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この作品は、二十年以上前、日本版のアニメ「サンダーバード」のエピソードとして書かれ、OKがでたものです。
その後、アニメ「サンダーバード」の企画は頓挫……「サンダーバード」の名前が使えなかったのかも知れません……いずれにしろ、それで全て終わるつもりでした。
ところが、そのアニメは、「テクノボイジャー」と言う名で復活、放映されたそうです。
問題は、その後発覚しました。
僕の書いた「サンダーバード」と酷似した作品が、別の脚本家の名前で放送されたらしいのです。
この作品は、事件とその解決法が目玉です。僕はそのアイデアを、人にも話していましたから、僕の書いた脚本そっくりの作品が「テクノボイジャー」で放送された事を、その人たちから聞かされました。
ただ、僕自身、その放映を見ていないので、どの程度、似ているのか確認のしようがありません。
当時、その事実を知った総監督は、大慌てしたそうですが、肝心の脚本家からは、何の連絡もありませんでした。
ようするに、人の作品のパクった訳ですが、そこいらの事情もよく僕には分かりません。いずれにしろ、僕自身がその作品を見ていないのですから、なんともいえません。
もし、当時の「テクノボイジャー」の僕の作品にあたるアニメを、ビデオで保管している方がいれば、連絡していただき拝見させていただきたいのです。
僕の脚本は「日本版アニメ サンダーバード」のままになっています。
もちろん、「テクノボイジャー」では、登場人物等の名前は、変っているかも知れません。
サンダーバード
(仮題) 巨大飛行機を救え その1
脚本 首藤剛志
人物
ヒダカ
キャサリン
ハンセン
サミー
エリック
司令官
乗員A・B
ジル
コンピューターの声
コン
青年
パイロットA・B
女
技術者
その他
N
○大空
N「西暦2066年になっても、刹那的に生きる若者の姿は変わらない」
ドカーン!
猛烈な噴射音を残して、小型ロケットがぶっ飛んで行く
派手なカラーの機体には、ネズミが学生服を着たマーク 英語で「なめんなよ」と書かれてい る
○同ロケットコックピット
リーゼントで頭をかためた青年と、ワンダーウーマン風のスタイルの女が乗っている
青年「どうでぃマッハ4、しかもよう、手動運転だぜ…手動運転」
女「マハハハとつきあげるじゃん」
青年「男よりもよかんべや」
女「うん、きくきく」
と、コックピットのブザーが鳴る
声「そこの無免許飛行物体。止まりなさい。飛行禁止エリア違反、およびスピード違反です」
女「イヤーン ポリちゃんよ」
○大空
ジェットパトカーがロケットを追っていく
○ジェットパトカーコックピット
二人のパイロットが乗っている
パイロットA「ガキどもめ、なめんなよ」
パイロットB「必ず、しょっぴいてやる」
○ロケットコックピット
青年「ニャーオ、なめておいしい面かよ。ここまでおいで。なめておいしい子猫ちゃん。赤いボタンを押してくれ」
女「ファーイ、とんずら装置、ネコイラズ」
女、赤いボタンを押す
○ロケットが赤い光に包まれる
○パトカーコックピット
パイロットB「センサーから機影が消えます。」
パイロットA「レーダー妨害装置か。近頃のガキは金のかかかるメカを平気で持ってやがる」
パイロットB「親のスネかじりやがって…勤労青年、奴らを許すなよ」
パイロットA「おーとも労働者の敵め…逃がすか。有視界飛行!」
パイロットA、スイッチを押すと、前面に青空が広がる
パイロットA「プロのテクニック見せてやる!」
○大空
ドカーン!
パトカーのエンジンがフルになる
追跡するパトカー
○ロケットコックピット
女「イヤーン 追い付かれちゃう」
青年「イヤ、イヤイヤーン、それしかないのか。よーしイイって言わしてやるぜ!」
○ロケット、急降下する
下に雲海が広がっている
○ロケット・コックピット
青年「あの雲に突っ込む」
マイク中から、パイロットAの声が叫ぶ
パイロットA「よせ!そこは」
青年「うっせい!」
青年、スイッチを切る
○パトカー・コックピット
パイロットB「野郎、交信を切りやがった」
パイロットA「知らねぇぞ、あそこは昨日から、飛行禁止空域だ」
パイロットB「やばい、おつとめごくろうさん。俺達は任務を守っただけ…戻ろうぜ」
○パトカー 雲海から遠ざかる
○雲海の中
ロケットが降りていく
○同 コックピット
青年「マイ・プシーこういうのを昔から雲隠れっちゅうの」
女「そーいうあんたが好き!…(前方を見て)あ、陸地が見えるわ」
青年「んなぁ……まだ、地上から一万メートルはあるぜ」
女「でも、あれ…いやーん!なに!」
ビジョンに大きく広がる大地
青年「いやーんしかいえねえのか、(気付き)そんな!」
大地に見えたもの、それは、巨大な飛行物体だった。
ロケットその甲板に激突する。
その2につづく
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前略 私自身は視聴していませんが、データとして知っているので連絡します。詳しくは、私のブログまでお越し下さい。草々
2006/5/23(火) 午後 8:04 [ 大塩高志 ]
つい最近まで、スカパーのAT-Xで「テクノボイジャー」の 再放送がされていましたので、見た事のある方は意外に多い と思います。 まさかテクノボイジャーにまで首藤先生が関わっていたとは 驚きですねえ。 ビデオに録画したままなので時間を作って確認してみます。
2006/5/24(水) 午前 9:26 [ tkctkc2000 ]
首藤先生初めまして。私は『科学救助隊テクノボイジャー』のファンサイトを開設しているMikiと申します。先生のアイディアは14話「天駆けるエアポート」で使用されました。エンディングに先生のお名前がクレジットされていたので、先生が関わっておられたものと私は思っていました。
2006/5/24(水) 午後 8:11 [ Miki ]
MIKIさんへ……そうですか。では、初回放映後に、クレジットを直したのでしょうね。いずれにしろ「サンダーバード」が「テクノボイジャー」になってからの事は知らないのです。是非「天駆けるエアポート」を見てみたいものです。 首藤剛志
2006/5/24(水) 午後 11:19 [ 首藤剛志 ]
首藤先生、今晩は。私は『テクノボイジャー』が『サンダーバード』であった頃のお話が知りたいです。そし宜しければその頃のお話をして戴けないでしょうか?
2006/5/25(木) 午前 2:10 [ Miki ]
初めまして。 「天駆けるエアポート」私は本放送と、当時録画されたVTRしか観た事ありませんが その時から首藤先生の名前は原案としてクレジットされておりました。 脚本としてのクレジットではありませんでした。 二十数年前の記憶ですが、間違いありません。 このエピソード、テクノボイジャーとしては出色の出来だったと思います。 細かい部分は覚えていませんので残念ながら比較は出来ませんが。 「テクノボイジャー」と言うと思い出されるエピソードの3本に入る作品です。
2006/6/6(火) 午前 1:13 [ ぱーぷる ]
MiKiさん、「サンダーバード」のエピソードについては、そのうち「えーだば創作術」の方に、書くつもりです。VTRをお持ちの方。是非みてみたいのですが、よかったらご連絡ください……首藤剛志
2006/6/16(金) 午前 9:42 [ 首藤剛志 ]