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ダボス会議における安倍首相の発言が、日中両国の武力衝突の可能性を否定しなかったとして国内外で波紋を広げているらしい。
まだ真相は明らかになっていないが通訳のミスの可能性もあるんだとか、、

各国で「日中関係がこれほど緊迫しているとは」と驚かれたに違いない。
中国軍艦による日本艦船へのレーダー照射は、昔だったら宣戦布告に近い行動だった事を考えれば、緊迫してることは
、あながち間違ってはいないだろう。

それにしても今回の朝日の報道は、日頃から安倍首相を目の敵にして来た姿勢からすると意外だった。(少しは見直したよ)
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通訳の凡ミスによって波紋広がった安倍首相発言〜朝日スクープが事実なら外務省=日本政府の重大なミスだ 
livedoorニュース 木走正水(きばしりまさみず)2014年01月24日 16:07
ダボス会議における安倍首相の発言が国内外で波紋を広げています。
24日付読売新聞電子版速報記事から。
「日中は大戦前の…」発言報道、首相真意説明へ
菅官房長官は24日午前の記者会見で、安倍首相が日中関係を第1次世界大戦前の英国とドイツの関係と「似た状況だ」と発言したと英国メディアなどが伝えた問題について、「外交ルートを通じて首相の真意をしっかりと説明する」と述べた。

報道したイギリス放送協会(BBC)や英フィナンシャル・タイムズ紙などに対し、在英日本大使館の担当者が実際の発言を正確に説明する方針だ。

首相の発言は22日午後(日本時間22日夜)、スイスでの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で各国の報道機関幹部らと懇談した際のことで、政府は首相の日本語による発言の一部が正確に理解されなかった可能性があるとみている。

首相は懇談で、沖縄・尖閣諸島をめぐる日中両国の武力衝突の可能性を問われ、「英国とドイツは、第1次世界大戦前、貿易で相互に関係が深かった。 日本と中国も今、非常に経済的な結びつきが深い。だからこそ、そういうことが起きないように事態をコントロールすることが大事だ」と述べた。
(2014年1月24日14時57分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140124-OYT1T00530.htm?from=top

うむ、「政府は首相の日本語による発言の一部が正確に理解されなかった可能性がある」として「外交ルートを通じて首相の真意をしっかりと説明する」としています。
ネット言論空間でも今回の安倍発言に対する批判意見が多数みられます。
例えば池田信夫氏のBLOGOSのエントリー。
安倍首相はダボスでどう発言したのか


http://blogos.com/article/78649/

懇談に出席していたRachman記者の記事を引用したうえで「公の場で首相がいうべきことではないだろう」と批判しています。

失礼して当該箇所をエントリーより引用。
彼が懇談の司会者だったので、この記事が正確だと思われるが、安倍氏が「第一次大戦前の英独とsimilar situation」(Peston記者の表現ではredolent)と発言したことは間違いない。安倍氏は「両国は経済的に緊密な関係にあったが、戦争 を防げなかった」とのべ、「偶発的な戦争」を防ぐために日中の軍どうしのコミュニケーションが必要だとしている。
全体の論旨はそうおかしなものではないが、TIME誌も「日中は戦争に突入するのか?」という質問に「安倍は否定しなかった」と書いている。日中関係を戦 争直前の敵国との関係にたとえるのは「まもなく戦争になる」と解釈されてもしょうがない。公の場で首相がいうべきことではないだろう。

うむ、池田氏が具体的に指摘している通り、確かに「安倍氏が「第一次大戦前の英独とsimilar situation」(Peston記者の表現ではredolent)と発言したことは間違いない」のであれば、「公の場で首相がいうべきことではないだろう」という指摘もごもっともと思われます。

しかしです。
安倍首相は"similar situation"(似た状況)などとは発言していない可能性が大なのであります。
つまり安倍さんは核心部分において言ってもいないことで欧米や中国や国内からも批判されている可能性が大なのです。

どういうことか、朝日新聞がスクープしています。

首相発言、欧米で波紋 日中関係、大戦前の英独例に説明
2014年1月24日11時55分

http://digital.asahi.com/articles/ASG1S1VRPG1SUHBI003.html

記事から核心部分を引用。
この発言を通訳が伝える際、英独関係の説明に「我々は似た状況にあると思う(I think we are in the similar  situation)」と付け加えた。首相が英独関係を持ちだした意味を補ったとみられる。この通訳は、日本の外務省が手配した外部の通訳だったという。
"I think we are in the similar situation"(我々は似た状況にあると思う)との発言は通訳が勝手に付け加えたのです。
だとすれば、安倍首相は現在の日中関係が第一次世界大戦前の英独の関係と「似た状況にある」とは発言していなかったのです。
・・・
日本政府は「首相の日本語による発言の一部が正確に理解されなかった可能性がある」と言っています。
しかし通訳ミスが事実ならば、これは「正確に理解されなかった可能性」ではなく、精度の悪い通訳を手配した外務省=日本政府の完全なる重大なミスであります。
(木走まさみず)


「日本と中国は開戦前夜なのか」安倍首相発言に欧米メディア衝撃 
J-CASTニュース 1月24日(金)19時2分配信
安倍晋三首相が欧米メディアの記者に向けて発言した内容が、波紋を呼んでいる。関係悪化が続く日本と中国について、第1次世界大戦前の英国とドイツになぞらえた部分が大きく取り上げられたのだ。
政府は「第1次大戦のようにしてはならないとの趣旨だ」と説明し、誤解を解こうと躍起だ。だが欧米メディアは、日中関係が大戦前の英独のような緊張状態と受け止め、「日中は戦争に進むのか」と題した記事を配信したところもある。

■ FT「軍事衝突が起こるなど問題外、とは言わなかった」
スイスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席した安倍首相は2014年1月22日、海外メディアを招いて懇親会を開いた。その席で中国との関係について説明した発言が、報道陣を驚かせた。
英フィナンシャルタイムズ(FT)紙の記者は、1月22日付の記事冒頭、「安倍首相に日中間での戦争はあり得るかを尋ねた。興味深いことに、その種の軍事衝突が起こるなど問題外だ、とは言わなかった」と書いている。
続けて、今日の日中の緊張状態と第1次大戦前における英国とドイツの競争関係を比較して「似た状況」と述べたという。当時の英独には現在の日中同様、 強固な経済関係があったが、これが1914年の軍事衝突につながる緊張状態を防ぐことはできなかった。この事実に基づいて安倍首相は、英独と日中を比較して説明したとなっている。

英BBCニュースの記者は、安倍首相の話が「面白いが少々恐ろしかった」と報じた。「日中の悪化した関係は、今から100年前、第1次大戦前の英国とド イツの関係を思い起こさせる」としている。これが「コメンテーターならともかく、日本のリーダーが話しただけに衝撃が強い」と評した。
記事は続く。当時の英独関係と同じく、日中も膨大な相互利益をもたらす貿易パートナーであり、平和こそが両国および周辺地域の繁栄のための防波堤となる。だが中国が防衛予算を年間10%増加させている点を、安倍首相が挑発的だととらえたのは明白だとしている。

米ニューヨークタイムズ紙は、FTと同じく今日の日中関係と過去の英独関係が
「似た状態(similar situation)」との表現を用いた。さらに「安倍首相は、1914年の英独における強い経済関係は、今日の日中間の経済的な相互依存とよく似ていると述べた」と書かれていた。

ゴシップ紙が扇情的に報じたのではなく、主要メディアが流した記事だけに「安倍首相が日中関係を、第1次大戦前の英独関係に例えて話した」との内容は、首相のねらいとは別に、高い信用度を持って日中の緊張が強まっていると世界に広めてしまったことになる。
「衝突や摩擦が思いがけず、偶発的に起きるかもしれない」
19世紀末ごろの英独関係は悪いものではなかったが、20世紀初頭にかけて両国海軍の軍拡競争が激しさを増していく。その後ドイツが外国への影響力を強めるため鉄道の敷設に乗り出すと、英仏露がこれに強く反発。最終的にはドイツとオーストリア、イタリアによる「3国同盟」と、英仏露の「3国協商」を軸とした対立に発展し、最悪の事態へと進んでいった。
安倍発言は、100年前の「悪夢」が日中間で再現される恐れがあることを匂わせたものかと、欧米メディアがいきり立ったわけだ。米タイム誌電子版の1月 22日付記事の見出しは、「日本と中国は戦争へと向かうのか」と刺激的だ。「衝突や摩擦が思いがけず、偶発的に起きるかもしれない」という首相の言葉を引用。アジアのふたつの大国に横たわる緊張を緩和する策は持ち合わせておらず、「残念ながら、(問題解決への)明確なロードマップはない」と話したと続けた。一方で、両国の防衛当局間で連絡体制を確立することが、事態の打開につながるかもしれないとの趣旨を口にしたという。
菅義偉官房長官は1月23日の記者会見で、安倍首相の発言の真意は「日中関係を第1次大戦のようにしてはならないという意味」と説明した。100年前の英独は経済関係があったにもかかわらず戦争へと進んでしまった。決して同じ轍は踏んではならず、日中間で問題があるときには相互のコミュニケーションを緊密にすることが重要とも強調した。さらに各国大使館を通じて、発言の意図を海外メディアに説明する方針だという。
1月24日付の朝日新聞夕刊によると、懇親会の席で安倍首相の発言を通訳が伝える際に、英独関係の説明で「I think we are in the similar situation.(我々は似た状況にあると思う)」と付け加えたそうだ。
日本側が中国との衝突を望んでいるわけでは、もちろんないだろう。だが欧米メディアが、首相発言をこうした形で配信したのは事実で、各国で「日中関係がこれほど緊迫しているとは」と驚かれたに違いない。

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閉じる コメント(4)

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ナイス!TBさせていただきました。

2014/1/25(土) 午前 8:22 憲坊法師

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憲坊法師さん こんばんは。
ナイス!ありがとうございます。

2014/1/25(土) 午後 10:07 syo**in0*

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第1次大戦前のドイツ、イギリスに比べるなど歴史認識が甘すぎる。なぜって2国は戦争したんだから日中も戦争が避けられぬと遠まわしに言ったと受け取られて当然です。

2014/2/18(火) 午後 3:02 [ kit**atu*agian ]

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kit**atu*agianさん こんばんは。
そうですね、最近の安倍ちゃんの発言や行動は強引さが目立ちますね。
日本人の常識は国内なら通用しても海外では???
専門のアドバイザーでも付けて勉強されてはいかがか。

2014/2/18(火) 午後 10:14 syo**in0*

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