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今年の夏は、ことさら雨が多かったという気はしなかったけれど、梅雨から季節が1ヶ月づつ早く進んだんだと思うが、、それはともかく、今年は秋カビ注意報が発令されたようだ。
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今年は“秋カビ”に要注意…夏の長雨で増殖 
日テレNEWS24 9/22(金) 19:46

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(c) Nippon News Network(NNN)

今年は、夏の長雨で秋にカビが増殖しやすい環境になっていると専門家が指摘していて、話題になっている。梅雨に生えやすいイメージのカビだが、実はこの時期、梅雨と同じくらいカビが生えやすいという。“秋カビ”に気をつける場所や対策は。
     ◇
この夏は雨が降り続き、都心などでは記録的な日照不足に。その影響で、今年の秋はカビが多くなる可能性があると、千葉大学・真菌医学研究センターの矢口貴志准教授は指摘する。
矢口准教授「例年と比べると(地域によっては)夏が涼しくて雨が多かったですので、例年よりもカビが増えやすい状況にあると思います」
     ◇
「秋カビ」が生えやすい場所について、ダスキンサービスマスターの小松拓也さんに聞いた。
まず注意したいのは、夏場に活躍したエアコン。
小松さん「よーく見てみると、ファンの部分にカビが生えています」「カビというのは冷房を使った後に生えることがあります。(Q:まさにこの時期に生えやすい?)生えやすいです」
夏、冷房を使った後は内部にカビが生えやすく、掃除をしないまま冬に暖房を使うと、アレルギーの原因にもなるカビの胞子が室内に蔓延する可能性があるという。
さらに、「秋カビ」に注意したいのは浴室。
小松さん「こちらのシャンプーボトルをどかすと、このようにピンクのカビの予備軍が発生しております。水はけの悪い部分というのはカビが発生しやすいです」
一見きれいに見える床にも、ブラックライトを当てると、カビの菌糸が含まれるとみられる汚れが白く浮き上がった。
     ◇
もしカビが生えてしまったらどうすればいいのだろうか。
小松さんによると──
(1)半分にちぎったティッシュをねじり、半分に折ってこより状に
(2)浴室用のカビ取り剤を吹きかける
(3)作ったこより状のティッシュを重ねて張り付ける
(4)その上から、もう一度、カビ取り剤を吹きかける
こうするとカビに洗剤が浸透しやすくなり、10分ほど放置すると、カビが取りやすくなるという。
小松さん「年末までお掃除を持ち越さずに、この秋の時期、カビの生えやすい時期に、先に徹底的にお掃除するのがポイントだと思います」
     ◇
なぜ秋にカビが繁殖するのか。
矢口准教授「秋になると気温と湿度がちょうど梅雨時と同じようになることがあるので、カビが生えやすい状態になります」
カビが生えるには、温度と湿度、それにホコリなどの栄養源が必要だという。
矢口准教授「カビの栄養源になるホコリなどをまめに掃除して取り除くことによって、カビが繁殖しないような状況をつくることが必要です」「秋の方が梅雨時に比べると晴れている日が多いですので、外の乾いた空気を取り入れることで換気をよくしてやるといい」
     ◇
秋カビは意外なところにも。都内のクリーニング店でこの時期、多く持ち込まれるのが、カビの生えた服。国際クリーニング営業部の横山和明課長によると──
横山課長「今8月・9月は気温も高いですし、台風とかの影響で湿度が上がる。着用した衣類をそのまま保管されると、カビが生えてしまう」
この時期、着た後の衣類をそのまま湿気がこもるクローゼットに入れると、汚れや食べこぼしからカビが生えてしまうという。
横山課長「一度着用したスーツは、そのままクローゼットにしまわれずに、一度陰干しをしていただいて、ブラッシングをしてもらう」
夏物は、カビの栄養源となる汚れをしっかり取ってからしまうことが大切だという。

     ◇
カビは目に見えていない場所でも注意が必要だという。例えば、きれいに見える浴室の壁について、カビがいないか日用品メーカーが調べたところ、実は多くのカビの菌がいたことがわかった。
空気中に飛んでいるカビの胞子は、拡大した写真でもほとんど目に見えないが、カビの生えやすい浴室の壁などにこれらがつくと、菌糸を伸ばして成長し、目に見えるようになる。ここまで成長すると完全に除去するのも難しくなるという。
専門家は、風呂からあがるときには水切り用のスクイジーで水を切る、カビの栄養源となる石けんカスなどを洗い流す、といったこまめな掃除を、カビが見えないうちからしておくことが大切だとしている。
カビといえば梅雨の時期のイメージだが、秋も要注意だということがわかった。カビが原因で病気になる可能性もあるので、注意したい。

虫歯や歯周病だけでなく「酸蝕歯」リスクにも対応しなければならないって、
歯のケアって大変だ。 大変だけど、歯だけでなく体の健康に直結することだから、気をつけなくちゃね。
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虫歯より深刻「酸蝕歯」ちびちび飲み、歯には負担
NIKKEI STYLE 9/4(月) 7:47[NIKKEIプラス1 2017年8月12日付]
 
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ワイン、炭酸飲料、かんきつ類など、酸性度の高い飲食物が原因で、歯が溶けるおそれがある
                    (PIXTA)
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虫歯、歯周病に次ぐ第3の歯の疾患として、近年問題になっている酸蝕歯(さんしょくし)。酸性の飲食物などで歯が溶けてしまう症状だ。詳しい原因や予防法を知っておこう。
ワイン、炭酸飲料、栄養ドリンク、かんきつ類、ドレッシング――酸性度の高い飲食物が原因で、歯が溶けるおそれがある。歯は酸に弱いが、唾液が酸を洗い流して中和するため、通常は大きな問題は起きない。
ところが強い酸に長い時間、または繰り返し触れていると、唾液の中和作用が間に合わなくなる。化学反応で歯の表面のエナメル質が溶け、薄くなったり軟らかくなったりする。

さらに溶けると下の象牙質がむき出しになり、歯がしみたり、もろくなって欠けたりすることも。これらの現象を歯の酸蝕という。
外務省歯科診療所(東京・千代田)の外務技官で東京医科歯科大学非常勤講師の北迫勇一さんは「酸蝕歯は広範囲な分、局所的な虫歯に比べてより深刻」と指摘する。酸蝕歯は酸にさらされる歯全部が溶けてしまうためだ。歯垢(しこう)のたまりやすい場所が溶ける虫歯より影響が大きい。
潜在的な患者も多い。北迫さんが15〜89歳の男女1108人を対象に2014年に実施した調査によると、4人に1人が酸蝕歯だったという。
酸蝕歯が厄介なのは「健康や美容によいとされるものが原因になるところ」と北迫さん。ダイエットのため黒酢の原液を朝晩飲んでいたり、手の甲のシミを薄くしようと、グレープフルーツを1日2玉食べていたりする、健康や美容への意識が高い人ほどなりやすい傾向があるという。熱中症対策にスポーツドリンクをよく飲む人も要注意だ。
酸性・アルカリ性の度合いを示すpH(ペーハー)値は、低いほど酸性度が高い。虫歯の場合、口の中が5.5以下になるとエナメル質が溶け始める。
酸蝕歯を引き起こす明確なpH値はまだわかっていないが、5.5以下の飲食物はリスクを高めると考えられている。
酸は外からの摂取だけでなく、体の中からも歯を襲う。酸蝕歯の重症例の多くは「胃酸が原因」と話すのは、西村歯科医院(神奈川県寒川町)の西村耕三院長。胃酸は酸性度が非常に高く、「逆流性食道炎や摂食障害の嘔吐(おうと)などで歯が溶けるケースが増えている」。
酸蝕歯を防ぐには、歯を酸に長時間さらさないことが何より大切だ。
原因となる飲食物の過剰摂取を控え、飲み方や食べ方も見直そう。
「ちびちび飲み、だらだら食べはNG」(北迫さん)。飲み物はなるべくストローを使うと、歯への接触を少なくできる。飲食後にガムをかむのも良い。唾液がたくさん出て、酸を中和してくれる。
西村院長は「コップ1杯の水に小さじ1の重曹をよく溶かした重曹水をブクブクと口に含む」うがいを勧める。弱アルカリ性の重曹が酸を中和する。飲食後、胃酸の逆流後ともに有効だ。重曹がない時は水やお茶で口をすすぐ。中和はできないが、酸を洗い流すだけでも予防につながる。
虫歯の予防には飲食直後の歯磨きが有効だが「酸性度が高いものを飲食した時は、30分ほど待ってからの歯磨きが望ましい」と北迫さん。酸で表面が軟らかくなっている歯をゴシゴシ磨くと、すり減ってしまうためだ。30分ほどで唾液がエナメル質を修復してくれる。
ただし酸蝕歯よりも虫歯のリスクが高い人は、食後すぐに歯を磨いてかまわない。歯磨き粉は再石灰化を促すフッ素入りを、歯ブラシは軟らかいものを選び、優しく丁寧に磨くことを心がけよう。
(ライター 松田亜希子)
やっぱり、歯のケアって大切なんだな。
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アルツハイマー、歯周病が誘発 九州大がメカニズム解明、関与の酵素特定 
西日本新聞社 8/7(月) 11:25
 
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                    武洲・准教授
 
歯周病がアルツハイマー病を誘発するメカニズムを、九州大大学院歯学研究院の武洲(たけひろ)・准教授(神経免疫学)の研究グループが解明し、関与している酵素を特定した。歯周病とアルツハイマー病の相関関係は近年、患者の状況や脳の解剖から指摘されているが、どういった過程をたどるのかは未解明だった。酵素の働きを止める薬や食品を開発できれば、アルツハイマー病の発症や症状悪化を食い止められる可能性がある。
6月中旬、オランダの科学誌電子版に研究成果を発表した。
先行研究で、アルツハイマー病患者の脳から歯周病の原因菌「ジンジバリス菌」が見つかっている。
グループはマウスにこの菌を毎日少量ずつ5週間にわたって投与して歯周病状態にしたところ、投与していないマウスに比べて認知機能が低下。脳内にアルツハイマー病特有の炎症や老人斑が認められた。

さらに、投与したマウスの脳内で「カテプシンB」と呼ばれる酵素が増大していることに着目。遺伝子操作でカテプシンBをあらかじめ欠損させたマウスに菌を投与すると、認知機能低下などアルツハイマー病特有の症状や脳炎症などは起こらなかった。
培養皿上でもこうした過程の再現に成功。カテプシンBが脳内での炎症作用を促す一方、老人斑の生成にも関わっていることを突き止めた。

グループは、カテプシンBの働きを阻害する食品の開発に向け研究を始めている。武准教授は「食品や薬の開発には長い年月がかかる。まずは若いうちから口腔(こうくう)ケアをして歯周病を予防することが、アルツハイマー病予防にもつながると話している。

「歯はみがいてはいけない」は、やっぱり”釣り”タイトルだね。
正しくは「間違った歯磨きを、してはいけない」が正しい表現だろう。
「当り前のタイトルじゃ本は売れない」、、のかね。 (T_T)

食後すぐは、酢など酸性化して歯が柔らかくなっているので歯磨きではなく、よく口をすすぐのが正しいのだろう。 年寄りが食後に、お茶で口をすすいでいるのに眉をひそめていたけど正しい歯のケアだったんですね。(お茶のカテキンは殺菌作用があり有効なんだとか。

ということで、正しい歯のケアは、、
◆食後、歯ブラシは使わず、お茶で口をすすぎ食べ滓を洗い流す。
◆歯磨きは、就寝前と起床後に充分行う。(就寝時は舌苔掃除も一緒に行う)
といったところだろう。 (^_-)-☆
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「歯はみがいてはいけない」は本当か? 著者に聞いてみた 
ヨミドクター 6/29(木) 12:11
■『やっぱり歯はみがいてはいけない 実践編』
(講談社+α新書)森昭さん、森光恵さん
お口のケアへの関心が高まっている中で、刺激的なタイトルをつけたものだが、そのかいもあってか前作の「歯はみがいてはいけない」は昨年の出版以来、増刷を重ねる反響を呼んでいる。著者の森昭さんは京都府舞鶴市の歯科クリニックの院長。「歯磨きは、歯ブラシに歯磨き剤をつけてゴシゴシやるのが一般的ですよね。それが歯磨きだと考えるのは間違いです」という思いが、タイトルにこもっている。今作は前作で紹介した考え方のハウツーをまとめたものだ。
歯磨きは何のためにするのか。「食べカスを取るため」と答えたら、それは「×」。森さんによると、口の中の細菌の塊であるプラーク=歯垢(しこう)=を除去するためというのが正解だ。もちろん、細菌の栄養になる食べカスを取ることにも意味はあるが、最も大切な目的が細菌の除去なら、歯磨きよりも大切なことがある。それはフロスと歯間ブラシで歯と歯の間や歯周ポケットを掃除すること。歯ブラシで歯をゴシゴシやるだけでは、この部分の3割程度しかきれいにならないと言われている。「予防歯科について勉強すれば、お口のケアの目的は細菌を減らすことなのは明らかです。なぜ、日本では歯磨きばかりが強調されてしまったのか。先進国を見ると、日本の口腔(こうくう)ケアはガラパゴスですよ」と嘆く。
■ お口のケアに歯磨き剤が不要な理由
そしてもう一つ、森さんが強調しているのが唾液の働きだ。「食事をすると、歯の表面のエナメル質が酸で溶けやすくなります。それを30分から1時間ぐらいかけて中和し、再石灰化と言って歯を強くしてくれるのが唾液です」と言う。そのほかにも食べカスを洗い流し、細菌の働きを抑え、口の中を保護するといった多様な機能がある。「食後は口の中で舌を回して唾液で口の中をきれいにしましょう。食後すぐに歯をみがいてしまっては、作用が強い食後の唾液を捨ててしまいます。唾液は天然の歯磨き剤です」と強調する。だから、お口のケアに基本的には歯磨き剤は不要という考えだ。
では、どういう時に歯磨き剤を使うのか。森さんの診療では必ず、顕微鏡で口の中の細菌の種類を確かめる。虫歯菌、歯周病菌、カンジタ菌など菌の種類は人によって違う。その人の口の菌の抑制に適した薬理作用のあるプロ用の歯磨き剤を処方するのだという。「市販の歯磨き剤を使うとさわやかだとは思いますが、 プラークにさわやかさは不要です。それはエチケットの問題です」と言う。
プラーク除去の観点では、歯磨きのタイミングも通念とはちょっと違う。
通常の歯磨き指導は毎食後とされることが多い。
森さんは、起床後と就寝前が大事だという。夜寝ている間は唾液の分泌が低下し、細菌がたまりやすくなる。だから、寝る前に歯磨きをして細菌の量を減らし、起床後は増殖した細菌を洗い流すということだ。日中は、唾液の力でプラークが作られるのを比較的予防できるので、夜間のケアを重視しなければならない。

■「歯を磨くな」とは書いていない?
前作の「歯はみがいてはいけない」(森昭著)を読んだ読者からは、「どんなフロスや歯間ブラシを、どういうふうに使えばいいのか」といった問い合わせがたくさん届いた。そこで今年6月に出版したのが、「やっぱり歯はみがいてはいけない 実践編」だ。こちらは、クリニックに併設する歯科グッズの店を運営する歯科衛生士で妻の光恵さんとの共著になる。
フロスや歯間ブラシ、歯ブラシの種類、使い方、歯茎からの出血など症状別のケアを具体的に紹介している。クリニックに歯ブラシや洗口液などの歯科グッズを置いているところはあるが、店舗まで併設して品数をそろえているのは珍しい。光恵さんは「歯ブラシは30種類以上、フロスも8種類置いていますが、患者さんごとに適したものがあります。診療中だと、患者さんにフロスの使い方や選び方などをゆっくりと指導している時間がないので、店に歯科衛生士を常駐させて、その人に合った歯ブラシなどを紹介して、フロスは体験してもらっています」と言う。
本を出版した後で読者からは、「本の中では、歯を磨くなとは書いていないじゃないか」という声も寄せられた。その通り。わざわざ歯磨きやフロスの指導ができるように店を開いているくらい、歯磨きも含めて適切なお口のケアには力を入れている。歯磨きに偏ったケアに注意を喚起したかったということだ。本が反響を呼んだことから、遠方から4時間もかけて受診に来る患者まで出てきた。「遠くから来ていただいても、私は名医でも何でもない普通の歯科医。できるのは歯磨きやフロスの指導ですから、なんだか申しわけなくて」と森さんは戸惑っていた。
フロスや歯間ブラシでのケアの重要性や唾液の機能については議論の余地はなさそうだが、歯磨きのタイミングなどについては異論を持つ歯科医もいるだろう。“森流”をひとつの提案と受け止めて、専門家の間で議論を深めて情報発信をしていただきたい。

まだ仮説の段階だというが、社会問題になっているアルツハイマー病の有力な原因の1つが、歯周病由来の酪酸だという。
ボケたくなかったら、取り敢えず歯を磨きましょう。歯が痛くなったら放っておかないで歯医者さんに行きましょう。 (;^_^A
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歯周病はアルツハイマー病の一因か? 
毎日新聞 5/27(土) 10:00
歯周病を放置するとアルツハイマー病に?
日本人の成人の80%以上がかかっているといわれる歯周病。その原因菌が作り出す「酪酸」がアルツハイマー病を引き起こす一因になる可能性があるとい う。日本大学歯学部の落合邦康特任教授(口腔<こうくう>細菌学)らの研究チームが5月12日、福岡市で開かれた日本歯周病学会でラットによる実験結果を発表した。歯周病とアルツハイマー病の関連性については、これまでも指摘されていたが、動物の体の中で歯周病とアルツハイマー病の関連を示唆する現象が起きているのを確かめたのは初めてという。
◇ 脳の機能が徐々に失われていくアルツハイマー病
アルツハイマー病は認知症の一種で、脳の神経細胞が徐々に死に、脳の機能が失われていく病気だ。国内に約500万人いる認知症患者の6〜7割を占めると考えられている。細胞死は記憶や学習に関わる海馬の周辺から始まり、最終的には脳全体に広がる。発症すると、まず、少し前の出来事が思い出せなくなる。そして、時間や場所が分からなくなって、言葉が使えなくなる。仕事や家事など段取りが必要な行動ができなくなり、人の顔や物を見ても判別がつかなくなる。さらに進むと、食事や入浴、着替えもできなくなって寝たきりになる。発症後は平均10年で死に至る。
◇ 歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こす
アルツハイマー病を発症する要因はまだ完全に解明されていないが、考えられている仮説の一つに、体内での酸化反応が組織や細胞などにさまざまな害を与える「酸化ストレス仮説」がある。チームはこれまでの研究で、歯周病の原因菌「ジンジバリス菌」などが作る酪酸が細胞内に取り込まれると、「鉄分子(ヘム)」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」が過剰に作り出され、細胞に酸化ストレスを起こして壊してしまうことを明らかにしている。
そこで今回は、酪酸が動物の脳にどのような影響を与えるのかを調べた。
健康なラット3匹の歯肉に酪酸を注射。6時間後に、海馬▽ホルモンの分泌に関わる松果体と下垂体▽さまざまな高度な活動をつかさどる大脳▽主に運動機能の調整を行う小脳−−について、酸化ストレスの状態などを分析した。
◇ 記憶形成に関わる海馬に大きな影響
すると、酪酸を注射したラットは、通常のラットに比べ、全ての部位で平均35〜83%も「ヘム」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」の濃度が上昇していることが分かった。中でも海馬での上昇率が最も高く、ヘムは平均79%▽過酸化水素は平均83%▽遊離脂肪酸は平均81%−−濃度が上昇していた。また、細胞の自殺を誘導する酵素「カスパーゼ」の活性を測定すると、海馬で平均87%増加していた。さらに、アルツハイマー病の患者の脳神経細胞内では、物質輸送に関わるたんぱく質「タウ」が異常に蓄積するが、酪酸を注射したラットは通常のラットに比べ、海馬で平均42%もタウの量が増加していた。
◇ 歯周病の放置は厳禁
チームは実験結果について、注射した酪酸が血流に乗って脳内に入り込み、さまざまな異常を引き起こしたとみている。歯周病患者では、「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯肉の間から、健康な人の10〜20倍も酪酸が検出されるという。落合特任教授は「歯周病巣の酪酸が長期間にわたって脳内に取り込まれれば、 アルツハイマー病を引き起こす一因になることは十分に考えられる。歯周病はすぐに生死に関わる病気ではないので放っておく人が多いが、重大な別の病気につながる可能性があることを忘れてはいけない。早めに治療をすべきだ」と指摘する。
チームは今後、歯肉から脳内にどれだけ酪酸が入り込むのかを調べる。
また、酪酸を注射した動物がアルツハイマー病を発症するかどうかを、行動分析などで検証する予定だという。

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