|
●原文:
納涼烟火 玄齋 (下平聲十一尤員) 夏 夜 待 望 江 上 遊 長 途 來 客 集 高 樓
忽 驚 烟 火 雷 霆 響 花 發 上 天 輝 兩 眸
●書き下し文:
題: 「納涼(のうりょう)烟火(えんか)」 夏夜(かよ)に待望(たいぼう)す 江上(こうじょう)の遊(ゆう)
長途(ちょうと)の来客(らいきゃく) 高楼(こうろう)に集(つど)う
忽(たちま)ち烟火(えんか)の雷霆(らいてい)の響きに驚き
花は上天(じょうてん)に発(ひら)きて両眸(りょうぼう)を輝(かがや)かさん
●現代語訳
題: 「夏の夜に花火を見て涼む時のことを漢詩に詠みました」 夏の夜に川の上の船旅を待ち望んで、 遠い所からやって来たお客さんたちは、
高い建物の上に集まっていました。
するといつの間にか、花火が激しい雷のような音を、
響かせているのに驚き、
その花火の花が空に咲いているような姿に、両目を輝かせていました。
●語注:
※納涼(のうりょう): 夏に涼むことです。
※烟火(えんか): 花火のことです。
※夏夜(かよ): 夏の夜のことです。
※江上(こうじょう): 川の上のことです。
※遊(ゆう): 長旅をするということです。
「江上の遊」で、船で長旅をすることです。
※長途(ちょうと): 長い道のりのことです。
※高楼(こうろう): 周囲を見晴らせるような高い建物のことです。
※忽(たちまち): 「いつの間にか」という意味です。
※雷霆(らいてい): 激しい雷のことです。
※上天(じょうてん): 「空(そら)」のことです。
※発(ひらく): 「開く」と同じです。
※両眸(りょうぼう): 両目のことです。
「眸(ぼう)」は「瞳(ひとみ)」のことです。
●解説: おはようございます。花火の漢詩をお届けします。 これは漢詩の会の課題の一つです。
漢詩の会も夏休みですので、その間の月の課題の一つです。
花火の漢詩で皆さんに涼んでいただけるといいなと思います。
各地の花火大会も、自粛や、警備や予算が間に合わない等で
中止になる所も多いですが、
そんな中でも、毎年の夏には打ち上げ花火が行われて、
明るい気持ちになれればいいなと思っています。
私も漢詩や漢文を学んでいく中で少しでも
漢詩や漢文の学問での大きな花を
ぱっと咲かせることができればいいなと思いました。
これからも元気にがんばっていきます。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2012年07月15日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]




