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冠句(かんく)の月刊誌、『文芸塔』の三月号の入選分です。
まず、繰り返しになりますが、冠句(かんく)の説明からいたします。
冠句(かんく)は五七五のうち、
最初の五文字の冠題(かんだい)というお題に対して、
付句(つけく)といわれる七五を作るものです。その時の注意点は、
(一)付句は冠題の説明にならないようにすること。
(二)冠題と付句が接続語の「を」や「は」でつながる関係に
ならないようにすること。
(三)冠題が季節のものならば付句は季節の言葉を
使わないようにすること。
(四)冠題と付句がある程度離れた形で表現されていた方が良い。
とされています。
投稿したうちで次の五句が入選していました。
早朝に詠んだものと、通院の待ち時間の間に
作った句の中から選び取って、投稿していました。
「自由題」とあるものは冠題も自分で考えるものです。
「恨み言〜」の句は震災のことを思いながら、
幾度も推敲を繰り返してできた句です。
遠方から震災のことを思って詠むのですから、
苦吟の末に詩歌を作らないと、被災地の気持ちを
本当にくみ取ったものにはならないと思って、
推敲を繰り返して作ってみた句です。 今月も大量に投稿するお題がありますので、
早朝と通院時に詠みためたものを、
きちんと選んで推敲して投稿していこうと思います。
これからもがんばっていきます。
以下、入選句です。
冠句「三月号入選作」
●冠題「寒く晴れ」
寒く晴れ 行く先のある人ばかり
寒く晴れ 甥の朗読声高に
●冠題「多い人」
多い人 外来患者の待ち時間
多い人 交わす言葉もなくていい
●自由題(冠題も自由に考えることができるものです)
恨み言 人なればこそ言い易(やす)し
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