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●写真は勝どき書房のベランダから見た月
■□勝どき書房□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
□ ■ ★〜★〜★ コラム・ゆりかもめ ★〜★〜★ □ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■殿岡駿星□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□ 第574号 2016年06月21日 夏至(21日)■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇月2回、24節季ごろに配信。受信登録の方法は末尾に掲載。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■雪・月・花■□■ 6月21日(夏至) ◆「うごけば寒い 橋本夢道の獄中句」
編集作業が進んでいます 2016/06/21、千葉の「茫々亭」から勝どき書房に戻ってきました。庭の手入れを中心に2泊3日の滞在でしたが、汗びっしょりで風呂に入ること6回、とても健康的でした。それでも、浩佳が作ってくれる料理がおいしくて、体重は減りませんでした。勝どきへ戻ってきて、なかなか日が暮れない白夜に大きな月でびっくり、急いでシャッターを切って、FBにupしようと、カレンダーを見ると夏至です。「コラム・ゆりかもめ」の発信をすっかり忘れていました。
当初、8月ごろまでに刊行する予定だった「橋本夢道物語」の続編、「うごけば寒い 橋本夢道の獄中句」は、予定よりも遅れますが編集作業は順調に進んでいます。。企画の内容は、「橋本夢道の獄中句」で1941年2月に治安維持法違反容疑で逮捕された時点から、1943年3月に釈放されるまでの2年余の獄中に作った俳句、それと、1966年に夢道が獄中を思い出して作った句をまとめて掲載します。監修は「夢道サロン」のメンバーで宇都宮の俳人・かさはらぱあさんにお願いしました。 また、「夢道サロン」のメンバーにそれぞれ夢道について書いてもらうこととし、すでに「道の途中」(かさはら ぱあ)、「感謝感激」(上田久行)、「戦前の自由律における社会性俳句」(日野百草)、「夢道の句は無造作か?」(宮崎直樹)、「夢道サロンと浅野均さん」(殿岡浩佳)、「橋本夢道10年」(木村哲也)の原稿が寄せられております。
それと、わたしが「反骨の自由律俳句」と題して、夢道が逮捕された理由である、「昭和俳句弾圧事件」と獄中で作句できた「紙石版」について書きます。さらに、「夢道の日記から」と題して最近になって手に入った1943年3月に釈放されてから、1年余の夢道の日記の内容を書き、それを解説します。当初、夢道の日記はあっさりと書く程度にしようと考えておりましたが、読んでみると実に面白い内容なので、かなり長文になってしまいました。
実は、8月27日〜28日に中央区月島の社会教育会館で開かれる「平和プラザ2016」で、「うごけば寒い 橋本夢道の獄中句」について、話をさせてもらうことになったのです。27日の午後4時から30分です。先日の実行委員会で、夢道が獄中句を「紙石版」に書いていた話をしますと、「紙石版なんて聞いたことがない。ぜひ話をしてほしい」と頼まれました。
「紙石版」とは、現在のホワイトボードのようなものです。厚いボール紙に濃紺の石のような塗料を塗った版で、児童がチョークや蝋石で文字を書いていました。先生が教室で使う黒板と同じで、書いた文字は消すことができます。夢道は、獄中でこの「紙石版」に俳句を書きました。推敲する場合は蝋石で、完成したら鉄筆で石版に刻み込みます。
獄中では、ノートの持ち込みは禁止で、売店で買うことは許されています。しかし、売店が何冊売ったか控えているので、出所のときに、ノートは検閲されます。俳句を作ったために逮捕された俳人は、ノートに俳句を書いたら、出所時に没収されてしまう。それで、夢道は静子に頼んで、布団を差し入れする時に、この「紙石版」を布団の中に縫い込んで内緒で差し入れてもらったのです。
およそ、40人いた、昭和俳句弾圧事件で逮捕された俳人のうち、獄中で作句できたのは夢道だけだったのです。夢道は出所の時、その「紙石版」を布団の中に押し込んで、見つからないようにして出てきました。「うごけば寒い」「大戦起こるこの日のために獄をたまわる」などの夢道の代表句は、この「紙石版」に刻まれたものです。
◎ 白夜の勝どきに昇る月、林立するビルに眠る(駿星)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★次回の第16回「夢道サロン」は7月9日(第2土曜日)午後2時から5時までです。勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「古代史・邪馬台国」など。その内容はブログ「夢道サロン」「駿星つれづれ日記」「狭山事件の会」などで紹介します。もちろん、聞くだけでもけっこうです。参加費無料、飲み物は用意します。お菓子などのお気遣いはなさらないように。できたら最近作った俳句を持って来てください。終了後に近くのフードコートで自己負担による打ち上げを予定しています。初めて参加希望の方は事前にメール・電話をください。 syunsei777@yahoo.co.jp 090-8024-5610 ★「勝どき書房」では、現在「橋本夢道物語」の続編、「うごけば寒い 橋本夢道の獄中句」の刊行に向けて編集作業を開始しています。夢道の獄中句、日記と駿星の解説、「夢道サロン」のメンバーによる投稿などを掲載する予定です。刊行時期は未定、支援のカンパを募集しております。1口1000円、みなさまのご協力をお願いしております。 ・振込先 郵便振替で 振替NO 00120ー9ー538001 ・宛先 資)勝どき書房 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★ ★本にしたい原稿がありましたら、どうぞご相談ください。 …………………………………………………………………………… 「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」 殿岡駿星著・46判上製・360頁。 毛利小平太とは、忠臣蔵のラストサムライである。最後に 脱盟した小平太の言い分とは?幽霊小平太が日本を語る。 毛利小平太「討ち入りせず」に真の武士道を見た。 ◇全国書店で発売中 定価 2000円(税別) …………………………………………………………………………… 『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』 殿岡駿星著・46判上製・424頁、口絵8頁、定価1900円・税別 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯 ◇全国の書店で発売・「月島・相田書店」に常備(0335312311) ……………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し事件の真実を追求。 400字詰め換算1200枚のノンフィクション。定価3200円・税別 ◇初版・全国で発売中・築地・弘尚堂書店に常備。(0335410333) ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 ◇在庫が少なく一般書店では築地の弘尚堂書店に常備。(0335410333) 勝どき書房でも直売しています。定価1800円・税別 ………………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税別 ………………………………………………………………………………… 『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。 ◇全国書店で発売中 定価1900円・税別 …………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し、舞台を埼玉に移して真相に迫る。 ◇全国書店で発売中 定価2300円・税別 ……………………………………………………………………………… ★勝どき書房直売の場合は割引します。メールください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ ★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ★☆ブログ「夢道サロン」 http://blogs.yahoo.co.jp/tukisimamudou ★☆ブログ「勝どき・狭山事件の会」http://blogs.yahoo.co.jp/sayama506351 ★☆ブログ「勝どき書房」 http://blogs.yahoo.co.jp/koureipaso ★☆ 著者への連絡は syunsei777@yahoo.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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