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いくら敵対しているからと言って近代国家で、国際会議に出席中の当局者が相手国から、一服盛られるって、、w(゚o゚)w ほんと恐ろしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 米当局者、薬物盛られる=ロシアで国際会議参加中 時事通信 10月4日(火)5時30分 米政府系メディアは3日、昨年11月上旬にロシア第2の都市サンクトペテルブルクで国連が主催した汚職問題に関する国際会議の際、出席した米当局者2人が滞在先のホテルのバーで薬物を混入されたと伝えた。 米国務省は、ロシア当局による嫌がらせがエスカレートしたものと断定し抗議したが、ロシア側は「証拠がないので捜査に協力できない」と回答したという。 米政府系メディアによると、米当局者2人は同じホテルで別々に被害に遭った。意識を失わせる薬物を飲み物に混入され、うち1人は医療機関に搬送された。血液などを採取しようとしたところ、この医療機関で原因不明の停電が発生し、証拠となる検体は得られなかった。 2012年にプーチン政権3期目に入ってから、米ロ関係が悪化して米側への嫌がらせが増加。今年6月には米外交官がモスクワで警官に暴行を受けた。 【モスクワ時事】 |
▼ 恐ロシア
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ロシアはやっぱり恐い。 邪魔者は、すぐ消されちゃう。
プーチン政権に成って消されたのは、累計で何人目だろう。 事故死に見せかけてこっそり殺害するのではなく、放射能を注射したり、爆殺したり、斬首だったりと見せしめ感満載だ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 著名ロシア人記者、ウクライナ首都で爆死 AFP=時事 7月21日(木)6時7分 ウクライナの首都キエフ(Kiev)で20日、自動車爆弾が爆発し、ベラルーシ出身のロシア人記者パーベル・シェレメト(Pavel Sheremet)氏(44)が死亡した。 シェレメト氏は、キエフ中心部を車で出勤中、運転していた車に仕掛けられていた爆弾が爆発して死亡した。内務省は、事件はウクライナの不安定化を狙ったものだと非難している。 親欧米派の著名記者だった同氏はここ4年間、ニュースサイト「ウクラインスカ・プラウダ(Ukrainska Pravda、ウクライナの真実)」に記事を提供していた。同サイトの創設者ゲオルギー・ゴンガゼ(Georgy Gongadze)氏は16年前、親ロシア派だったレオニード・クチマ(Leonid Kuchma)大統領(当時)の金融犯罪などについて調査した後、頭部を切断され殺害されていた。 シェレメト氏の殺害は、東部で続く親ロシア派反政府勢力との対立や、長引く不況への対応に苦悩するウクライナに、新たな不安と恐怖を与える事件となった。 【翻訳編集】 AFPBB News <ウクライナ>首都キエフで人権派記者爆殺か 出勤中の車で 毎日新聞 7月20日(水)21時48分 ウクライナの首都キエフ中心部で20日、著名な人権派ジャーナリスト、パーベル・シェレメト氏(44)の車が爆発して炎上、運転し ていたシェレメト氏は死亡した。ウクライナ最高検察庁によると、車に爆弾が仕掛けられていたといい、殺人事件とみて調べている。 シェレメト氏は地元紙「ウクラインスカ・プラウダ」の記者で、出勤途中だった。出身地のベラルーシではルカシェンコ大統領の抑圧体制に反対し、1997 年に投獄された。その後、ロシアでテレビ局などの記者を務め、5年前にキエフに移住した。記者活動に関連して暗殺されたとの観測が強いが、背景は不明だ。 首都中心部での爆弾による暗殺事件は極めて異例。 【モスクワ杉尾直哉】 |
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ロシアスポーツ界のドーピング関係者不審死の続報であるが、、
プーチン氏の性格や遣り口を考えたら、当然予想された結果であり、 「まさかその3カ月後に自身の命が絶えるなどとはゆめゆめ、思わなかっただろう。」とか「事実は小説より奇なり」なんて吞気な事が言える状況ではなかったのに、ロシア人って大らかなのか、鈍感なのか、、、 とにかくロシアのプーチンを批判したジャーナリストは、あらかた消されているので、ロシア発の報道はこれ以上ないだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ドーピング疑惑で渦中の人物が相次ぎ不審死…「裏切り者=死」の国で一体何が 産経新聞 2月27日(土)10時19分 リオデジャネイロ五輪の開幕まであと5カ月あまりに迫る中、ロシア陸上界の組織的なドーピング疑惑をめぐって、新たなスキャンダルが発覚した。2月中旬、同国の反ドーピング機関(RUSADA)のニキータ・カマエフ前最高責任者(52)が死亡したその約一週間後、英国のサンデー・タイムズが、カマエフ氏がロシアのドーピング汚染にまつわる暴露本を執筆しようとしていたとのスクープを報じたのである。これまでも国家に歯向く“裏切り者”が相次いで不審な死を遂げてきたロシア。ドーピング問題の渦中にいたカマエフ氏の身にいったい何が起きていたのか? (佐々木正明) ■ 死人に口なし カマエフ氏の死亡は、推理小説を地で行くようなストーリーだ。 カマエフ氏がトップを務めていたRUSADAは世界反ドーピング機関(WADA)から「不適格な組織」と認定された。組織の刷新を図るために更迭されたカマエフ氏は2月14日、モスクワ近郊の母親の別荘近くでスキーを楽しんでいて、突然、心臓の痛みを訴えた。 そして、そのまま帰らぬ人となったのだ。 カマエフ氏はソ連時代の1987年から科学者として、ロシアのドーピング検査機関で勤務してきた。突然の訃報に、カマエフ氏と同時にRUSADAを去った同僚は「これまで、彼に心臓の問題があるとは聞いたことがなかった」と露メディアに打ち明けた。 さらに2月上旬には、この疑惑の中枢にいたとされるRUSADAのビャチェスラフ・シニョフ元会長が死亡したことがわかった。元会長の死について、ロシアのメディアは詳細をほとんど伝えていない。 ドーピング疑惑の追求が、陸上界からほかの種目にも広がるのではないかと指摘されてきた矢先のキーパーソン2人の死。プーチン政権は、国家ぐるみの関与自体を「政治的でばかげている」(ムトコ・スポーツ相)と反発しているが、彼らが口を開けば、さらなる不正行為が暴露される恐れがあった。 疑惑追及の最中の死だけに、周囲では「口封じではないか」との疑念を呼ぶ事態になった。英サンデー・タイムズも「秘密を暴露する意図があったカマエフ氏のニュースは、死をめぐる疑惑をさらに深めることになるだろう」と指摘した。 ■ 発覚はドイツのドキュメンタリー番組 ロシアにとってスポーツは歴史的に、国威発揚を図り、米国やほかの先進国と伍(ご)して負けない大国であることを世界にアピールする手段として用いられてきた。 五輪では選手のメダル獲得が至上命題となり、ソ連時代には国家が逸材を幼少時代から育成し、「ステートアマ」とされる選手を強化してきた。プーチン政権でもその路線は引き継がれた。 ドーピング問題では、不正に薬物を染めたロシア人の選手が次々に、五輪や世界選手権でメダルを獲得していた。暴露されるまで、ロシアの子供たちは、世界で活躍する自国の選手を誇りに思っていたに違いない。 しかし、2014年12月、ドイツのテレビ局が、実際にドーピングをしたロシア人選手の告白をドキュメンタリー番組で報道。世界に激震が走り、国家ぐるみの疑惑が発覚する端緒になった。 報道を受け、WADAが正式な調査を始めた。 そして、15年11月9日、露陸上界で選手の禁止薬物の使用や検査逃れのための贈収賄などが日常化しているとの報告書をまとめた。組織的なドーピングを隠蔽するため、正規のものとは違う裏の検査場さえ存在していたことが発覚した。 国際陸上連盟はその後、露陸連を暫定的な資格停止処分にし、ロシア国籍の陸上選手は国際大会に出場できなくなった。 ■「私は真実を知っている」 カマエフ氏が英サンデー・タイムズのスポーツ部門チーフ記者、ディビッド・ウォルシュ氏にEメールを送信してきたのは、この問題が世界のスポーツ界で席巻していた最中の11月21日のことだった。ウォルシュ氏が同紙に、そのメールの一端を明らかにした。 「こんばんは。ウォルシュ氏のEメールに個人的な会話をもちかけたいのだが、できるでしょうか」 カマエフ氏はこんな表現で、ウォルシュ氏を直接、指名してきたのだという。ウォルシュ氏はロシア陸上界のドーピング問題の調査報道を担ってきた人物であり、カマエフ氏もそのことを把握していたようだ。 「私は、これまで公表されていない事実や情報を握っている」 カマエフ氏はこう述べ、ソ連時代からのドーピング疑惑の真実を明らかにする暴露本を書きたいと打ち明けた。ウォルシュ氏が返事を出すと、12月4日に再びメーを寄せた。 「私の個人的なアーカイブには、秘密の情報源からのものを含むさまざまな書類がある」 カマエフ氏のさらなるPRの文句。ウォルシュ氏に対して、彼は国際オリンピック委員会(IOC)などの世界的機関やロシアのドーピング機関とやりとりした書簡も有しているともちかけた。 「私が保管している資料はドイツのドキュメンタリー番組が暴露したものとは比較にならないほどの代物だ」 この時点で、カマエフ氏はウォルシュ氏とスカイプで連絡を取り合うことを約束した。しかし、ウォルシュ氏はそれ以上、カマエフ氏と連絡を取ることはなかった。その理由を同紙でこのように説明した。 「カマエフ氏のメールが正真正銘なもの(後に彼の友人にも確認した)であることは何の疑いもなかった。しかし、カマエフ氏の3番目のメールは、彼の英語のレベルがそれほど高くなく、英語で共著の本を書くことは非常に難しいことを示していた。さらに気乗りしなかったのは他の理由もあった。私は(この時点で)カマエフ氏が認識している以上に彼のことを知っていたのである」 カマエフ氏は11月、WADAの報告が発表されたとき、この報告書はロシアに対して極端なバイアスがかかったものだと非難していた。 報道の第一線で疑惑を追い続けていたジャーナリストが、カマエフ氏の報告を受けたとしても、それは真実を明らかにするたぐいのものではないと判断したことは想像に難くない。 ■ 疑惑を打ち消す露メディア カマエフ氏がウォルシュ氏にメールを出したとき、まさかその3カ月後に自身の命が絶えるなどとはゆめゆめ、思わなかっただろう。そして、出版計画にどういう意図があったのかは墓場まで持っていった。結局、カマエフ氏にとって、ロシアの不正の闇を暴露しようとする計画は、命がけの行為となってしまった。 興味深いのカマエフ氏の死が明らかになって以降、ロシアの国営メディアがカマエフ氏にまつわる情報を積極的に明らかにしていることだ。 同16日に、RUSADA関係者がこんなコメントを出した。 「カマエフ氏は亡くなる前に時々、近い友人に負担のかかる運動をしたとき、心臓付近に痛みがあると訴えていたようだ」 これは、心臓に何の不調もなかったとする当初の情報を事実上、打ち消すものとなった。 さらに、露メディアでは同17日にはモスクワ市内でカマエフ氏の葬儀が行われたことも報じられた。 そして21日、英サンデー・タイムズのスクープが報じられた後も、イタル・タス通信がRUSADA関係者のコメントを打電した。 「どこかの米国の出版社がカマエフ氏に本を書くよう依頼したようだ。彼は私に『執筆する価値はあるのか否か』と相談してきた。後に私にこう話したんだ。担当者が筋立ての口述書き取りを始めた、と。でも彼はこのことに反対で、気にくわなかったようだ」 さらに、カマエフ氏は亡くなる15日前にこの関係者に「もう書きたくない」と打ち明けていたのだという。 この報道はロシア国内で、カマエフ氏の暴露本計画の衝撃を和らげる一定の効果をもたらした。 ■ 暗殺された元副首相と重ねるネットユーザー RUSUADAの疑惑には、まだまだその全体像に霞がかかっている状態だ。謎が新たな謎を呼んでいる。 RUSADA関係者の指摘はカマエフ氏が本を書くよう組んだパートナーが米国の出版社であり、ウォルシュ氏の所属する英新聞社ではなかった。彼には複数の社と組む暴露本計画があったのだろうか。 カマエフ氏にはきっと、組織の責任者としてドーピング問題を引き起こした心労がたまっていただろう。しかし、スキーをする元気も体力もあった。52歳の死はあまりにも若い。 さらに、カマエフ氏より約10日前に亡くなったもう1人のRUSUADA元会長の死について、不思議なことにほとんどのロシアメディアは沈黙を保っている。 欧米や日本のような国なら、世界的なスキャンダルの中心人物となった2人の死について、連日、自由闊達(かったつ)なメディアの調査報道であふれかえっていただろう。 ロシアの暗部を暴こうとしたカマエフ氏について、ロシア国内でもさまざまな噂が飛び交っている。とある独立系メディアの掲示板に、ユーザーたちのこんなのやりとりが綴られていた。 「(カマエフ氏を)殺害した人物にまつわる秘密があるのだ」 「じゃあ、カマエフ氏はドゥリツカヤ嬢と散歩していのかい?」 「ドゥリツカヤ嬢」とは24歳のウクライナ人、アンナ・ドゥリツカヤさんのことだ。昨年2月、ロシアの野党指導者ボリス・ネムツォフ氏がモスクワ・クレムリンの近くで何者かに暗殺されたときに、交際相手のネムツォフ氏と一緒に歩いていた美人モデルだった。 ネムツォフ氏の暗殺事件をめぐっても、警察当局は容疑者を何人か特定したが、遺族は当局の捜査自体を批判しており、真相は藪の中だ。 ユーザーはカマエフ氏の存在を、プーチン大統領に反発してきた“裏切り者”であるネムツォフ氏に重ね合わせたのだ。 ■ 事実は小説より奇なり ロシアの組織的なドーピング疑惑はさらに広がりをみせ、国際機関の調査で今度は、国際陸連前会長でセネガル人のラミーヌ・ディアク氏にも飛び火した。フランス司法当局はディアク氏を汚職や資金洗浄の容疑で捜査しており、国際刑事警察機構(ICPO)も国際指名手配している。 一方、リオ五輪への出場が危ぶまれているロシアの陸上選手たちについては、3月、国際陸連がロシア当局の再建への取り組みをふまえ、出場の可否を判断する報告書を提出することになっている。 真実は小説よりも奇なり−。18世紀から19世紀に英国で活躍した詩人、バイロンの作品の言葉に端を発したことわざだ。これまでも、ロシアの暗部が明るみになった事件は、その英国が舞台となってきた。 カマエフ氏がもし今、存命なら、再び英国発でドーピング疑惑の実態が暴露されただろうか? リオ五輪に全選手が出場停止となる事態に陥ったら、どんなコメントを残しただろう。 今回の問題の最大の犠牲者は不正に手を染めず、自身の生涯をかけ、五輪を目指して頑張ってきた他のスポーツ選手であり、将来、スポーツ界で輝くことを夢見てきたロシアの子供たちである。 |
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有言実行(ゆうげんじっこう)
意味:有言実行とは、口に出したことを必ず実行すること。 この言葉は、黙ってやるべきことをやるという意味の「不言実行」の「不言」を「有言」に置き換えて作られた四字熟語である。 元KGBのエージェントが大統領の国では、不都合な人間は消える(消される) プーチン氏は「ロシアはこの問題を克服するために必要なすべてのことをしなければならない」と表明していた。さすが有言実行の大統領だ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 元幹部2人相次ぎ死去 = ロシア反ドーピング機関 時事通信 2月15日(月)20時7分 タス通信によると、陸上界の組織的ドーピング問題で昨年12月に辞職したロシア反ドーピング機関(RUSADA)の元幹部ニキータ・カマエフ氏が14日、死去した。 50歳。スキーをして帰宅後、心臓の異変を訴えたという。 2月3日にもRUSADAの元幹部ビャチェスラフ・シニョフ氏が死去したばかり。この際、死因は明らかにされなかった。国内では「2週間で元幹部2人が死亡した」(地元メディア)と衝撃が広がっている。 ロシア陸連は資格停止処分を科され、8月のリオデジャネイロ五輪に出場できない可能性がある。昨年11月の世界反ドーピング機関(WADA)独立委員会の報告書は、ロシア連邦保安局(FSB)が違反のもみ消しを図っていたと指摘している。 【モスクワ時事】 プーチン氏「責任は個人」、国家ぐるみのドーピング否定 朝日新聞デジタル 2015年11月12日11時16分 ロシアのプーチン大統領は11日、ロシア陸上界のドーピング疑惑について「責任は個人的なものであるべきだ」と述べて、ドーピングを行っていない選手に影響が及ぶべきではないという考えを示した。「国家ぐるみのドーピング」という疑惑を否定する意図もあるとみられる。 世界反ドーピング機関(WADA)独立委員会は、ロシア陸上界が組織ぐるみのドーピングを行っているとして、来年開かれるリオデジャネイロ五輪への出場を認めないよう要請している。プーチン氏はロシア南部ソチでムトコ・スポーツ相らと会談し、この問題について初めて見解を表明した。プーチン氏は「ドーピングに手を染めたことのない選手たちが、違反を犯した者の責任を負うようなことがあってはならない」と強調。「国際機関とそうした方向にむけて行動するよう」関係者に要請した。ロシア選手全員が五輪から締め出される事態は回避したい考えだ。 プーチン氏はドーピングが深刻なことを認めた上で「ロシアはこの問題を克服するために必要なすべてのことをしなければならない」とも表明。国際的な反ドーピング機関と協力しつつ独自の内部調査を実施する必要性を強調した。 (モスクワ=駒木明義) |
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国益のためなら、どんな詭弁も使うのはロシアのお家芸だが、中韓北も負けていない、というのは周知の事実だ。 そして、すべての国が日本のお隣さんというのは何ともやりきれない。
* それにしても、お人好しオバマは、KGB上がりのプーチンからすれば、赤子同然なのはアメリカにとって悲劇だ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー シリアを空爆、またもや詭弁を弄したプーチン 「IS討伐」はどこへ?目的はアサド政権のアシスト Japan Busoness Press 2015.10.4(日) 黒井 文太郎 ロシア軍は9月30日、シリアでの空爆を実行した。場所は中部の町ホムス北方のエリアが中心だ。ロシア側はISの拠点を攻撃したと主張している が、実際にはそこにはISはいない。同エリアを押さえているのは、アサド政権やISと対決している反政府軍の諸派である。つまりロシア軍は、ISの敵対勢力を攻撃したことになるわけである。 なぜロシアがそこを攻撃したのかというと、アサド政権を助けるためだ。 実際のところISの支配地は、現在アサド政権が押さえている同国西部エリアからは遠く離れている。アサド政権は現在、軍事的に劣勢にあるが、その主要な敵は、ISではない反政府軍なのだ。したがって、アサド政権からすれば、IS よりも他の反政府軍を攻撃してもらえるのがいちばん助かることになる。 もっとも、ロシアはかねてISの脅威を喧伝しており、アメリカを中心とする有志連合にも「一緒にISと戦おう」と呼びかけていた。したがって、今回の空爆に至る過程でも、さかんに「IS討伐」を掲げていた。しかし、実際に行ったのはIS攻撃ではなく、他の反政府軍への攻撃である。言ってきたことと やっていることが違うわけだが、ロシアはそれを正当化する詭弁を巧みに使ってきている。その手法を、今回の事態に至る流れを振り返って検証してみたい。 ■ 最初から部隊の展開を準備していた まず、ロシアがシリアに部隊を密かに展開し始めたのは、8月半ばのことだった。当時、プーチン政権はシリアへの軍事支援は公式に認めていたが、ロシア軍の直接展開は否定していた。しかし、ロシア軍の最新式の装甲車両や戦闘機の映像が現地から流れ始めた。それに対し、ロシア側は非公式なリークのかたちで、同月末には空軍部隊の派遣を認めている。この時点のロシアとしては、まだあまり国際社会で騒がれたくないのか、言論上の反応はきわめて小さい。 9月に入ると、ロシア軍はシリア国内で飛行場の拡張工事を始め、戦闘機部隊を大々的に展開するようになった。人道支援物資の搬入との名目で軍事物資 を大量に運び込み、空港には防空システムも配備し、また地上戦部隊も続々と送りこんだ。明らかにロシア軍が本格的に軍事作戦を行うための準備だった。 これは当然、メディアでも大きく報じられ、国際社会で問題視されたが、ここでもロシア側は事態の矮小化に努める。「派遣している部隊は、あくまでアサド政権を支援する軍事顧問団であり、ロシア軍の軍事作戦は考えていない」と主張したのだ。こう主張し続けながらも、当然ながら部隊の展開は着々と進められた。もうこの時点で、言っていることとやっていることは乖離していた。 国際社会ではロシアに対する警戒が高まるが、それに対し、9月15日、プーチン大統領は「テロとの戦いにアサド政権支援は必要」と発言し、論点を 「アサド政権は是か非か」というものに持っていく。プーチン大統領の発言自体は、作戦参加は明言せず、あくまで軍事支援強化を正当化するための発言だった が、これもプーチン大統領得意の論点ずらしであろう。 翌16日には、ロシアはアメリカに対し、軍当局同士の調整を提案している。これはロシアが軍事作戦を計画していることを示しており、さらに9月 18日、ロシアは「アサド政権の要請があれば、部隊の派遣を検討する」と発表する。ロシアはこのように、最初はシラを切り、後で少しずつニュアンスを変え ていくという手法を多用するのである。 それでもロシアは軍事作戦をぎりぎりまで否定した。9月27日には、プーチン大統領自身が米メディアのインタビューに「戦闘部隊を配置する計画はない」「シリアで行われるいかなる作戦にも参加しない。現時点でその計画はない」と明言している。ちなみにすでにその時点で大規模な戦闘部隊が配置されて いるが、そこはシラを切りとおしている。 さらに翌28日には、プーチン大統領が国連総会で演説し、「シリアの合法政権はアサド政権だけ」と主張し、有志連合の軍事介入を非難した。ただし、同時に、アサド政権を中心に国際的に協力してISを討伐することの必要性を強調している。「みんなで一緒にISと戦おう」ということである。 これは前日のインタビューの内容に反し、ロシア軍が空爆に参加することを含んだ発言で、アメリカはこれを非難したが、一方では現場で偶発的衝突が 発生しては困るため、同日の米露首脳会談では、衝突回避の調整を行うことが合意された。プーチン大統領はわずか1日で、「軍事作戦は考えていない」から 「一緒にISと戦おう」に主張の軸を変えたのだ。 ■ ぎりぎりまで否定していた軍事作戦 それからのロシアの動きは電光石火の早業といえる。 9月30日、ロシア議会はシリアでの軍事作戦を容認。ロシア政府は「アサド政権の要請」として空爆参加を決定した。ただし、この時点でのロシアの発表では「シリア軍のISに対する掃討作戦の航空支援に限定する」ということだった。 しかし、ロシアは同日中にアメリカに対し、衝突回避のために有志連合の空爆を控えるよう要求し、その日のうちに空爆を実行した。つまり、28日に 「作戦に参加しない」「戦闘部隊を配備する計画はない」とプーチン大統領が明言してから、わずか2日後に空爆を実行したことになる。もちろん2日で準備な どできないから、もともと計画されていた作戦であり、プーチン大統領は嘘を言っていたことになる。 ロシア軍が開始した空爆の内容は、当初明言していた「アサド政権の作戦の航空支援」などというものではなく、ロシア軍が独自に行う空爆作戦であり、しかも冒頭に示したとおり、標的もISではない他の反政府軍だった。言うこととやることが、真逆といっていいほどだった。 ちなみに、この空爆は反政府軍の部隊を狙ったものばかりではなく、反政府軍エリアの一般住民を対象に行われ、住民に多くの犠牲者を出した。その数 は初日だけで少なくとも30人以上で、それ以降も連日発生している。ロシア軍は空爆に先立ってかなり綿密にこのエリアを無人機で偵察しているから、この民間人殺戮は誤爆とはいえない。IS支配エリアでの有志連合の抑制された空爆と違い(誤爆や巻き添えは発生しているが1年間でも二百数十人程度)、アサド政権支援のためなら一般住民をいくらでも殺しても構わないというのがロシアの考えなのである。 こうした反IS派の反政府軍エリアに対するロシア軍機による空爆は、被害現場が撮影されており、ほぼリアルタイムでネットを通じて明らかにされた。その証拠性は明白で、欧米主要国政府、主要な国際メディア、専門家の多くも確認した。 ところがロシアは、それでも詭弁を弄した。「攻撃したのはISの拠点だ」「精密爆撃であり、民間人被害などはない」「そのような情報は偽情報だ」と言い張ったのである。 しかも、当初は「IS討伐で協力しよう」と有志連合に呼びかけていたのに、今度は「ISとテロリストを攻撃する」と言い方を変えた。また、「唯一の合法政権であるアサド政権の要請」ということもさらに強調するようになっている。これはつまり、「アサド政権がテロリストと認定する相手はテロリストなので攻撃していい」ということにする布石といっていいだろう。介入の端緒では国際社会の反発を抑えるために「対IS」を強調しておきながら、次の段階では、アサド政権の敵を攻撃するというロシアの本来の目的を正当化しようというわけだ。 10月2日現在、ロシアは反政府軍の中でも、アメリカも攻撃目標にしているアルカイダ系のヌスラ戦線などを「テロリスト」とみなす印象戦術をとっており、世俗派の自由シリア軍を「テロリストでなく、政治交渉相手のひとつ」としているが、実際にはすでに自由シリア軍系部隊への攻撃も行っている。つま り、これも欺瞞である。 自由シリア軍もアサド政権の主敵だから、今後もロシア軍は標的にするだろうが、その場合、攻撃対象のことはおそらく「自由シリア軍を勝手に名乗るテロリスト」とでもいうのだろう。 なお、今後、おそらくロシア軍は、アリバイ作りのために多少はISへの攻撃も行うだろうが、それはきわめて限定的になるだろう。なぜなら、ISを壊滅してしまうと、残されたアサド政権の暴虐ぶりに再び焦点があてられ、国際社会でその正当性が問題視されることになるからだ。アサド政権の温存のために は、ISが地方限定の「みんなの敵」として存続したほうが都合がいいのである。 したがって、アサド政権とロシア軍は、軽いジャブのようなレベルでIS攻撃を繰り返しながら、その何倍もの勢いで彼らが「テロリスト」と呼ぶ反政府軍への攻勢を強めるであろう。その過程ではさらに多くのシリアの人々の血が流され、さらに多くの難民が発生することになるはずだ。 クリミア半島を手に入れたときとまったく同じ 以上のように、プーチン政権のやり方は、目的を実現するため、一気に事態を動かすというものだ。その際に、政治的な配慮というものはほとんどせず、一直線に物事を進めていく。スピード重視で既成事実を積み上げるのである。 ロシアが既成事実を確立してしまえば、アメリカといえども衝突を恐れて迂闊に手は出せない。プーチン大統領はそれを熟知しており、オバマ大統領が物事を先延ばしにしている間に、次々に軍事介入の実績を積み上げている。 プーチン大統領の狡猾なところは、その強引な実力行使と同時に、自らを正当化する詭弁を忘れないことだ。これまで見てきたように、「現時点では」とかいった言い回しを多用し、変転する主張を強引に正当化するわけである。 そして、そんな詭弁でも正当化できない状況に対しては、徹底的にシラを切る。一分の躊躇もなく嘘をつき、絶対に妥協しない。このプーチン大統領の手法は、昨年にクリミア半島を手に入れたときとまったく同じである。 こうした「目的は強引にでも実現する」「それを正当化する詭弁を弄する」「正当化できないものには堂々と嘘をついてシラを切りとおす」という詭弁と欺瞞の手法は、まさにかつてのソ連共産党の手法そのものである。 プーチン大統領はKGBという旧ソ連システムの中枢で育ってきた人物であり、そのマインドを強く受け継いでいるのであろう。プーチン政権の強引な対外軍事介入は、ウクライナへの介入でも同じだが、完全に冷戦期の手法の復活といえる |




