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小論文の題材は、基本的に (1)意見がわかれていること (2)受験生の知的レベルでも反論を思いつくこと になります。「受験生が論じやすい内容」と考えればわかりやすいです。 さらに、作問者が「これは問題だな」と感じたものになりますから、受験生が「これは問題だな」と感じているかどうかは関係ありません。受験生にとっては「何の問題もない」と感じていることでも、知識人の視線で「問題だ」と判断されれば、その題材は出題されます。作問者にしてみれば、「問題があると気づけるかな? ここで問題があるとわからないようでは、知的レベルが低いと見なす」という感覚です。 というわけで「洋装ゆかた」もネタとしては出題しやすいものです。 日本伝統の衣料「ゆかた」を大胆にアレンジしたもので、たぶんミニスカートのような裾が特徴だと思います。もちろん着ている本人たちは「かわいい」と思っているでしょうが、大人の多くは「伝統に対する冒涜だ」と感じているはずです(あるいは「かわいい」と思ったとしても、口では「けしからん」と言っているでしょう)。 こうした「伝統のアレンジ」はしばしば論点になります。 伝統を頑固に守ろうとすれば、その伝統は廃れていきますし、かつ伝統の改変を許してしまえば、伝統が破壊される恐れがあります。それに、そもそも伝統の改変には実害がほとんどなく、単に「気分の問題」だったりしますから、伝統を守る必要性そのものに疑問がわいてきます。したがって「伝統のアレンジ」は、(1)意見がわかれていること、(2)受験生の知的レベルでも反論を思いつくこと、という上の条件に合致します。 というわけで、あの現代風の「ゆかた」、どう思いますか?
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私は現代風の浴衣を着るのは、あまりよい印象ではありません。浴衣は、日本の伝統の服装でそれを着ると季節感を感じ、日本の情緒を思わせるので良いと思いますが、洋装の浴衣を着ている人を見かけると足がかなり露出しているのでもう少し品のあるアレンジで着てほしいと思います。
2007/8/26(日) 午前 10:47 [ まき ]