玄齋詩歌日誌

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さて、ここで問題は「缶を鼓して歌う」時の心境です。嘆きをどのように克服したのでしょうか。『荘子』では、荘子の奥さんが亡くなったときに瓦を打ち鳴らして歌っており、それを見た友人の恵施(けいし)が訝る場面があります。その時の心境はどうであったのでしょうか。

三国時代の魏の王弼(おうひつ)の解釈は、「生を養い、無為(むい)に過ごす」とあります。「無為(むい)」とは何もしないことでなく、ぴったりとその時々の道理に従って行動するので、他人からは何もしていないように見えることです。この場合の道理とは北宋の程頤(ていい)の解釈では「楽天知命(らくてんちめい)」とあります。

「楽天知命(らくてんちめい)」とは、『易経』の易の哲学を論じた「繋辞伝(けいじでん)」の一節で、天命を知る、つまりその時におかれた環境や状況を受け入れて、その天命の中で心安らかに過ごすことを意味する言葉です。

死期の近づくことをただ嘆かないためには、自分の身を大切に養いながら、あるがままの環境や状況を受け入れるために、自分がすることを少なくして、できる限り本当に自分のしたいことのみをすることで、残りの人生を心安らかに過ごすことができる、ということです。

以上をまとめますと、以下のような現代語訳(意訳)になります。


(その八に続く)

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>できる限り本当に自分のしたいことのみをすることで、残りの人生を心安らかに過ごすことができる、ということです。
>残りの人生好きなように・・

イイネ

2012/9/9(日) 午後 2:59  HOSI 

ほしさん、こんにちは。幾重にもご丁寧で温かいコメントとポチをありがとうございます。残された時間、今の環境の中で楽しみ、心安らかに過ごすということを、もう少し丁寧に述べたものです。私も残りの人生を悔いなく過ごしていこうと思います。

2012/9/9(日) 午後 5:04 白川 玄齋


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