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●原文:
梅園詩會 玄齋 (下平聲十一尤韻)
詩 人 來 會 仲 春 遊 案 句 梅 園 凝 醉 眸
添 興 艷 容 加 興 酒 枯 腸 探 盡 以 何 酬
●書き下し文:
題: 「梅園(ばいえん)詩会(しかい)」
詩人 来たり会す仲春(ちゅうしゅん)の遊
句を梅園(ばいえん)に案ぜんと酔眸(すいぼう)を凝(こ)らす
興(きょう)を添(そ)うる艶容(えんよう) 興を加(くわ)うる酒
枯腸(こちょう)を探り尽して何(なに)を以(もっ)て酬(むく)いん
●現代語訳:
題: 「梅の庭園で漢詩の会を催す光景を詠みました」
詩人たちはこの陰暦二月の春の中頃の遊び(詩会)を
楽しむために、集まってきました。
詩句を梅の庭園の中で考えようと、
酒に酔ったぼんやりとした目を凝らして見ていました。
興を添える梅のあでやかで美しい姿に、
さらに興を加えるお酒があります。
そんな時によい詩歌の浮かばないはらわたの中を
すっかり探り尽くしてしまって、
どうやってこの美しい梅の花とお酒に報いることができるのかと、
考えあぐねていました。
●語注:
※梅園(ばいえん): 梅の木をたくさん植えてある庭園のことです。
※仲春(ちゅうしゅん): 陰暦の二月のことです。春の真ん中のことです。
※酔眸(すいぼう): お酒に酔ったときのぼんやりとした目つきのことです。
※艶容(えんよう): あでやかで美しい姿のことです。
※枯腸(こちょう): 干からびたはらわたのことで、(作詩などの)よい考えが
浮かばないことのたとえとして使われます。
●解説:
今月の課題です。先日完成させて間もないです。
ほかの作業に時間を取られていましたが、ようやく終わりましたので、
もう一つの課題と、今月作っていた漢詩を少しずつ UP していきます。
まだ作成途中のものもありますので、それを今月中に処理していきます。
梅の庭園での漢詩の会、そんな光景を詠んでいます。
美しい梅の花を眺めてお酒に酔いながら、
「ああ、うまい漢詩が思い浮かばないな。。。」
と、独り言をつぶやく、そんな情景を詠みました。
入院する前までは何とか歩くことができていましたので、
大阪天満宮の中の敷地での漢詩の会にも出席していました。
例年の梅の時期ですと大阪天満宮では盆梅展(ぼんばいてん)が
開かれていて、樹齢のとても長い梅の盆栽を見ることができます。
太い幹と梅の香りと、とても見事なものです。
今は病気の影響で車いす生活ですので漢詩の会にも
出席できていませんし、もう一つの病気の療養のために
外出ができない状況ですが、
せめて人生であと一回くらいは行ってみたいなと思います。
そのためにもきちんと療養をしていかないとと、
改めて思いました。日々学びながら、
心身を健康にして過ごしていこうと思います。
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2012年03月21日
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