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今回は冠句(かんく)の月刊誌、
『文芸塔』の四月号と五月号の入選分です。
体調も崩しておりましたので、今回は二月同時に UP します。 まず、繰り返しになりますが、冠句(かんく)の説明からいたします。 冠句(かんく)は五七五のうち、
最初の五文字の冠題(かんだい)というお題に対して、
付句(つけく)といわれる七五を作るものです。 (一)付句は冠題の説明にならないようにすること
(二)冠題と付句が接続語の「を」や「は」でつながる関係に
ならないようにすること
(三)冠題が季節のものならば付句は季節の言葉を
使わないようにすること
(四)冠題と付句がある程度離れた形で表現されていた方が良い
とされています。
投稿したうちで次の句が入選していました。
今回も早朝に詠んだものと、病院の通院の待ち時間の間に
作った句の中から選び取って、投稿していました。
「自由題」とあるものは冠題も自分で考えるものです。
「憂う春」の一句目は、自分の悩みだけではなくて、
その悩み苦しみを通じて、他の方を思いやる気持ちを養い、
東北のことも自分の問題として考えていこうと、
そういう気持ちを詠もうとしたものです。
「声やまず」は大阪市の今の動きです。
その浪人生たちももっとしっかりとして欲しいなと思いました。
「匂う中」の「地下鉄〜」は、大阪の地下鉄でのぼや騒ぎです。
駅員のたばこの不始末が原因だというのは呆れました。
「自由題」の「寒鴉〜」は、実際に見た場面です。カラスは強いです。
「寒鴉(かんがらす)」は冬のカラスのことです。
これからも冠句もしっかりとがんばっていきます。 以下、入選句です。 冠句「四月号入選作」
●冠題「笛吹かれ」 笛吹かれ 投票所までひとまたぎ
笛吹かれ 万事休すのロスタイム
●冠題「憂う春」 憂う春 我が一身の些末事
憂う春 良き人だけが増えていく
●自由題(冠題も自由に考えることができるものです) 世話係 さして悩んでいないでしょ
冠句「五月号入選作」 ●冠題「声やまず」 声やまず 維新に集う浪人生
声やまず 改革改革くたびれた
●冠題「匂う中」 匂う中 地下鉄構内騒然と
匂う中 検索ワードにまだ出ない
●冠題「刻む音」 刻む音 秒針常に死に向かう
●自由題(冠題も自由に考えることができるものです) 寒鴉 極道までも身をかがめ
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2012年05月15日
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