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昨年の熊本大分地方を中心に大きな被害をもたらした大震災から1年。御船町の佐々木さんの雅松園が、リニューアル開園しました。
昨年の震災の折、四国の平松さんたちと連絡を取りながら大分から雅松園をめざしました。「本震」の前でしたので、何とか雅松園にたどり着き、園の整理を手伝いはじめた夜に、本震が!
あれから1年。開園を告げる知らせが封書で届きました.以下の通りです。(3月に届きました)
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新生(有)雅松固リニューアルによる開園のご案内
拝啓 春暖の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素から当園の運営につきましては、ご支援とご協力を賜わり厚くお礼申し上げます。 さて、天恵豊かなこの素晴らしい熊本・阿蘇の郷にも春の陽気を感じさせる昨今とな りましたが、下記のとおり当園の念願でした「新生(有)雅松園リニューアルによる 開園」を、スタートさせることとなりましたので、ここにご案内を申し上げます。 昨年、九州で発生した「熊本地震」につきましては、ご承知のとおり熊本では未曾有
の地震でございました。平成28年4月14日(木)21:26の震度7・マグニチュード 6.5の前震及び4月16日(土)1:25の震度7強・マグニチュード7.3の本震が発生 しましたが、熊本県内に甚大な被害をもたらし、現在もまだまだ復興の一歩を踏み出 したところでございます。 その折には、皆様方から当園に対して、お見舞いや励ましのご厚情を賜わりまして、
衷心より深謝申し上げます。本当に有難うございます。 時のながれるのは早いもので、あの荒ましい地震から年が変わり1年が過ぎようとし ています。地震の爪痕は県内各地で未だ残っていますが、「いざ復興!」「元気ばい熊 本!」「こころをひとつに、まけんばい熊本!」を合言葉に、熊本県民は元気に復興を 目指しています。最近、タモリのCMで熊本城の復元がよくテレビで流れていますが、 熊本城の復旧には最低でも10年はかかるとも云われています。 昨年を顧みますと、2度の震災に遭い車5台分の盆栽樹の処分を余儀なくされ、幾度
かの家族会議を行い、今後の身の振り方や商売としての再生が叶うかを真剣に検討い たしました。また、精神的にも肉体的にも疲労困憊の日々が今日まで続いてきました。 しかし、盆栽関係の支援者の力強い後押しには、どれほど心強く嬉しかったことでし ょう。盆栽を商いにしていて本当に良かったと、心から思っております。 さて、「悠久(ゆうきゆう)」という言葉がございますが、「悠久」とは限りなく長い 期間(「悠」は限りなく「久」は長い)と言うことでございますが、いつまでも悠久の 大地・阿蘇、 悠久の人々・熊本、 悠久の美・盆栽であってほしいものでございます。 ひと夫々に、人生には苦難もあれば喜びもあります。三重苦であったヘレンケラーの 言葉に、「幸せの扉を一つ閉めると、別の一つが開く」と説いています。 私どもや当園は、この熊本地震でやり場のない憤りを感じながら、漸く1年が過ぎよ うとしています。そして、家族で前向きに復興に努めた結果、皆々様のご支援ご協力 のお蔭で、漸く一条の光が見えてまいりました。 我が家の建築は、10月29日に上棟式を行いト3月末には完成の運びとなりました。
また、当(有)雅松園の建設は、夏場の8月から再建を初め自宅の建築と並行し、そ の復興に努めてまいりました。園の造成については、8月から着工して順調に工事が 進められ、現在盆栽展示棚、盆栽培養棚や外柵及び盆栽の移設、さらには自宅の一部 には盆栽展示場や盆栽作業場も完成し、従来にも増して広大で素晴らしい新生の雅松 園がほぼ完成いたしました。 つきましては、熊本地震の復興1年に併せ、4月15日(土)から大規模に園をリニ
ューアルしました「新生(有)雅松園リニューアルによる開園」を、スタートさせる 運びとなりました。これも、皆々様からのご支援の賜物と感謝申し上げる次第でござ います。 これを機に、4月からは本格的に心機一転して「新生(有)雅松園」として盆栽界に 恥じることのないように、全身全霊で頑張ってまいる所存でございますので、これま で同様温かく見守っていただきますよう、衷心よりお願い申し上げます。 最後になりましたが、盆栽関係者の皆様には心から敬意を表しますとともに、盆栽界 の益々のご発展を祈念いたしまして、取り急ぎ、この事面をもってお案内のご挨拶と させていただきます。 記 「新生(有)雅松囲リニューアルによる開園」
1.日 時 平成29年4月15日(土)10:00開園 2.場 所 (有)雅 松 園 861-3203 熊本県上益城郡御船町高木3242 ℡ 096-282-6043 携帯090-3195-1210 fax 096-282-7315 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
私たちは、このリニューアル開園の1週間前に、勝華園に集う愛好家数人とともに訪問しました。雨続きで、まだ門などが完成していない、忙しい時でしたが、あの時を振り返ったり今後のことを話したり、そしてとりとめのない話などもふくめ、時間のたつのも忘れて話し込みました。お互いがんばりましょう。
愛好家の皆さんとは、4月28日からの世界盆栽大会で、雅松園、勝華園ともに売店でお会いできるでしょう。
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