自分への戒めにしたいと思います。
言葉に責任をもつという事は歳を重ねていくにつれ、そう感じます。

2011/9/29(木) 午前 9:49 [ - ]

まーるさん、コメントありがとうございます。
ここのところ連続して、お相手の方への漢詩を作っています。
コメントはそれぞれの方が都合のよいときにすればよいと思います。
きちんと言葉に責任を持っていきたいなと思っています。

2011/9/30(金) 午前 7:14 白川 玄齋


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