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			<title>かすみ荘にて</title>
			<description>インドでガンジス河を見て物書きになりたいという昔の夢を思い出しました。小説　エッセイ　旅行記を気の向くままに書いております。がらくただらけのおもちゃ箱の世界にできたらと思っています。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524</link>
			<language>ja</language>
			<copyright>Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.</copyright>
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			<title>かすみ荘にて</title>
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			<description>インドでガンジス河を見て物書きになりたいという昔の夢を思い出しました。小説　エッセイ　旅行記を気の向くままに書いております。がらくただらけのおもちゃ箱の世界にできたらと思っています。</description>
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		<item>
			<title>届かない想い　～思春期の扉～　１０</title>
			<description>「夏休み最後の日、盆踊りあるだろう、その夜肝試し、やらないか？」&lt;br /&gt;
「え、夏休み始まったばかりなのに、お盆の事を考えているのか？」とほおずき。&lt;br /&gt;
「今夜でもいいんじゃないか」と隆。&lt;br /&gt;
「え、今から、肝試し？笹やんどうしたんだよ？」と驚いた表情でかんぴょうは隆を見ました。&lt;br /&gt;
隆は、夏休みの終わりまで、肝試しの事を考えるなどガマンできなかったのです。それなら早く肝試しを終わらせた方がいいと咄嗟に思ったのです。隆とかんぴょうとほおずきは顔を見合わせました。骨壺を開けた時、３人とも逃げ出したことが心に突き刺さっていて、お骨堂に行くことだけは避けたいという想いは一緒でした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「肝試しは、お盆だからいいんだよ。絶対に盆踊りの夜だよ。」&lt;br /&gt;
隆もかんぴょうもほおずきもチャボの勢いに負けて、盆踊りの夜に肝試しをすることになったのです。夏祭りは、夏休みの扉を開ける夜でもありました。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
 夏休みは、座禅とラジオ体操で始まり、お寺の境内で野球をしたり缶蹴りをしたり、本堂でかき氷を食べたり、裏山にくわがたやかぶと虫を捕りにいったりして過ごしました。肝試しのことなどすっかり忘れて、青空に入道雲に緑の銀杏の葉が似合う夏休みは、蝉の鳴き声の中で楽しく過ぎていきました。ラジオ体操のカードにつけられる印鑑が一杯になる頃、お寺の境内には盆踊りの舞台が設置された。盆踊りの夜、つまり肝試しの夜がやってきたのです。夕暮れとともに盆踊りの音楽が、スピーカーから流れ出し、浴衣を着た老若男女が集まってきました。夕焼けが闇に照らされ、蝉の声は秋の虫の声に変わってきていた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524/47991128.html</link>
			<pubDate>Wed, 14 Jun 2017 16:44:36 +0900</pubDate>
			<category>小説</category>
		</item>
		<item>
			<title>謝辞じゃなく弔辞？？？２</title>
			<description>弔辞　パート２です。彼女の手紙よりこっちの方がぐっとくるね。これからが勝負かな。その前に兼好に気をつけようっと。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 （春風さんの親友が前へ）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ひさびさに会ったと思ったら、春風はお棺の中か。ダーツの前を横切ったらこめかみに刺さったって聞いたぞ。普通、はじくだろ…。でも死に方はお前らしくて、悪くないぞ。バカヤロウ…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 春風が死んだって聞いて、みんなで集まったんだ。みんな口々に「春風は人の気持ちが分かる男だった」「春風ほどの男なら世界も狙えた」って言ってたぞ…。残念がっていたけど、春風はおれらのことを心配しなくていいからな…なんだかみんな意外と笑顔だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 春風の元カノにも連絡したんだけどな、春風が死んだって。「優しいふりして残酷な人だったしたくさん傷つけられたけど、いなくなったと思うと寂しい」って言ってた。でも葬儀には来ないってさ。「もう忘れたいから」って。春風…別れた女には評判悪いんだな。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
おれは、春風が女と仲良くなるときの自然さ、たらしこみ方が、羨ましくて妬ましかった。もっと生きて、もっとその技を見せてほしかった。女を転がす上手さは、春風が世界一だったな…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
…。春風が生前得意にしていた「肛門の中で爆竹を鳴らす」っていう芸、世界に広めたかったよ、本当に…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 春風を見ていると「おれも生きていていいんだ」って勇気をもらえたのにな…。残念だ…。さようなら…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ありがとうございました。謹んで春風様のご冥福をお祈りいたします。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524/47990893.html</link>
			<pubDate>Wed, 14 Jun 2017 09:50:53 +0900</pubDate>
			<category>日々の出来事</category>
		</item>
		<item>
			<title>届かない想い　～思春期の扉～　９</title>
			<description>紫陽花が萎れ、朝顔が幾つも花を咲かせ、向日葵の花が、陽射しに挨拶をする夏が訪れました。かなかなと蜩が鳴き、負けじとみんみんみんとアブラゼミが鳴いている。そして青い空に浮かぶ入道雲がソフトクリームに見えれば、夏休みはもうそこまで来ていました。そして夏休み前日には、西宮神社の夏祭りがあります。西宮神社と瑞龍寺は塀を隔てて隣り合わせでした。祭りの日は神社の敷地に、水飴・お面・&amp;#27706;ようようの店が並び、櫓が組み立てられ、神社の社には、太鼓が並べられ、いつもと違って、活気があり華やかな感じがしました。陽が沈み夜になるとまた違った表情を見せ、アセチレンに灯りがともり、笛や太鼓の祭り囃子が街の中を駆け巡っていきます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
  いつもは静かな神社だがこの夜ばかりは活気づくのです。子供達にとって、夜は魅力的だが、お神楽などに興味を持つはずなどなく、隆、チャボ、かんぴょう、ほおずきは塀の上に座り、水飴についている割り箸をぐるぐると回していました。透明な水飴は次第に白く濁っていきます。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
「あ、洋子ちゃんだ。」&lt;br /&gt;
かんぴょうが、朝顔模様の浴衣を着て、金魚が入ったビニールを手にしておかぁさんと一緒に神社の鳥居を出て行く長い髪の少女の後ろ姿を見ていました。洋子ちゃんは、つくり酒屋の娘で、4人の少年が仄かに想いを抱いていました。この造り酒屋は、由緒があって緒絶川の辺に瓦葺きの屋根に白い壁の蔵が並び、赤い橋の傍には柳の木がうな垂れていて、大正浪漫を感じさせる風情がありました。どことなく大人びていてそれでいて笑うと可愛らしく、お嬢さんという感じがして4人の少年には手の届かない存在でした。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524/47989990.html</link>
			<pubDate>Tue, 13 Jun 2017 14:47:30 +0900</pubDate>
			<category>小説</category>
		</item>
		<item>
			<title>初恋のときめき</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-11-e9/syunnpu0524/folder/1136221/75/47989875/img_0?1497323639&quot; width=&quot;448&quot;&gt;&lt;br /&gt;
「連れ」が、一週間実家の母親と旅行に行っているため久しぶりに独身生活を送っています。でもこれといってやることがないんだよね。ということで、珈琲を飲みながら、お香を焚いて、先日買ったビートルズのサージェントペパーズを聴きながらヨガをやり、おれから小説を執筆しています。&lt;br /&gt;
 実は、 先月よりまじめに小説を書いているのです。先日母親の三周忌で故郷に帰ったら、幼い頃の思い出が染まっていた街並みはもうなく、駐車場やシャッター通りになっていて寂しいものになっていました。幼い頃の風景を言葉にしたいと思って書いています。書いていると幼かった頃の風景や声や思い出が鮮明に蘇ってくるから不思議です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　川沿いを歩いて、向かったのは小学校。木造校舎だった学校は、鉄筋に変わったけれど、校庭や遊具はあの頃のままでした。何より、卒業記念で創ったトーテムポールがまだあったことに感動しました。そしてブランコを漕いでいる少女が、初恋のあの娘に見えました。書きたいことはたくさんあるんだけど、うまくまとまらないなぁ。初夏の夕暮れの中で初恋のときめきが心を通り過ぎていきました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 幼い頃の想い出&lt;br /&gt;
 初恋　お寺の境内で遊んだ仲間&lt;br /&gt;
 忘れられない事件　骨壺をあけたこと&lt;br /&gt;
永遠に続いた夏休み&lt;br /&gt;
 どこにも記載されていないんだけれど太陽が欠けて暗闇になった瞬間　皆既日食？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 珍しく本気で書いていたら、物語が勝手に動き出しました。この感触が忘れられなくて小説を書いているんだよね。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524/47989875.html</link>
			<pubDate>Tue, 13 Jun 2017 12:13:59 +0900</pubDate>
			<category>詩</category>
		</item>
		<item>
			<title>謝辞じゃなく弔辞？？？</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-11-e9/syunnpu0524/folder/1139101/72/47988872/img_0?1497234914&quot; width=&quot;160&quot;&gt;&lt;br /&gt;
　もう６月の半ばになろうとしているんだね。ということで面白そうなゲームがあったのでやってみました。謝辞ではなく弔辞、うーん、考えるね。死を考えるとき、「生」を考えるね。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（春風さんの彼女が前へ）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
あまりに突然のごとで…受け入れられないよ゛…もう会えないな゛んて…い゛っぐ…。ダーツの前を歩いたら刺さったって…ぞんなんで死ねるの゛…？倒れる直前に「10点！」って言っだって聞いたよ…。静かに死になよ…馬鹿…い゛っぐ…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 春風はあまり女の子に物怖じしないから、最初からいろんな人と仲良くなれたよ゛ね…い゛っぐ…。でも馴れ馴れしいだけで恋愛には極度のビビリだから確信が持てるまで告白しないか、ひたすら待つんだよ゛ね゛…。単にビビリのくせに「おれは待つタイプ」とか言ってたのをよく覚えているよ…い゛っぐ…カッコ悪いよ…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 最初のころ、私は元彼とよりを戻すか春風と付き合うかで迷ってたんだよね…。でも春風が「お試しでお願いします」って言うから、付き合ってあげたんだよね…覚えてるかな゛…い゛っぐ…。実は元彼とも縁を切らないままここまできたけど…まさかこんな形で決着するなんて思わなかったよ゛…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
でもね゛、昔はなんだかネチネチしてるし疲れたけど、最近はだんだんと適当になっていったっていうか春風のほうが飽きていだよね…うぅ…。自分からアプローチしておいて、ひどい゛よね゛…そんなだったら、ずっと元彼とだけ付き合っていればよがっだよ…馬鹿…。でも天国にいっても気に病まなくていいからね゛…私は春風がいなくてもこっちで幸せになれる゛と思うから…い゛っぐ…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
もう会えないなんて信じられないよ゛…。これからはもう、バッグとか、自分で買わないといけないのかな…い゛っぐ…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 春風がいないよりは、いたほうがよかったよ…ありがとう…。次は火星の石か何かに生まれ変わるといいと思う…。さようなら。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524/47988872.html</link>
			<pubDate>Mon, 12 Jun 2017 11:35:14 +0900</pubDate>
			<category>日々の出来事</category>
		</item>
		<item>
			<title>届かない想い　～思春期の頃～　８</title>
			<description>いつもなら便所から戻ってきたらすぐに眠りにつくのだが、どういう訳かその晩、隆は眠れませんでした。本当に奇妙な一日でした。柱時計がボンボン本ンと時を告げました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　午前３時、草木も眠る丑三つ時である。隣には、妹の静香が寝息を立てていた。起きているとこは、生意気なのだが眠りについていると妙に可愛かったりします。昔、かぁちゃんが、隆を「ばが　たかし　と言っていたものだから、妹の静香は、名前だと思って“ばが　たかし”と呼んでいたのである。その夜、なぜか眠れなかった。午前４時頃になると小鳥が囀り、夏なのに不如帰が元気に鳴き、星が闇から紫そして赤紫に変化していき、星と月がお役目終了と舞台の隅に去って行って、朝が訪れる。豆腐屋の笛の音と新聞配達のバイクの音が、朝を告げ、町が目を覚ますのです。&lt;br /&gt;
  &lt;br /&gt;
隆は、いつも通りお寺の山門の前で、ちゃぼとかんぴょうとほおずきと待ち合わせをして学校に向かうのが日課になっていた。お地蔵様が、何事もなかったように微笑んでいました。&lt;br /&gt;
 「おはよう」&lt;br /&gt;
 紺のワンピースを着た洋子ちゃんが元気よく隆達に手を振りまし。それだけで４人とも幸せになったのです。でも照れ隠しで４人とも洋子ちゃんに挨拶するわけでなく無理して仏頂面でいました。&lt;br /&gt;
  「ちゃぼ、何もなかったか？」と隆。&lt;br /&gt;
 「悪い夢は見なかったか？」とかんぴょう。&lt;br /&gt;
 「まさか　本当に骨壺を開けるとは思ってもみなかったよ。本当は見たかったんだけどね」とほおずき。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「なんにもないよ。元気さ。卵かけごはん、大盛り食べたし。でも、みんな逃げていくんだもんなぁ。」とちゃぼが、昨日のことを思い出して恨めしげに３人を見た。真っ白な露草から、水滴が一つ落ちた。&lt;br /&gt;
  ３人は、お地蔵様の頭を撫でていつも通り学校に向かった。緒絶川の澄み切った細流の辺を黄色いカバーをつけたランドセルを背負った子供達が習ったばかりの歌を元気よく歌っていました。昨日の出来事は、夢の中の出来事で何もなかったのかもしれないと思わせるありきたりの１日の始まりだったのです。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524/47988721.html</link>
			<pubDate>Mon, 12 Jun 2017 08:24:01 +0900</pubDate>
			<category>小説</category>
		</item>
		<item>
			<title>大切な物は？</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-11-e9/syunnpu0524/folder/1139101/95/47987795/img_0?1497148219&quot; width=&quot;560&quot;&gt;&lt;br /&gt;
世の中は、ビートルズのサージェントペパーズ５０周年ということで盛り上がってます。初期のビートルズが好きだった拙者は、初めてサージェントを聴いたとき戸惑いました。B面1曲目がジョージ作のインド音楽。当時サージェントの評価が高く、ロックの金字塔とか言われていました。しかし拙者には理解できませんでした。外見も髭を生やし、知っているビートルズとは違っていました。ビートルズ来日から1年、何があったんだろうと思っていました。本を読んだら、キーワードはインドとメデテーション、つまり瞑想。ビートルズは、精神世界に行ったのです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　ビートルズがインドに行って20年後、拙者も友人とインドに行きました。そして５０年目の２０１７年、拙者は、健康志向に走りジムに通い始めました。そこで出会ったのは、ホットヨガ。ヨガは詰まるところ呼吸法なのです。そして瞑想と繋がると、精神世界に行ったりするのです。まぁ、精神世界には向かいませんが、瞑想をすることにしたのです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　呼吸を整え、マントラを唱えて、宇宙を感じる。ヨガと瞑想の世界なのかも。なーんか中学時代理解できなかったビートルズの世界に戻ってきました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　好きな言葉である、「大切な物は目に見えない」という星の王子様のメッセージに繋がるのかも。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524/47987795.html</link>
			<pubDate>Sun, 11 Jun 2017 11:30:19 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>届かない想い　～思春期の扉～　７</title>
			<description>「待ってくれよ！！」&lt;br /&gt;
 暗闇の中でチャボの声がした。かんぴょうとほおずきは、もう山門のあたりまで全力で走っていきました。少し遅れていた隆が、チャボの方を振り返ると、チャボが長い髪を握りしめて、駆けてきました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「ギャー」&lt;br /&gt;
 隆は、とんでもなく大きな声で叫んで、全力で山門に向かって走りました。チャボが、地獄から抜け出した鬼の様に見えたのです。とにかく走りました。山門を通り抜け、真新しい赤い涎掛けをしたお地蔵さんの前を過ぎ、お寺の門に出た。お地蔵さんの周りを紫陽花が包んでいるなど余裕がなくて愛でることなどできるはずがありませんでした。門の前は、大通りで、魚屋、野菜屋、電気屋、お総菜屋が並んでいて夕方ということもあって買い物客で賑わっていました。魚屋の禿げ頭に捻り鉢巻きの親爺と隣の野菜屋の恰幅のいいおばさんが声を張り上げてお客さんの呼び込みをしていました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 　幾つもの橙色の灯りが点り始めて、隆は、ほっと安堵しました。ちゃぼは、門までくることなく、途中で髪を持ち、お骨堂前に戻り、桃色の可愛らしい布で束ねられた髪を丁寧に骨壺に収め、手を合わせました。空は、紺色に染まり、一番星が輝き、烏はもう家に帰ったらしく静かなな夏の夜が訪れようとしていました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 　太陽が欠けて闇の世界になり、骨壺を開けて、遺髪を持ったちゃぼに追いかけられるなど、たくさんの事がぱちぱちと線香花火の様に飛び散った長い一日が終わろうとしていました。深夜、隆は外にある便所に行こうとして、がらがらと戸を開けた。窓には色あせた新聞紙が貼ってあり、父ちゃんとかぁちゃんの喧嘩の後が生々しく残っていました。酒を飲んで帰ってくると父ちゃんは時々暴れ、茶碗を投げつけたりしました。かぁちゃんが、めくばせをすると隆は妹を連れてお寺の向かいにある仕立屋をしているばぁちゃんの家に避難しました。派手な夫婦げんかは、父ちゃんが暴れるだけ暴れて、疲れて寝てしまうのです。暴れた次の朝は、父ちゃんは決まり悪そうに卓袱台に座って煙草を吸いながら新聞を読んでいました。隆は、新聞紙を一瞥して、外に出た。夜空には、満天の星が広がっていました。流れ星が、瞬く間に横切っていきました。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524/47987692.html</link>
			<pubDate>Sun, 11 Jun 2017 09:03:39 +0900</pubDate>
			<category>詩</category>
		</item>
		<item>
			<title>小さな恋のメロディの頃　２</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-11-e9/syunnpu0524/folder/247246/18/47986618/img_0?1497042815&quot; width=&quot;448&quot;&gt;&lt;br /&gt;
　この作品は１９７６年にリバイバルされ、トレーシー・ハイド、ジャック・ワイルド、マーク・レスターは一躍有名になりました。淡いクレパスの絵のような作品です。忘れられないシーンは、ダニエル（マーク）がメロディに恋をし、トム（ジャック）から離れていき、トムはダニエルに一緒に遊ぼうと呼びかけますが無視されます。男友達と連んでいるギャング世代から恋に恋をする思春期の狭間をうまく表現している。ダニエルとメロディのために結婚式を行います。神父役はもちろんトム。その時教師や親達の大人が式に乱入します。トムの計らいでダニエルとメロディは、トロッコを押しながら未来へ駆けていく。大人世界からの脱走の側面もあるような気がします。こうして「小さな恋のメロディ」は永遠の童話になったのです。このころ映画も良く観たのもこの頃です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この頃　ヒロインのトレーシーハイドは、神格化され、最新作の噂がロードショーやスクリーンに載っていたっけ。結局新作はなかったけどね。そうだ、数年前ジャックワイルドが亡くなったんだね。「小さな恋のメロディ」、本当に大きな影響力を持っていた作品でした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
陸上部の仲間と一緒に大作のカサンドラクロスを観に行ったら同時に上演していた「ラストコンサート」に感動したっけ。主演のパメラビロレージが可憐だった。そして舞台がモンサンミッシェルが舞台だったことをDVDで知りました。あの頃丘ぐらいの認識しかなかったんだけれどモンサンミッシェルだったんだね。新聞配達していた友人にサウンドトラックのLP買わせたっけ。まぁ主演女優も可愛かったけれど音楽も良かったね。そうだ、カーペンターズもベィシティローラーズも流行したなぁ。とにかく輝いていた１９７６年。もう４０年経つんだね。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524/47986618.html</link>
			<pubDate>Sat, 10 Jun 2017 06:13:35 +0900</pubDate>
			<category>詩</category>
		</item>
		<item>
			<title>届かない想い　～思春期の扉～　６</title>
			<description>「チャボ、本当に壺を開けるのか？」&lt;br /&gt;
かんぴょうは、不安そうにチャボをみました。&lt;br /&gt;
 「もちろんだよ。もしかして、かんぴょう怖くなったのか？」&lt;br /&gt;
 「そんなわけないだろう！！どの壺を開けるか、早く決めろよ」&lt;br /&gt;
かんぴょうは、チャボの言葉にむっとして、いつもと違って珍しく激しい口調で言い返しました。隆は、本当は骨壺など開けたくないし、中を見たいとも思わない、ただ臆病者に見られるのが嫌で、気を紛らわすかのように閻魔大王の像を撫でています。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「よし、これにしよう！！」&lt;br /&gt;
ちゃぼは、背伸びをして、他より少し小さな、薄い桃色の骨壺を地面に置きました。かんぴょうもほおずきも隆も骨壺を持っているチャボの所に集まりました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「本当に開ける　んだよね」&lt;br /&gt;
かんぴょうは、チャボが蓋を開けようとしている壺から目を逸らしながら言いました。&lt;br /&gt;
 隆は、背筋がぞわっとするのを感じていました。ほおずきは、さっきまでは興味津々という表情で壺を見ていましたが、先ほどとは違って少し表情がこわばっていました。骨壺を開けるというのは、とても悪いことの様に思えてきて、チャボの提案に賛成したことに後悔していました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
 「それじゃ、開けるぞ！！」&lt;br /&gt;
チャボは、大きな声で言い、骨壺の蓋を開けました。チャボが蓋を開けたと同時に、隆とかんぴょうとほおずきは、ギャと悲鳴をあげて、お骨堂から飛び出しました。赤紫の夕暮れは、闇にかき消されようとしていました。どこか生暖かな風が通り過ぎていきました。幾つかの墓の前には、萎れて色あせた百合の花がうな垂れています。暗闇に浮かぶ白い花は、どこかお堂の中に並んでいる色褪せた骨壺の様に見えました。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524/47986243.html</link>
			<pubDate>Fri, 09 Jun 2017 19:47:37 +0900</pubDate>
			<category>小説</category>
		</item>
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