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面河渓 夏の川遊び

連日の猛暑が続く夏。
暑い夏にはやはり海や川で泳ぎたくなるが、これだけ暑いと灼熱の熱気に包まれる砂浜に出かけるのすら億劫になる。
できれば涼しい高原で冷たい川で癒されたい。
そんな時、我が家がいつも向かう絶好の避暑地で川遊びできるところが「面河渓」だ。
 
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面河渓は西日本最高峰の石鎚山の山麓にある渓谷。
標高650mで紅葉の名所。
石鎚山に源を発する透明な流れが作り出した美しい自然美を楽しめる。
 
面河渓の650mという標高は、この暑さから逃れられる高さではない。
しかし、車で面河渓に近づくと、突然外気温が下がってくる。
窓を開けながら走れば、その気温の変化が面白い程に感じられる。
 
面河渓の国民宿舎の先に20台ほど停められる駐車場がある。
お盆直前の日曜日だったが、何とか入る事はできた。
 
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面河川の清流。
西日本最高峰の峰々から集められた水はとても清らか。
面河川はやがて「仁淀川」へと名前を変え、太平洋へと注がれる。
全国でも屈指の透明度を誇る仁淀川だが、この透明な流れを見ると、当然のことだと思えてしまう。
今年は猛暑で雨が少なく、例年より水量は少なく水の透明度も少し悪い。
それでもこの美しさだ。
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 面河渓は9kmほど続く面河川の深い渓谷の総称。
散策をすれば美しい河原や小さな滝、深い淵など様々な川の美しさを楽しめる。
今回川遊びをするのは「亀腹岩」という高さ100mの断崖絶壁の真下にあ「五色河原」
駐車場からすぐのところなので、観光で面河渓を訪れた人がくつろぐ最もメインの場所といえる。
この亀腹岩の真下は1枚岩になっていて、普通の河原のように大小の岩が転がっておらず、とても歩きやすい。
幼稚園児の娘を連れて川遊びをするには、絶好の場所だった。
川の中も大きな石がゴツゴツしておらず、砂利のような石の部分が多いので4歳の娘でも安心して水遊びを楽しめる。

ただし、川の中の白い1枚岩には暑い夏にはコケが生える。
とても滑りやすいので、ここには子供を乗せないようにしたい。
実際、普段着の小さな女の子やおじいさんがここで滑って川にはまり、散々な目にあっていた。
 

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その存在を感じさせないくらいに透明な面河川の水。
砂利や小さな石の部分にはコケは生えていないので、滑る事はない。
清流には小さな魚、淀みにはオタマジャクシ。
生き物観察もできる、子どもを遊ばせるにはもってこいの川だ。
 
水は冷たいが、我慢できないほどではない。
少し浸かればすぐになれる。
泳いだとしても気持ちがいいくらいだ。
ただ、以前に訪れた時、泳ぐと体が縮み上がるほど冷たかった事を記憶している。
今年は猛暑で川の水温がどこも上がっている。日本最高気温を更新した四万十川はお湯のようにぬるくなっていると聞く。
今年の面河川の水温も少し高いようだ。
付近はとても涼しく、切り立った断崖が広い日陰を作ってくれるので河原でもとても過ごしやすい。
レジャーシートを広げて、のんびりと快適に弁当を楽しむ事が真夏の昼間でも可能だ。
 

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この場所では子どもがいっぱい遊んでいる。
浅い場所もあれば、泳げるような深い場所もあり、バラエティに富んでいる。
河原のすぐ上には昭和初期の洋風建築「渓泉亭」と「面河茶屋」という食堂・売店がある。
その横には、公衆トイレがある。
トイレの前にも10台ほどの駐車場があり、川遊び場の間近に車を停められる。
 
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上流側には面河渓の遊歩道の入口にかかる橋。
この付近は深くなっていて、泳ぐことができる。
橋の下の早い流れを浮き輪やゴムボートで楽しむ中学生もいた。
 
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面河渓は驚くほどに涼しい。
高い山から集められた清涼な水がもたらす涼しさや断崖絶壁が作り出す巨大な日陰のおかげだろう。
そしてさらには、断崖絶壁とは逆の山の斜面にも秘密がある。
この斜面の森は大きな岩が積み重なってできていて、岩の間から冷気が流れ出している。
洞窟の中が涼しいのと同じ原理で、森の地下で冷やされた空気が谷間に漂っているのだ。
公衆トイレに入る時、その後ろの山の斜面からとても冷たい空気があふれ出している事に気付く。
まさに天然のクーラーだ。
 
そんな涼しい面河渓でも、透明で冷たい水の中はとても気持ちがいい。
水中への誘惑は相当なもの。
足だけでなく、どっぷりこの中に潜って遊びたい。
 
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面河川の中。
透明でどこまでも透き通っている。
 
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深さを増すと、水にはエメラルドグリーンの輝きが織り込まれる。
そして鏡のように映る水面と相重なり、幻想的な光景を作り出している。
冷たくて美しい、面河川の中の世界。
 
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空気の中と水の中。
水面という境界線からはがらりと世界が変わる。
 
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今回がはじめて本物の川遊びだった娘。
去年、大山の別所川、松山の杖ノ淵公園で川遊びをしたが、どちらも水遊び用に整備された川。
人間の手が入っていない大自然の川はここが初めてだ。
さすがに自分からザブザブと川の中に入っていけなかったが、かなり楽しんでいたようだ。
海もいいが、川もワイルドでバラエティに富んだ遊びを楽しめる。
また来年もここに訪れて親子で川遊びを楽しみたい。
その時には、今度はこの透明な水の中にどっぷりと一緒に潜りたい。
 
最後に注意点。
面河渓にはブナ・ブヨがいる。
猛暑・水不足になると、その数が増える傾向にあり、この夏も発生していた。
川遊びをするなら対策は必要。

 
1.ラッシュガードや長袖など、できるだけ肌の露出は防ぐ。
(ブヨは肌を噛み切って吸血するので、体に密着しない衣服である程度防げる)
2.派手な色のウェアを着用
(明るい色の服には来ない傾向があると聞いたことがある)
3.虫よけスプレーを使用する
(かつてグループでブヨに襲われた時、虫よけスプレーしていなかった僕だけ噛まれた)
4.タオルなど首から下げて、近づいてきたら追い払う
5.万一噛まれたら、すぐに叩き落とす

(肌を噛み切られても、吸血する前に肌から離せばかゆみは防げる)
6.ポイズンリムーバーを持参する
(万一噛まれた時、すぐに傷口を吸引すれば後日のかゆみは相当に収まる)
 
ブヨは噛まれると、1週間くらいかゆみが続くし、傷もなかなか治らないので注意が必要。
小さなハエと思っても、噛まれるとチクっと鋭い痛みがする。
今回、明るい色の服を着た娘と妻は噛まれなかったが、地味な色だった僕は3か所噛まれた。
うち2か所は噛まれた直後にブヨを叩き落としたので、毒素を注入されずに傷にならなかった。
ただ、対応が遅れた1か所だけ後日のかゆみと傷が残ってしまった。
訪れる人も多かったので、ブヨのターゲットが分散された事もあるかもしれない。
車を停めると、車の熱に引き寄せられてブヨが集まるので、ドアの開閉は素早く。
車を離れれば、ブヨの数は少なくなる。
 
最後に個人的見解になるが、ブヨの大好物は「すね毛の生えた足」に違いないと僕は考えている。
僕が過去ブヨに刺されたところは必ず足。
しかも、女性といる時は決まって僕の足が刺される。
ネットを見ていても、ブヨに噛まれた写真はおおよそ男性のすね毛の生えた足だ。
元々人間のいない山に生息する虫なので、哺乳類を襲う事を考えたら、すね毛の足こそ哺乳類そのものなので、あながちウソではないだろう。
子連れのお父さんは、すね毛の足を露出して我が身をはれば、子供と妻を守れる可能性が格段に増える(に違いないと密かに僕は思っている)
 

 
 
 

  • 四万十が日本一気温が高いことで有名になりましたが、松山も暑いんでしょうね。
    避暑としていいですねここは。
    すばらしい清流です。
    魚の目線ですね。水中カメラですか!
    ナイス。

    車のエンジンをかけたまま窓をあけていて、ブヨが車内にいっぱいになったことがあります。たいへんでした。

    3355

    2013/8/18(日) 午前 9:13

    返信する
  • 透明で冷たそうな川、
    足場がちょっと滑りそうですが、ジャブジャブと楽しいでしょうねぇ〜〜、
    ナイスポチを・・・・

    たまっち

    2013/8/18(日) 午後 6:24

    返信する
  • 顔アイコン

    暑いときはやっぱり灼熱の砂浜より高原の清流ですよね。
    日光アレルギーの私にはなおさら〜でもブヨは怖いです(><;)
    明るい色の長そでならいいんですね。

    流浪の民

    2013/8/18(日) 午後 8:22

    返信する
  • (*′σ∀`)p[☆。・:+*こんばんゎ*:+:・゚☆]
    ローアングルのショットがいいですね〜
    おやじも結構山の中に入っていくので派手な色にしますね〜
    ちんどん屋みたいになるけど

    おやじ

    2013/8/18(日) 午後 8:41

    返信する
  • 私、13日に面河に行ってきました!そして面河山岳博物館に行ってきました(*^^*)やっぱり水不足のせいでコケがたくさん生えていましたね。私は家族の中で一番刺されやすいんですが…残念ながら毛はほとんど生えていません(((*≧艸≦)ププッ 家族を守ってると思って諦める…ことは出来ません(笑)

    ёico

    2013/8/19(月) 午後 8:56

    返信する
  • 顔アイコン

    今回は田舎に帰ってから面河渓に行きたいと思って近くの宿泊施設を探したら、一杯であきらめて、今回は三朝温泉近くの三徳山投入堂に変更をして行って来ました。やっぱりいいところですね。次回はぜひとも足を運んでみたいと思っています。いつもながら楽しんでおられますね。

    kyon 2

    2013/8/20(火) 午後 2:11

    返信する
  • こんばんは。
    面河渓谷って、仁淀川の上流何ですね。
    それより自分がアブだと思っていたのはブヨなんですかね?
    自分も安居渓谷とにこ淵で足をやられまくりました。今も跡が治りません。すぐそばにいた泳いでないツレは全然平気でしたよ…

    北の旅人

    2013/8/20(火) 午後 9:55

    返信する
  • 顔アイコン

    こんな所で孫を遊ばせてやりたいですね。四万十川はやはり水温も
    上がっているのでしょうね。以前 四国を旅した時に仁淀川を見ましたが
    その上流だったら透き通って綺麗でしょうね

    トム

    2013/8/22(木) 午前 9:52

    返信する
  • 狂治さん、面河渓の水は透明で冷たく、気持ちいいです。
    この付近は子連れの水遊びにはもってこいですが、近年苔が多いので気を付けないといけないです。

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午前 7:59

    返信する
  • やまびこさん、ブヨにいつも刺されるのはすね毛が生えた足ばかり。
    絶対大好物だと思いますよ(笑)

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午前 8:01

    返信する
  • hiroさん、砂利石の川底で比較的浅く、水もきれいなので、子連れの川遊びにはもってこいです。

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午前 8:03

    返信する
  • クローバーグッズさん、海と違い川は涼しくて水も冷たくて、下手すれば寒いくらいです。

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午後 7:54

    返信する
  • 3355さん、松山はやはり少し気温が暑いですが、山間部まですぐ。
    すぐに涼みに行けますよ。

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午後 7:55

    返信する
  • たまっちさん、透明で冷たい水は気持ちいいです。
    もう少し上流にいくと、背が立つかどうかの深い場所があり、そこでは苔の心配はありません。
    幼稚園にはまだまだはやいですが(笑)

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午後 7:57

    返信する
  • 流浪の民さん、山は涼しいですが、虫がでますね。
    きちんと対策して遊びに行きたいです。

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午後 7:58

    返信する
  • おやじさん、ミラーレスでドキドキしながら水面ギリギリショットを撮りました。
    おやじさんの山でのスタイルは迷彩のイメージだったんですが、違うんですね(笑)

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午後 8:00

    返信する
  • eicoさん、面河渓はいいところですが、猛暑・水不足だとブヨが多くなるのは困りものですね。
    スベスベの美しい足も刺されるとは・・・
    勉強不足でした。

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午後 8:03

    返信する
  • Kyonさん、面河渓の近くの宿って意外に少ないんですよね。
    国民宿舎は付近に3つあるんですが、どこもお世辞にも新しいとは言えないですし。
    古岩屋は温泉があって気持ち良いのですが。

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午後 8:06

    返信する
  • 北の旅人さん、何故か水に浸かるとブヨが寄ってきます。
    濡れた肌のほうが美味しいのでしょうか?

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午後 8:27

    返信する
  • トムさん仁淀川は四国では一番きれいな川です。
    最後の清流という名の四万十川より、相当きれいです。
    最高気温更新時、四万十川はお湯だったと聞きます。

    KUMA.

    2014/8/14(木) 午後 8:29

    返信する

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