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			<title>怪談ブログ</title>
			<description>このブログは「怪談」（狭義の怪談ではなく、広義の「妖しい談（はなし）」を指す）を主として扱うブログです。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428</link>
			<language>ja</language>
			<copyright>Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.</copyright>
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			<title>怪談ブログ</title>
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			<description>このブログは「怪談」（狭義の怪談ではなく、広義の「妖しい談（はなし）」を指す）を主として扱うブログです。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428</link>
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		<item>
			<title>長谷川町子の暗黒世界</title>
			<description>&lt;div align=&quot;center&quot;&gt;&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-d5-f8/syouwa4428/folder/515634/73/13433173/img_0?1347237231&quot; alt=&quot;&amp;#x0030a4;&amp;#x0030e1;&amp;#x0030fc;&amp;#x0030b8; 1&quot; class=&quot;popup_img_450_338&quot; height=&quot;338&quot; width=&quot;450&quot;/&gt;&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;&lt;/div&gt;
　「お魚銜えたドラ猫、おいかけて・・・」 &lt;br&gt;
&lt;br&gt;
　日曜夕方、西日差す薄暗いお茶の間に、お馴染みの「あの曲」がテレビから流れてくる。・・・ &lt;br&gt;
　学生時代の友人でこの曲だけはどうしてもダメだ、という人間がいた。 &lt;br&gt;
　「俺、あの曲聴くとつくづく人生が嫌になるんだよね。」 &lt;br&gt;
&lt;br&gt;
　こんな都市伝説もある。 &lt;br&gt;
　「サザエさんの主題歌が流れている時間帯はもっとも自殺率が高くなる。」サザエさんの主題歌は世界的に有名な怪奇音楽「暗い日曜日」と同様に人間を死へといざなうのであろうか。 &lt;br&gt;
&lt;br&gt;
　さよう、サザエさんという作品には作者・長谷川町子の怨念が込められているにちがいない。そうでなければこんな都市伝説が生まれるはずがない。 &lt;br&gt;
&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
　　　　　　　※　　　　　　　　　　　※ &lt;br&gt;
&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
　「サザエさん」という作品は一見ヒューマンで明るい作品である。しかしその表面上の薄皮一枚剥がすと目もあてられない地獄が作品世界の深層に渦巻いているように思えるのはわたしだけであろうか。 &lt;br&gt;
&lt;br&gt;
　事実、サザエさんのパロディ・二次創作には実に陰惨で残酷きわまるものが多いのである。人はサザエさんの作品世界から途方もない悲劇の予兆、あるいは壮絶なヴァイオレンスの予感を感じ取っているのであろうか。今日もまたひとつサザエさんの新たな二次創作が生まれる。 &lt;br&gt;
　「サザエ、新興宗教に走る」・・・ &lt;br&gt;
&lt;br&gt;
&lt;br&gt;
　長谷川町子には「サザエさん」に加えてもうひとつ代表的な作品がある。それは「いじわるばあさん」である。この「いじわるばあさん」という作品は一読するだに唖然とする壮絶な四コマ漫画作品である。 &lt;br&gt;
　いじわるばあさんが延々と人々に「いじわる」をする。 &lt;br&gt;
　この「いじわる」が実に執拗でサディスティックな悪意に満ち溢れたものですべての読者は慄然としてしまうに違いない。 &lt;br&gt;
　まさしく「黒町子」が描く人工地獄、それが「いじわるばあさん」なのだ。ユイスマンスの『さかしま』と『彼方』の関係にも似て「サザエさん」を描く町子は「白町子」、いじわるばあさんを描く町子を「黒町子」と規定すれば納得がいく。 &lt;br&gt;
　そのとおり、「サザエさん」の病院の無菌室を思わせる作品世界はやはり「いじわるばあさん」という人口地獄に裏付けられた人口天国だったのだ。 &lt;br&gt;
&lt;br&gt;
　長谷川町子の持つこの悪魔的な二面性。 &lt;br&gt;
　まさに長谷川町子こそ戦後日本が生んだ魔女であり、魔女が描き出す怪異な幻想世界、それが「サザエさん」と「いじわるばあさん」なのである。 &lt;br&gt;
&lt;br&gt;
　さあ、今夜もベットのなかで『よりぬきサザエさん』を読むとするか。次の瞬間にはブシュ！と鮮血が本の中から噴出する壮絶な惨劇の予感をかすかに感じながら。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428/13433173.html</link>
			<pubDate>Thu, 01 Apr 2010 01:36:56 +0900</pubDate>
			<category>都市伝説</category>
		</item>
		<item>
			<title>怪奇小説　骨なし村</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-d5-f8/syouwa4428/folder/510196/82/11686282/img_0?1264351313&quot; width=&quot;450&quot;&gt;&lt;br /&gt;
　昨日届いた合同古書目録で佐藤有文『怪奇小説　骨なし村』（カイガイ出版）が７万円で出ていた。 &lt;br /&gt;
　７万円というと「凄い豪華本！？」と思ったりするのだが、実はこの本はぺらぺらの新書版である。発行年は１９７７年。そんなに昔の本というわけでもない。なぜこの本がそんなに高いのか。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　新書版に７万円とはべらぼうに高い気がするのだが、実はかってヤフオクでこの値段に近い値段にまで競りあがったことがあるらしい。 &lt;br /&gt;
　であるからこの７万円はあながち相場を無視した値段ということはできない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　オカルトの会「マラリア会」に所属し、世界各地のオカルト物件をフィールドワークした伝説上の人物・佐藤有文の唯一の創作物ということがこの本の人気の一因であろう。 &lt;br /&gt;
　しかし佐藤有文の本ならば『世界妖怪図鑑』（立風書房）が最高傑作であると思う。『骨なし村』の高値の要因はまず「希少」度が高いということに尽きると思う。 &lt;br /&gt;
　わたしは２０年間、この本を新書版の棚で探しているが一度も見たことがない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　実はこの『骨なし村』、実際に読んだ人はほとんどいないらしい。読んでいる人物がいるとすると唐沢俊一ぐらいか。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　あまりにも恐ろしい内容ゆえ回収破棄された、そのような推測も成立しうる。 &lt;br /&gt;
　一度読んだだけで、あまりの恐ろしさに発狂してしまう小説、そのような都市伝説的な小説の話に小松左京の「牛の首」がある。 &lt;br /&gt;
　わたしは『骨なし村』に「牛の首」に似たある種の陰影を感じる。それもどろどろとした不吉な陰影だ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　もしかして『骨なし村』このまま入手できないほうが、自分にとって幸せであるのかもしれぬ。もしかしたら一読するだに何かが起こる。・・・ &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　『骨なし村』とはそんな本自体がオカルト物件である、極めて恐ろしい書物なのかもしれない。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428/11686282.html</link>
			<pubDate>Mon, 25 Jan 2010 01:41:53 +0900</pubDate>
			<category>都市伝説</category>
		</item>
		<item>
			<title>這いずる悪魔</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-d5-f8/syouwa4428/folder/515633/65/11070865/img_0?1262536134&quot; width=&quot;354&quot;&gt;&lt;br /&gt;
　やってくる。・・・&lt;br /&gt;
　やつがやってくる。・・・&lt;br /&gt;
　テケテケと奇妙な音を立ててやってくる。・・・&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「口裂け女」「人面犬」と続いた現代のモンスターのウワサで、彼らの遺志（？）を引き継ぐ現代のモンスターといえば、やはり「テケテケ」が筆頭にあげられるだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　深夜、会社帰りのサラリーマンが男子便所で小便をしている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その時、なんとも嫌な気配がするそうである。&lt;br /&gt;
　誰かが自分をじっと見ている・・・&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　サラリーマンは直感的に便所の窓を見る。&lt;br /&gt;
　窓からは中学生ぐらいの少女がニヤニヤしながらサラリーマンを見ているそうである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　サラリーマンが不気味がって帰ろうとすると、少女はいきなりズボッ！と窓から便所内に入ってくるそうである。するとなんと少女には下半身がない。・・・&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　サラリーマンが絶叫して逃げようとする。しかし少女は二本の手でテケテケと奇妙な音を立てながら追ってくるそうである。その時速は４０キロ以上。追ってくる。追ってくる。どこまでも。どこまでも。。。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　これが「怪談・テケテケ」のだいたいの概要である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この話のバリエーションとしてはテケテケを線路で列車に下半身を切断された少女の霊とする「起源」が付け加えられている場合がある。しかしテケテケは霊ではなく「妖怪」とする場合もあり、その正体の公式見解はまだ明らかにされていない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しかしテケテケの正体不明さがかえって不気味さにつながっている雰囲気もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　さてこの「テケテケ」、口裂け女や人面犬に続く２１世紀のホラーヒーローに成りうるのかは、まだ不明である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しかしもしある日わたしが街角でテケテケを見たら熱心にテケテケの「布教」を始めるだろう。ねっちょりと、しつこく、いやらしく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そのようにして新たな「都市伝説」が広まってゆく。・・・&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　怖い、意味もなく。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428/11070865.html</link>
			<pubDate>Mon, 04 Jan 2010 01:28:54 +0900</pubDate>
			<category>都市伝説</category>
		</item>
		<item>
			<title>おじさんが見たもの</title>
			<description>　わたしの母方にはおじさんがふたりいる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　このふたりのおじさんの年下のほうのおじさんはちょっとした変わり者である。 &lt;br /&gt;
　ちなみにこのおじさんは現在６０歳近くでいまだに未婚・一人暮らしであり、話し方にちょっとクセがある人である。 &lt;br /&gt;
　 &lt;br /&gt;
　そのせいか何度もお見合いをしているがいまだに結婚相手が決まらない、というのがうちの母の悩みである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　このおじさんは謹厳実直な性格でありやや真面目すぎる部分がある。故に絶対に嘘をつくような人ではない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　またこのおじさんは色々不思議な話を知っていて小学生時代のわたしを大いに怖がらせてくれた。それらの数々の話の怖さと言ったら現在でもトラウマになっているくらいである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そんなある日、おじさんがフラフラしながら家へ帰ってきた。そして顔を蒼ざめさせてこう言ったのだ。１９７０年代の終わり頃のことである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「口裂け女を見た・・・」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　なんでもおじさんはある春の午後、千秋公園のベンチでうつらうつらしていたそうである。もうそろそろ夕暮れ、帰らなくては・・・と思った時、「それ」は現れたそうである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「うわー！・・・」という奇矯な叫び声と共に千秋公園の森の奥から走ってくる者がいる。おじさんはさすがに尋常ではないと思い飛び起きた。 &lt;br /&gt;
　おじさんはその時見たそうである。 &lt;br /&gt;
　走ってくるのは女で口が耳まで裂けていたそうである。・・・ &lt;br /&gt;
　おじさんは飛び起きて必死で逃げ帰ったそうである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この話を単におじさんがわたしを怖がらせるためにデッチあげた作り話と笑うのも自由である。しかしおじさんは嘘をつくような性格では絶対にない。 &lt;br /&gt;
　さらにおじさんはあれから３０年も経った今でも「口裂け女を見た」と口に出すことがある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　恐らくおじさんはその日千秋公園でなにかを見たに違いない。それを「口裂け女」と認識したのだ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは口裂け女の存在など絶対に信じない。 &lt;br /&gt;
　するとおじさんが見たものはいったいなんだったのか。そのことを考えると今でも震えがくる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「見てはならないなにか」それは時々ひょいと人間社会に顔を出す。そういうものが幽霊とか妖怪とかＵＦＯと認識されるのだ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは絶対にそういうものと遭遇したくはない。 &lt;br /&gt;
　なぜならそういうものを見た瞬間にわたしの人生観が１８０度変わってしまいそうだからである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　今日も虎視眈々と「なにか」はどこかに身を潜めている。 &lt;br /&gt;
　そして誰かの前に「ひょい」となにげなく姿を現すことであろう。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428/10845398.html</link>
			<pubDate>Mon, 28 Dec 2009 01:11:11 +0900</pubDate>
			<category>幽霊、心霊</category>
		</item>
		<item>
			<title>平成に甦る「芋虫」</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-d5-f8/syouwa4428/folder/510196/90/10528190/img_0?1261074148&quot; width=&quot;500&quot;&gt;&lt;br /&gt;
　江戸川乱歩の傑作短編「芋虫」が漫画化されたらしい。 &lt;br /&gt;
　絵師は丸尾末広。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　正直な所わたしは丸尾末広の漫画はあまり好みではない。 &lt;br /&gt;
　同系統の漫画家だったら、日野日出志か花輪和一を推す。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しかし「画力」だけとったら丸尾末広は抜群である。『丸尾画報』という画集が二冊も出ているだけの実力はある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　天才・乱歩に平成の絵師・丸尾末広がどう挑むのか今から興味深々である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　さて「芋虫」なる短編は戦前に出て一度発禁を喰らっているいわくつきの短編。 &lt;br /&gt;
　ネタバレにならない程度にあらすじを書くと、戦争で両手両足を失った夫とその妻のグロテスクな愛欲の生活を描く物語である。 &lt;br /&gt;
　 &lt;br /&gt;
　夫は両手両足を失ったものの「目」は戦傷から免れていまだ見えている。妻はこの点が不満である。ついに妻は夫の目を潰し夫を「生きた肉塊」にしようと陰謀を企む、というなんとも陰惨・病的な物語。 &lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　フランク・へネンロッターの怪奇映画「バスケット・ケース」を思い出してみたまえ。あの肉塊兄貴べりアルからさらに両手を切り落とし、両目をつぶしたらどうなるか。&lt;br /&gt;
　考えただけでも身震いする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしが特高警察だったら絶対に乱歩を牢獄にぶち込むだろうと思う。それほど凄惨な物語だ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この系統の話は「盲獣」「陰獣」「虫」など乱歩は何篇か書いているが「芋虫」のグロテスクさには及ばない。しかし「芋虫」はただ単にグロテスクなだけの話ではないのだ。見方によっては究極の純愛小説と言うこともできるだろう。さて絵師にそこまでの深部を描ききる力量はあるのであろうか。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　このテーマだったら日野日出志のほうが合う気もするのだが、丸尾末広が「芋虫」をどう料理して平成の怪奇漫画として復活させるのか、今から楽しみだ。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428/10528190.html</link>
			<pubDate>Fri, 18 Dec 2009 03:22:28 +0900</pubDate>
			<category>漫画、コミック</category>
		</item>
		<item>
			<title>癌で死んだ小川君</title>
			<description>　人間が子供から大人へ成長する時期には、様々な精神の混乱が見られるものだ。 &lt;br /&gt;
　この物語をわたしの２０歳前後の気の迷いと捉えるのも自由だ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しかしわたしは青年期の出発点で遭遇したこの不可解な出来事には単に恐ろしい以上のなにかを感じる。 &lt;br /&gt;
　 &lt;br /&gt;
　それはあたかも大人になるための通過儀礼として体験した、ある特殊な出来事であったかのように。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その当時、わたしは大学一年生で某私立大学の教育学科に在籍していた。無論、僻地のアパート暮らしである。そんなわたしと不思議と気の合った人物が英文科在籍の小川君（仮名）である。 &lt;br /&gt;
　小川君は仙台出身ということで、秋田出身のわたしと不思議と気が合った。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　小川君は「尾崎豊」の大ファンであったり、久保書店から出ていた官能劇画を沢山持っていたりと、ちょっとした趣味人であった。 &lt;br /&gt;
　小川君から尾崎豊の「シェリー」という歌の素晴らしさや、久保書店から出ていた「雨宮じゅん」の漫画の面白さを教えてもらったわたしはますます小川君と親密になっていった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そんなある日のこと。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　深夜、わたしは小川君とだべるため彼の自宅へ電話をかけた。しかし誰も出ない。わたしはどこかへ遊びに行ったのだろうと思い落胆してその日は早く寝た。 &lt;br /&gt;
　思えばこの日が怪異の始まりであったのだ・・・ &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　次の日、さらにその次の日もわたしは小川君に電話をかけた。やはり誰も出ない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　意を決したわたしは小川君の自宅へ歩いて行ってみた。ある初夏の日の深夜のことであった。 &lt;br /&gt;
　自宅からてくてく歩いて小川君のアパートに到着した。 &lt;br /&gt;
　小川君の部屋には電気がついていない。 &lt;br /&gt;
　それでもわたしは小川君の部屋の前まで行き、ガチャリ！とドアの取っ手を回した。 &lt;br /&gt;
　・・・やはり鍵がかかっている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは小川君はなんらかの事情で仙台に帰郷しているのだろうと思った。そしてしばらく小川君のことを忘れることにした。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　やがて夏休みが来る。 &lt;br /&gt;
　わたしは秋田へ帰郷してほとんど小川君のことを忘れてしまった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しかし大学の長い夏休みが終わった後、再び大学の校舎に舞い戻ったわたしの耳に妙なウワサが聞こえてきた。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「文学部の学生の中に胃癌で死んだ男子生徒がいる。。。」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしはとっさに小川君のことを思い出した。しかしまさかあの明朗活発な小川君が死ぬなんて・・・わたしは混乱した。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　このウワサは文学部の生徒の間で一時期ささやかれた後、まるで潮を引くように消え去った。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは学生課に行って学生名簿を見せてもらいに行った。しかし「プライパシーの問題」で名簿は見せてもらえなかった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そして秋も深まった１０月頃から妙なことがわたしの周りで起こりだした。大学からでてゆくマイクロバスの中に小川君らしき人影を見たのだ。そしてまたしばらくすると学食の中に入ってゆく小川君を見た。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　小川君はまるでわたしを弄ぶかのように、時々チラリと姿を見せた。しかし彼は絶対に捉まらないのだ。接近するとまるで魔法のように消えうせる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしの精神状態も尋常ではなくなってきた。 &lt;br /&gt;
　小川君は生きているのだろうか。 &lt;br /&gt;
　それとも癌で死んだのだろうか。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは小川君の幻影に巻き込まれるように、精神を病み始めた。 &lt;br /&gt;
　 &lt;br /&gt;
　晩秋の夜長、窓から小川君が覗いている気がする。・・・ &lt;br /&gt;
　どこに行っても小川君につけられている気がする。・・・ &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　やがて冬が来た。 &lt;br /&gt;
　偶然、かっての小川君のアパートの前を歩いていたわたしはギクッ！とした。小川君の部屋の明かりがついているのだ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは決意した。 &lt;br /&gt;
　このままでは一生、小川君に脅かされて生きるしかなくなる！ここで決着をつけなくては。 &lt;br /&gt;
　わたしはアパートの二階へつづく金属製の階段をカンカン登っていった。そして小川君の部屋の前へ来た。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは一気にいきなりドアを開けた！ &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そこには・・・ &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　誰も居なかった。 &lt;br /&gt;
　ただ暗闇が部屋に充満していた。 &lt;br /&gt;
　わたしはとっさに理解した。 &lt;br /&gt;
　小川君はもう一度だけ自分の部屋にわたしを招きたかったのであると。 &lt;br /&gt;
　わたしは安心した。 &lt;br /&gt;
　そして彼もこれで安心したことであろう。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは合掌した。 &lt;br /&gt;
　そして静かに頭を下げると小川君のアパートを後にした。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　それから小川君の影はわたしの前から姿を消した。 &lt;br /&gt;
　小川君の記憶が薄れてゆく中でわたしは大学２年に進級して成人を迎えた。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この少年期から青年期へ至る一時期の物語はいまでもふいに甦る。単なる単純な怪談としてではない。 &lt;br /&gt;
　恐ろしさの中にも、なにかほろ苦い若き日のあまやかさを含めるがごとく。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　さらば、小川君。 &lt;br /&gt;
　かけがえのないわたしの友よ。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428/9217222.html</link>
			<pubDate>Sun, 08 Nov 2009 03:44:03 +0900</pubDate>
			<category>幽霊、心霊</category>
		</item>
		<item>
			<title>電話が恐い</title>
			<description>　恐い。 &lt;br /&gt;
　電話が恐い。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　深夜。 &lt;br /&gt;
　午前３時３０分。 &lt;br /&gt;
　物音ひとつせぬ真夜中、突然腹を揺すって鳴り出す電話。 &lt;br /&gt;
　わたしは電話にでる。 &lt;br /&gt;
　「プスッ・・・」無機質な音を立てて電話が切られる。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　※　　　　　　※　　　　　　※ &lt;br /&gt;
　 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　１９９８年。 &lt;br /&gt;
　わたしは東京のマンションでひとリ暮らしをしていた。その時に悩まされたのが、この「悪戯電話」だ。通常の生活をしている者であれば考えられない時間に突然鳴り出す白い電話。 &lt;br /&gt;
　その呼出音が闇と静寂を切り裂いた時のショック！ &lt;br /&gt;
　それが毎夜のように続くのだ。 &lt;br /&gt;
　わたしはこの「悪戯電話」が原因で精神に変調をきたし始めていた。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その時期に作った短歌にこういうものがある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　・鳴るたびに　惨の予感を伝えつつ　われを狂わす　電話一台 &lt;br /&gt;
　・ふいに鳴る　真夜（まよ）の電話に　出てみれば　おさなきわれの　鳴き声がする &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　日本製ホラー映画「着信アリ」は自分自身から電話がかかってくる怪異譚であった。もしかしたら１９９８年の真夜中の電話は幼年のわたしが大人のわたしに助けを求めてかけてきたものではなかったのか。・・・？ &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そのような本当に色々な妄想に悩まされたあげく、わたしはその当時出始めていた「携帯電話」に電話機を切り替えた。ごく少数の親しい人間にしか番号を教えずに。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その深夜。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「るーーーん、、、、るるるるーーーん、、、」悪魔の鳴き声のような薄気味の悪わるい音を発して震え出す携帯電話。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　かかってきたのだ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　時間は午前３時３０分ピッタリ。 &lt;br /&gt;
　その時わたしはわたしの理性がガラガラと崩れだすのを感じていた。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　現在わたしは実家で家族と同居の生活だ。 &lt;br /&gt;
　しかしそれでも電話は恐い。 &lt;br /&gt;
　特にひとりきりの夜。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　またあの１９９８年の怪電話の悲劇がもう一度繰り返されるのではないかと。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428/7337313.html</link>
			<pubDate>Tue, 22 Sep 2009 03:26:23 +0900</pubDate>
			<category>都市伝説</category>
		</item>
		<item>
			<title>妖精のおはなし</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-d5-f8/syouwa4428/folder/515633/46/6454546/img_0?1251744893&quot; width=&quot;381&quot;&gt;&lt;br /&gt;
　ある蒸し暑い夏の午後であった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは「お婆」の家の居間で「ジャガーバックス」という児童書を読んでいた。「ドラキュラ」「ゾンビ」「フランケンシュタイン」・・・いつもお決まりのおはなしにわたしはあくびをしつつ次のページをめくった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その瞬間、わたしはビクッ、と緊張した。&lt;br /&gt;
　なんとそのページには人間の少女の前で数匹の妖精が踊っているではないか。&lt;br /&gt;
　わたしはしばらく茫然としてから思った。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「よくわからないものというのは存在する。・・・」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　さて妖精といえば一番有名な事件は１９１７年に起こった「コティングリー妖精事件」であろう。&lt;br /&gt;
　ある森のなかでふたりの少女が妖精と出会ってその写真を撮ったというのだ。&lt;br /&gt;
　わたしが小学生の時に見てビクッとした写真がこの時の写真であるとしったのはずっと後のことである。&lt;br /&gt;
　この写真は推理作家のコナン・ドイルも「本物」と認めたのであるからただ事ではない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　今日での公式見解ではこの写真の妖精は「紙」であるという意見が主流であるようだがわたしは納得できない。&lt;br /&gt;
　誰だとしても写真のなかに手を入れて被写体の感触を探れる人間はいない。&lt;br /&gt;
　もし「紙のように薄い別のなにか」がこの写真に写っていたとしたらどうなるのか。&lt;br /&gt;
　コティングリー妖精事件の謎はまだ解けていないとわたしは思っている。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　さてテレビ・映画・アニメなどで登場する妖精で一番オーソドックスな妖精が『聖戦士ダンバイン』に登場した「チャム・ファウ」タイプの妖精であろう。&lt;br /&gt;
　つま り非常に小さい女の子に羽が生えているというアレである。 &lt;br /&gt;
　しかし妖精とはそのようなタイプのものだけではない。 &lt;br /&gt;
　トーべ・ヤンソン原作でアニメにもなった『ムーミン』 、あのムーミンをカバだと思っているひとがいるらしいが正確にはムーミンは妖精であるという。&lt;br /&gt;
　また『おばけのバーバパパ』のバーバパパも妖精くさい。&lt;br /&gt;
　最近の例では『ポケットモンスター』の主人公、ピカチュウも妖精のように思える。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　かように妖精というものは実はわたしたちの身近にひょっこりと隠れているものなのである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　さて世の中には悪霊の存在を信じてびくびくしているひとがたくさんいる。&lt;br /&gt;
　かくいうわたしも東京時代アパートに悪霊が取り憑いているのではないか。&lt;br /&gt;
　と心配するあまり身体に変調をきたした。&lt;br /&gt;
　悪霊やら地縛霊やら浮遊霊やらそのようなマイナスの存在をわたしは信じていない。&lt;br /&gt;
　なぜならそういうものにとらわれていると、マイナスの波動がそのような想念から伝わってくる気 &lt;br /&gt;
がするからだ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そこでわたしはどうせ信じるなら悪霊よりもっと夢のある妖精を信じるようにしている。&lt;br /&gt;
　「チャム・ファウ」 はもちろん「ピカチュウ」も人間に手助けしてくれる有りがたい存在であるからだ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　諸君。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「信は真に通ず」という諺もある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　もし諸君が本当に心のそこから妖精の存在を信じるならばある朝目覚めた時、君も枕もとにちょこんとピカ &lt;br /&gt;
チュウが座っているのかもしれぬ。&lt;br /&gt;
　そしてもしかしたら君が困っている時、ピカチュウは君の手助けをして &lt;br /&gt;
くれるのかもしれぬ。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　これはあながち「冗談」ではない。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428/6454546.html</link>
			<pubDate>Tue, 01 Sep 2009 03:54:53 +0900</pubDate>
			<category>その他超常現象</category>
		</item>
		<item>
			<title>小さなおじさん</title>
			<description>　真夏である。 &lt;br /&gt;
　真夏といえば「怪談」と相場が決まっているが、さすがに「幽霊譚」には飽きがきてしまった。 &lt;br /&gt;
　「死んだ人間がもう一度出てくる」この話のヴァリエーションで聞くひとを恐がらせるのはもう無理があるのではないかと思う。 &lt;br /&gt;
　それほど「幽霊譚」はもう出尽くしてしまった感がある。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そこで「幽霊譚」ではない怪談をひとつ、といきたいがこれが意外と少ない。口裂け女とか人面犬とか手垢がついたものばかり。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しかし最近小耳に挟んだ恐い話で新タイプのものがあった。本日はそれを紹介する。 &lt;br /&gt;
　 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　主婦が夕暮れ時、晩御飯の仕事をしている。すると後ろの居間で人の気配がするそうである。ふッ！と振り向くとテーヴルの上に身長１０センチぐらいで非常に小さなおじさんが祭りに着るようなハッピを着てちょこんと座っている。 &lt;br /&gt;
　主婦が声をかけると玄関から出ていってしまうそうである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この話のヴァリエーションとしてプールサイドで小さなおじさんがちょこんと座っているのを小学生が見たとか、夜道で小さなおじさんが、二、三人固まって踊っていたとか、「小さなおじさん」のウワサはじわじわ広がっているらしいのである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは最初、この小さなおじさんとは要するに「小人」ではないのか？と思った。「小人プロレス」が興行されなくなってかなりの年月が経つ。現代の「小人」を見たことがないヒトが小人を見たショックで作り上げた「怪談」ではないのか、と思った。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　しかし小人であれば「手足が短い」だけであろう。人間を相似形で小さくした人間が「小さなおじさん」であるとすればなんとも奇妙だ。そもそもそんな人間がいるはずがない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　また「ハッピを着ている」というトコロに妙な因縁を感じる。女性ではなく「おじさん」と限定されているのも不可解だ。色々想像すると恐い結論に辿りつきそうである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　この「小さなおじさん」話、口裂け女や人面犬ほどの衝迫力はないがじわじわ広がっているのは確かである。 &lt;br /&gt;
　今日も主婦や小学生が日本のどこかで小さなおじさんを見るであろう。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしは絶対見たくない。 &lt;br /&gt;
　なぜならあまりに「意味もなく恐い」から。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428/4904029.html</link>
			<pubDate>Tue, 04 Aug 2009 01:49:44 +0900</pubDate>
			<category>都市伝説</category>
		</item>
		<item>
			<title>白金トンネル</title>
			<description>　もうかなり昔の話である。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしの友人に画家の「ギーガー」の非常に熱心なマニアがいた。&lt;br /&gt;
　仮にその友人を「友人Ａ」と呼ぶ。&lt;br /&gt;
　「友人Ａ」はトレヴィルから出た「ギーガー画集」をすべて持っていたり、映画『エイリアン』を何度も繰り返し観ては感動しているといったちょっとした変わり者であった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その友人Ａがある日ぼつりと言った。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「『ギーガーズ・バー』に行きたい。」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その当時、ギーガー自身がデザインしたという「ギーガーズ・バー」なるものが目黒駅から少し歩いた場所にあったのである。&lt;br /&gt;
　友人Ａはひとりでは怖いし寂しいから一緒に来 いという。&lt;br /&gt;
　わたしも「ギーガーズ・バー」なる物件を観たかったので早速ＯＫして場所を調べた。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　すると「ギーガーズ・バー」は目黒駅から降りて麻布方面に歩き、「白金トンネル」を抜けた場所に存在していることがわかった。&lt;br /&gt;
　その瞬間、わたしはなにか嫌なかんじがした。&lt;br /&gt;
　「白金トンネル」といえば東京でも有数の「心霊スポット」ではないか。&lt;br /&gt;
　しかし今更いかないとも言えない。&lt;br /&gt;
　しぶしぶわたしは行く日と時間を約束した。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その日はどんよりした薄曇りの日であった。&lt;br /&gt;
　わたしと友人Ａは夕日が沈むのを見ながら、目黒駅から歩きだした。&lt;br /&gt;
　すると以外と早く「白金トンネル」に到着した。&lt;br /&gt;
　しかし別に怪しい雰囲気はない。&lt;br /&gt;
　ふたりはとぼとぼトンネルに入っていった。&lt;br /&gt;
　ヤケに長いな・・・と思った瞬間、トンネルを抜けていた。&lt;br /&gt;
　別になにもないではないか？と思いわたしたちは「ギーガーズ・バー」に入っていった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「ギーガーズ・バー」は予想した程のおどろおどろしい物件ではなかった。&lt;br /&gt;
　壁にギーガーのデザインしたレリーフが貼ってある程度のものであった。・・・ふと気がつくとな &lt;br /&gt;
んと１０時を回っている。&lt;br /&gt;
　わたしは友人Ａをせかしてバーから出た。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　するとまた「白金トンネル」である。わたしは嫌な予感がした。&lt;br /&gt;
　「行きはヨイヨイ、帰りはコワイ」。&lt;br /&gt;
　しかしこのトンネルをくぐって帰るしかない。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　深夜のトンネルは夕方よりずっと長く感じられた。&lt;br /&gt;
　歩いても歩いても出口が見えない。&lt;br /&gt;
　友人Ａも無言であった。&lt;br /&gt;
　トンネル内の灯りがどくどくしく紅い。&lt;br /&gt;
　・・・嫌な雰囲気になってきたな・・と思った瞬間に出口が見えた。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　その時、あることが起こった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　友人Ａ「・・・うッ！！」 &lt;br /&gt;
　わたし「ど、どうした！？」 &lt;br /&gt;
　友人Ａ「う、、、う、、う」 &lt;br /&gt;
　わたし「だから！どうしたんだ！？」 &lt;br /&gt;
　友人Ａ「うんこ踏んだ～」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　とこれだけなら落語のオチにもならない、陳腐な話である。 &lt;br /&gt;
　しかしなにか妙なのである。普通、トンネルにうんこが落ちているなどということはまずないのだ。&lt;br /&gt;
　犬のうんこならある可能性はある。&lt;br /&gt;
　しかしトンネルに深夜犬を連れて散歩に来る人間がいるであろうか？さらにそもそも行く時はそん&lt;br /&gt;
なものはなかった。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　人間には知ってはならないことがある。&lt;br /&gt;
　その知ってはならない世界の入口までわたしと友人Ａは踏み込んだのかもしれぬ。&lt;br /&gt;
　ポッカリと不気味に開いた「白金トンネル」の入口に吸い込まれるように。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「怪を語れば怪きたる」 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　わたしもパソコンの画面から転じて背中の方を振り返りたくなってきたので今夜の話は終わりである。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　もう一度念のため言っておこう。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　「人間には知ってはならないことがある。」</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syouwa4428/4649912.html</link>
			<pubDate>Fri, 31 Jul 2009 02:40:33 +0900</pubDate>
			<category>幽霊、心霊</category>
		</item>
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