首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

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 先日書いた、僕の娘についてのブログへのコメントの中で、子供は素質か環境かという質問のようなものがあり、ずーっと気になっていた。
 いうまでも無く、子供が持って生まれた素質は、子供の物である。
 素質を伸ばす環境を作るといっても、生まれたばかりの子供の素質など分かる訳がない。
 おまけに、僕のような物書きが仕事の父親は、年中、ぐずぐずと家の中で寝っころがっていて、他の子供の親と違って、粗大ごみのようにしか見えないだろう。
 おまけに、飲んだくれの酒飲みとあっては、けっして環境がいいとは言えない。
 さすがにこれはいかん……と、仕事場を他に借りて、そこで仕事をする事にしたが、不規則な時間の僕は、仕事場に閉じこもると、家に帰って行くのが面倒になる。
 結局、仕事場に寝泊まりするようになり、幼児の頃の娘には、三日に一度ぐらいしか、会っていない。
 ただ、その頃は小田原の海のすぐそばに済んでいて、海辺を散歩しながら、こんなことは、つねづね言って聞かせていた覚えがある、
「おまえは、この世で他の誰でもないたった一人の人間だ。この世界に生まれてきたのは、多分、パパやママが望んだだけでなく、世界中が望んだから生まれてきたんだ。そして、世界中の子供たちは、みんな一人ひとりが、そうやって生まれてきた。……みんな、一人ひとりが、世界に望まれて生まれてきた子どもたちなんだよ」
 都合のいい事に、海には水平線が見える。
 世界とは、その向こうに広がっている。
 地球上に住む子どもたちは、みんな、世界が望んだ、たった一人の大切な人間だという事だ。
 小田原には、山もある。
 小田原の自然は豊かだ。眺めも水平線の見える海が見える。
 ただ、娘は、小田原だけにいたわけではない。
 都会好きの妻が、よく東京に娘を連れて行き、青山に住んでいた義理の妹の家に泊まっていた。
 つまり、娘は、東京のど真ん中と、小田原の自然と水平線を見慣れていた事になる。
 幼稚園は、キリスト系だが、いささか異端?の英国国教会系の幼稚園だった。
 カソリック系の堅苦しさはなかった。
 ついでだが、小田原はお寺の町でもある。
 それでいて、意外と外国人の多い町でもある。
 温暖な気候のせいか、小田原の人は、のんびりしている。
 そのくせ、北条家から江戸時代、明治時代に続く名門の家も多く気位の高い、それでいながら、二宮尊徳なんて、勤勉の人を誇りにしている。
 つまり、娘の環境は、なにやかにやとごちゃまぜなのである。
 東京に住むようになって通っている小学校は外国人の子供も多い。
 自分は、世界に生まれたたった一人の子だ……という気持ちがあるからか、友達はいるが、友達の間に流行っている遊びに、あまり、はまることもない。
 親が「ポケモン」の初期のテレビや映画の脚本家なのに、さして、「ポケモン」にのめり込む事も無かった。
 もっとも、僕も、それをあえて、娘に言おうともしなかったが……。
 それが、親から見た娘の環境である。
 というより、むしろ親の勝手な都合で作られた環境であるといっていい。
 いずれにしろ、まだ十一才の子供である。
 これから先、どうなるか分からない。
 今から、子供の行き先を考えてもしかたがない。
 彼女次第で、なるようにしかならないだろう。
 それでいいとも思っている。
 ブログのコメントに書かれた方も、子供について、素質や環境をさほど心配することはないと思います。
 子供は子供で考えて、ただし、自分の生きるこれからを、親の責任にすり替えるような子供になってほしくないとは願っています。
 その子自身が、この世界で、誰でもない、たった一人の人間であること。かけがえのない人間であることを、たまに話てやるのもいいかもしれません。
  
 

 

 

「COSMOS ピンクショック」二部……その6  最終回
                            首藤剛志



○山頂付近
   フィレは呆然と立ちすくむ。
フィレ「男が女を助けている。男があの三人の為に闘っている!」
部下「はぁ…なんか、昔話とは随分、話が違うみたい。」

○イメージ
   ミッチがフィレに話している。
ミッチ「たぶん、ヒロちゃんは、そんな男の子じゃないわ。いいえ、男の人ってそんなに悪い人ばかりじゃないわ。」

○山頂付近
フィレ「わたし達は、何か考え違いをしていたのかも知れないわ。」

○神殿
   大乱戦が続いている。
   突然、宝石の光がカーッと膨れあがる。
   一同動きが止まる。
   次第に、光が弱まっていく。
   ポッカリ開いた穴が、狭まっていき、地鳴りがする。
ギャッピー「みんな、暗黒空間の出口が狭まっていく。急げ!脱出だ!」
   そして、ミッチの手を取り
ギャッピー「さ、君のピンクショックはあそこだ。」
   と、ピンクショックを指す。
ギャッピー「おまえは、一人でどこまでも!」
ミッチ「うん、ヒロちゃんを追うわ。」
ギャッピー「行きなさい」
ミッチ「ありがとう…」
   ミッチ、ピンクショックに走って行く。
   ギャッピー、後ろも見ず、そのまま、ショルダージェットでギャッピー機へ飛ん   でいく。
   ジェーンとラン、呆然と見上げ、
ジェーン「いい男だねぇ」
ラン「惚れたよ、わたしゃ」
ジェーン「ん?」
ラン「ん?」
   二人、キッと睨み合う。
   とたん、大地震がおこる。
二人「な、場合か!」
   二人は、自分達のロケットに走っていく。
○ピンクショック コックピット
ミッチ「ミッチ、行きます!」
   レバーを叩き込む。

○ピンクショックは、上空の光の隙間に向かって素っ飛んで行く。
   続いて、船団が後を続く。
   岩山の頂きで、噴火が起こる。

○山頂付近
   フィレが上空を見上げている。
フィレ「男……か……」
   光の隙間が、閉じていく。
   フィレ、くるりと部下の方を向き
フィレ「みなの者…わたしも行く…男というものが、どういうものなのか…愛というものが、どういうものなのか…わたしもこの目で確かめてみたい。」
部下「分かっております。そして、それが明るいものであれば…私達にもそれが分かればあの暗黒も晴れることでございましょう。」
フィレ「うん!」

   フィレを乗せたロケットが飛びたつ。
   部下達が手を振る。
   光の隙間が閉じる。ぎりぎりのところをフィレ機は、すり抜けていく。

○星雲連合会議
議長「ええ、ピンクショック騒ぎが治ったところで…次の議題に入ろうと思いますが…」
   ズズズズ………会議場が揺れる。
A「な、何事です。」
会議場のアラームの声「大変です!我が星雲に、空間の歪み発生!」
B「で、ど、どこに?!」
アラーム「ここです」
   一同呆然…… 
   会議場のヴィジョンがいきなり歪み、ピンクショックが飛び出してくる。
   天井を突き破って、大宇宙へ!
A「な、馬鹿な!」
   続いて、ギャッピー機が、ジェーンのランの機が、トラ軍団が…大船団が…最後に   、フィレの機が………飛んで行く。
   ボロボロになった、会議場の一同
議長「騒ぎは終わっていなかった…ピンクショックは続いていく…」
   ガックリとうなだれる。

○ピンクショック
ミッチ「わたしは止まらない。ヒロちゃんに会うまでは。ピンクショック、ノンストップ、ゴー!」

○大宇宙
   素っ飛んで行くピンクショック
   そして、大船団
   更に、その数は増えている!

○エンド タイトル
   軽快なテーマ音楽とともに、
   スタッフ、キャストがミッチ達の後を追っていく。
                       最終回 エンド


 一応三部形式でしたが、脚本化したのは、ここで終わっています。
 今も、ミッチーは、宇宙を一直線で、飛んでいる事でしょう。

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