首藤剛志のふらふらファイル箱

人並みのつもりにしては、ふらふらしています。

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 ミュージカルの本読みと初顔合わせがあった。
 スタッフとキャストが集まり、ミュージカルの全貌が分かると、妙に盛り上がった気分になる。
 これが、舞台の魔力である。主役級に選ばれた役者など目が輝いている。
 今までにないスタイルのミュージカルにしたいと、張り切った演出家が檄を飛ばす。
 みんな、期待に胸を膨らませている。ギャラの安さなど忘れて、みんな、やる気になってくる。
 不思議な雰囲気である。奇妙な盛り上がりである。
 やるとなったら、やるっきゃないのである。ミュージカルは音楽と踊りと芝居の総合芸術である。
それぞれのパートが、うまく合体してこそいい作品になる。
 とくに役者にとっては、舞台に上がりスポットライトがあたり、一人で歌でも歌ったりすると、もう舞台の魔力の虜になる人が多い。「乞食と役者は一度やったらやめられない」……それだけのエクスタシーを感じるのが舞台の芝居である。
 脚本も音楽も悪くはないと思う。こうなったら、六月の公演に期待するしかない。
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 作者が何を作ろうとし何を目指しているのかよく分からない映画を見た。「亀は意外に速く泳ぐ」という邦画である。つまらない映画ではない。むしろ、まあ適度に面白い映画だ。だが、作者が何を意図しているのかよく分からない。
平凡な若い主婦が、スパイ稼業に応募する。
スパイは目立たない事が第一だから、ますます平凡に暮らさなければならない。
その後、いろいろあるのだが、どれもこれもどうってことはないことばかりだ。
こういうのを脱力系映画とよぶのだそうだが、たしかに、この作品を映画館で見たら劇場から出てきた時、「今のはなんだったんだろう」と首をひねりたくなるような映画だ。映画を見た時間だけは確実につぶれている。つまらない映画なら怒りたくもなるが、そこそこ面白いから、時間を無駄にしたようなしないような、ひまつぶしをしたようなしないような妙な脱力感が確かに残る。
 僕は映画館でなく自宅でDVDで見たから、脱力までは行かないが、やはり「今のはなんだったんだろう?」と言う気分には襲われた。こんな気分になるのがお好きな奇特な人にはお勧めである。
 だが、こんな脱力がブームになるようだと、ちょっと困ったもんだとは思う。
 ただ僕にとっては、上野樹里と蒼井優という若い女優がのびのび気楽に演技しているの好ましい映画ではあった。「まあ、いいか……」ってな感じである。
 けなす気もしないし、あえて、お勧めする気もしない。
 お好きな方はどうぞとしか言い様のない評価に困る映画だった。



 
  

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