首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

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 これから、二・三ヶ月、仕事場に引きこもって仕事をするつもりである。
 よほどの用事でもない限り、外には出ないつもりである。
 実は、十年以上、考えていたゴーショーグンと言う小説シリーズの最終巻が、ほとんど形を見せ、最終的な手直しをしようとしているのである。
 もちろん、手直しの途中に、大幅にストーリーが変わる事もあるかもしれない。
 そこが、面白いところでもあるが、どうなることやら……
 だから、基本的にここに書かれていることは、引きこもりの最中の事……気休めに読む本や、DVDや、軽い散歩の題しかなくなるだろう。
 未発表作品の連載は続けるし(といってもコピーしているだけ)、インターネットのWEBアニメスタイルのコラムの連載も続ける。
 おそらく、二・三ケ月後の僕は、ミイラのようになぅっているかもしれないがよろしく……

この作品は、1986年ヒットアニメ作品のパート2としてシナリオ完成後、製作会社の都合で、製作が中止、今のところ未発表になっている作品です。長編なので連載の形で掲載します。
なお、著作権は首藤剛志にあることを明記しておきます。

   (仮名) 「幻夢戦記レダ2」   ティスト オブ ハニー (蜜の味)

                 その9
                   ストーリー 首藤剛志
                   脚本    首藤剛志
 
○ レンゲの畑
     ドサン! と健一が落ちてくる。                    
     陽子、ハッとゼンの体から身を離す。                     
 健一「あ、あ、ごめん。邪魔する気はなかったけど、邪魔しちゃったりして・・・・・   
    その・・・・・ 」                              
     しかし、陽子は、じっとゼンを見つめている。              
 陽子のN「・・・・・ その時、わたしは、信じられない程うろたえていました。わたしは今
      何をしようとしたの・・・・・ この人と・・・・・ 何を・・・・・ どうして・・・・・ 。」 
     陽子、かぶりを振り、駈け去る。                    
 健一「悪い事しちゃったかな僕・・・・・ 悪いですよね・・・・・ 当然・・・・・ ね。」     
     と、ゼンの方を向き直るが、もうそこにゼンはいない。          
     健一、ポカンと口を開けるが、真顔になり、               
 健一「しっかりしろ。お前、男だろ・・・・・ うん!」                
     自分で自分にうなずいて、                       
 健一「朝霧君! 待って!」                          
     健一、陽子の後を追う。                        
  健一「あ、あ、ごめん。邪魔する気はなかったけど、邪魔しちゃったりして・・・・・   
    その・・・・・ 」                              
     しかし、陽子は、じっとゼンを見つめている。              
 陽子のN「・・・・・ その時、わたしは、信じられない程うろたえていました。わたしは今
      何をしようとしたの・・・・・ この人と・・・・・ 何を・・・・・ どうして・・・・・ 。」 
     陽子、かぶりを振り、駈け去る。                    
 健一「悪い事しちゃったかな僕・・・・・ 悪いですよね・・・・・ 当然・・・・・ ね。」     
     と、ゼンの方を向き直るが、もうそこにゼンはいない。          
     健一、ポカンと口を開けるが、真顔になり、               
                                        
 健一「しっかりしろ。お前、男だろ・・・・・ うん!」                
     自分で自分にうなずいて、                       
 健一「朝霧君! 待って!」                          
     健一、陽子の後を追う。                        
                                       ○
○ 三つ壁村屋敷                                
     陽子、走って来て門の中へ入る。                    
     走って来る健一の目の前で、門が閉じられる。              
 健一「チェッ!」                               
                                        
○ 同 深夜                                  
     三ヵ月が、雲に見え隠れする。                     
                                        
○ 女の子達のそれぞれの部屋                          
     布団の中で眠っている女の子達。                    
     眼鏡をはずして眠っている裕子。                    
     ちぢこまって、爪を噛んでいる杏子。                  
     目は開いている。                           
                                        
○ 屋敷の前                                  
     健一が、壁に寄り掛かってうたたねしている。              
                                        
○ 陽子の部屋                                 
     天井を見つめている陽子。                       
 陽子のN「その夜、わたし、とても眠れる気持ちになれませんでした。」      
     突然……。                           
     「ヒッ!」                              
     という、女の悲鳴のようなものが聞こえる。               
     バタンという、何かの倒れるような音。                 
                                        
○ 杏子の部屋                                 
     ガバット起きあがる杏子。                       
                                        
○ 陽子の部屋                                 
     同じく陽子。                             
     縁側の障子のむこうを人影が通り過ぎていく。              
     陽子、おろおろと辺りを見回すが、床の間の剣をすがるように握り締め、そっ
     と障子を開ける。                           
     庭を白い影(ゼン)が遠ざかっていく。                 
     何かを脇に抱えている。                        
     陽子、縁側に出る。                          
     と、その肩をポンと叩かれる。                     
     陽子、悲鳴をあげようとするが、その口を閉ざされる。          
     杏子である。                             
     杏子は、指で、黙れを合図する。                    
 陽子「(うなずいて)・・・・・ 杏子・・・・」                     
                                        
     杏子は黙って、連いて来いと手招きしながら、白い影(ゼン)の後を追う。 
     陽子は剣を抱き締め、震えながら杏子に連いて行く。           
                                        
○ 土蔵                                    
     白い影が入っていく。                         
     物影から、杏子と陽子がうかがっている。                
 陽子「なんなの、あそこは・・・・・ 。」                      
     杏子、黙って、陽子の頭を繁みに突っ込む。               
 陽子「!!」                                 
     土蔵から、白い影が出ていく。                     
     脇に抱えたものは、もう持っていない。                 
     杏子と陽子は、土蔵に忍びよる。                    
     土蔵の扉が開け放しになって揺れている。                
 杏子「中を見よう。」                             
 陽子「いやだ・・・・・ 。」                            
 杏子「恐いのかよ?」                             
 陽子「だって、不法侵入でしょ。」                       
 杏子「(苦笑)よろしい。陽子は、ここで待ってろ。」              
     杏子、さっと土蔵の中へ入り込む。                   
                                        
                            10へつづく

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