首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

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先日、知人と食事をしたら、三十代になっていない女性を連れてきた。
 食事をしながら他愛のない話をしていたら、いつの間にか話題がアニメの話になった。
 とたんに、その二十代の女性は、目を輝かして饒舌になった。
 少女期からつい最近の二十代後半になってからのアニメについても良く知っている。
 その詳しいこと詳しいこと、知人と僕は呆然となった。
 その女性が、詳しいのは、別に女の子向けに作られたアニメについてではない。
 男の子が好きそうなロボットものも良く知っている。
 僕が、今、書いている、それほどメジャーともいえないだろうロボット物の監督の名前どころか、作風まで知っている。
 これが、かの「ガンダム」についてになると、「○○ガンダム」とか「ガンダム○○」とか「ガンダム」の名のついたシリーズのそれぞれの違いを話してくれる。
 同じ「ガンダム」のロボット(バトル・スーツ?)でも初号機からあれやこれやいろいろあるのもさんざん聞かされた。
 超勉強不足の僕は、「ガンダム」と言う作品は知っているが、実はアニメは見ていない。
 ガンダムというロボット?の形は見たことがあるし、登場人物にアムロとシャァ?という名前の人がいるというぐらいの知識である。
 つまり、アニメ雑誌に載っているほどの知識もない。
 ところで、ガンダムの富野監督とは、ずいぶん昔に何度かお会いしたことがある。
 最近では。アニメ雑誌に氏が書かれている「富野に訊け」という人生相談が面白く、毎月、読んでいて、その単行本まで買ってしまった。
 だが、「ガンダム」という作品については、「宇宙船艦ヤマト」と同じぐらい知らないのである。
 僕の子供時代は、テレビを殆ど見なかった。
 「ガンダム」と言う作品が始まった時は「ガンダム」に夢中になる年齢はとっくに過ぎていて、別の作品の脚本を書いていた。
 他の方の作るアニメを気にする余裕がなかったのである。
 その二十代の女性アニメファンにしても、最初の「ガンダム」を放映時に見た訳ではあるまい。
 放映時に見た人は今は四十代を越えている人もいるだろう。
 「ガンダム」の他にも、ファンの多いアニメは山のようにある。
 いわゆるアニメおたく文化は、想像を絶するほど広いようだ。
 日本脚本家連盟に入ってくる二次著作権使用料の六十パーセントがアニメであると言うのも頷ける。
 日本のテレビ……とくに映画の六十パーセントはアニメが稼いでいるのである。
 で、食事をした二十代の女性であるが、普通のOLだと自己紹介し、寒いだろうにミニスカートとコートを身に付けたちょっとおしゃれな女の子だった。
 僕が思っていたアニメオタク女性とは、容姿、風貌、まるで違っていた。
 最近何冊か読んだオタク女性に関する本の情報の通り、見た目、普通の女性である。
 むしろ、普通よりおしゃれかも知れない。
 ふーん、なるほどと、僕は納得した。
 ちなみにその女性は、ちゃんと三次元の生身のボーイフレンドがいるそうである。
 アニメが好きなだけじゃないのである。
 「これから、ボーイフレンドに会うんです。少し眠いけど……」
 と、言って、夜も更けた渋谷の雑踏にさっそうと消えて行った。
 ふーむ、なるほど、……ただもう、僕は呟くしかなかった。

  

 

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