「コラムゆりかもめ」(勝どき書房)

次回、第35回「夢道サロン」は2019年9月14日午後2時から「橋本夢道資料室」で開催します。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1
●写真は夢道と静子がデートした逗子・一色海岸で、浩佳と駿星

★★★☆★(*^_^*)/★☆★★★★★★☆★(*^_^*)/★☆★★★
  「殿岡駿星つれづれ日記」 2016/10/30
★★★☆★(*^_^*)/★☆★★★★★★☆★(*^_^*)/★☆★★★

❤橋本夢道と静子が91年前にデートした
  逗子・一色海岸を歩いてみました❤

2016/10/27、妻浩佳と熱海へ一泊の旅をしました。その途中で、逗子の一色海岸を散歩したのです。現在、仮題「うごけば寒い 橋本夢道の獄中句」の編集作業をしている最中ですが、その関係で夢道と静子が昭和4年(1925年)二度目のデートをした一色海岸へ行ってみようということになったのです。

夢道は昭和3年(1924年)3月4日に、深川佐賀町の船頭宅の2階で、静子と1年ぶりに再会します。そこで、静子に「ぼくが勤めている奥村商店では、番頭の嫁は店が決めることになっていて、店にはぼくより年上の番頭が3人います。それに、ぼくはプロレタリア俳句を作っているので、いつ警察に捕まるか分かりません。ですから、ぼくとの結婚はあきらめてください」といったのですが、静子が畳に手をついて懇願したため、交際をはじめます。

 せつなくて畳におちる女のなみだを叱るまい(夢道)

最初のデートは8か月後の昭和3年11月10日、箱根の環翠楼に泊まりました。昔の人はのんびりしていました。出会ったのが、昭和2年で、再会が1年後、そして初デートが8か月後で、それから2度目のデートが、3か月後の逗子の一色海岸だったのです。最近のカップルだったら、そろそろ別れるころです。夢道が初のお泊まりデートの箱根の環翠楼で詠んだ句です。

 総身にルビー残して一糸もなし(夢道)

浩佳とわたしは、91年前に夢道と静子が歩いたであろう、一色海岸に来ました。逗子駅からバスで20分。真夏と違って10月の海岸は静かです。釣りをしている男が3人いました。潮騒以外になにも聞こえません。夢道と静子が来たときは2月ですから、やはり静かだったでしょう。わたしたちは、「弧岩の窪」を探しました。浩佳は波打ち際で静子が拾った桜貝を見つけながら歩きました。
イメージ 2
 ●写真は一色海岸の岩場に座る浩佳と駿星
しばらく歩くと、岩場があったのです。いくら夜でも人がいないからといって、二人で抱き合うような場所はちょっと見つかりません。すると、浩佳が「あった、ここだ」といって指を指しました。たしかに、洞窟のように天井があり、左右が岩になっていて、目の前には海だけしか見えない場所です。

  「いけませんわ」何を拒むや孤岩の窪(夢道)
イメージ 3
 ●写真はこの岩の窪こそ、夢道と静子が座った場所と推定

夢道と静子は、この窪に座って話し込んでいるうちに、真っ暗に。この辺りは街灯もありません。91年前と同じです。しばらくすると、満ち潮で岩場まで波が押し寄せてきます。夢道は慌てて静子を抱いて、岩場から逃げ出しました。それから10か月後の昭和5年1月15日、長男道生が誕生します。二人の熱烈な愛が、奥村商店の解雇、「銀座月ヶ瀬」創業、やがて治安維持法違反で逮捕されるという、波瀾万丈の人生の導火線となります。おかげで、こうして浩佳とわたしが一色海岸を散歩することになりました。出会いとは不思議なものですね。
イメージ 4
 ●写真は「橋本夢道物語  妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね」のカバー

◎ ポケモン、カラオケどころではない海燃える(駿星)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★次回の第20回「夢道サロン」は11月12日(第2土曜日)午後2時から5時まで、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「古代史・邪馬台国」など。その内容はブログ「夢道サロン」「駿星つれづれ日記」「狭山事件の会」などで紹介します。参加費無料、飲み物は用意します。お菓子などのお気遣いはなさらないように。できたら最近作った俳句を持って来てください。終了後に自己負担による打ち上げを予定しています。初めて参加希望の方は事前にメール・電話をください。
         
syunsei777@yahoo.co.jp   090-8024-5610
……………………………………………………………………………
★勝どき書房では、仮題「うごけば寒い 橋本夢道の獄中句」刊行を企画、
  1口1000円の支援のカンパを募集しております。みなさまのご協力を
 お願いします。10口以上の協力者のお名前は書籍に掲載させていただき
 ます。匿名希望の方は、通信欄に匿名希望とお書き下さい。
  郵便振替先は NO 00120-9-538001   ・宛先 資)勝どき書房
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★
 ◆本にしたい原稿がありましたら、どうぞご相談ください。
……………………………………………………………………………
 「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」
  殿岡駿星著・46判上製・360頁。
 忠臣蔵の最後に 脱盟した小平太の言い分とは?
 毛利小平太「討ち入りせず」に真の武士道を見た。
 ◇全国書店で発売中  定価 2000円(税別) 
  特別割引直売    1500円(送料込み)
  郵便振替 00120-9- 538001  資)勝どき書房
……………………………………………………………………………
『橋本夢道物語  妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』
 殿岡駿星著・46判上製・424頁、口絵8頁、定価1900円・税別
 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯
 ◇全国の書店で発売・「月島・相田書店」に常備(0335312311) 
 特別割引直売    1000円(送料込み)
  郵便振替 00120-9- 538001  資)勝どき書房

 ………………………………………………………………………………
『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁
 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に
事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し事件の真実を追求。
 400字詰め換算1200枚のノンフィクション。定価3200円・税別
◇初版・全国で発売中・築地・弘尚堂書店に常備。(0335410333)
………………………………………………………………………………
『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著   ・46判上製・304ページ
 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。
 ◇在庫が少なく一般書店では築地の弘尚堂書店に常備。(0335410333)
   勝どき書房でも直売しています。定価1800円・税別
…………………………………………………………………………………
『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著   ・46判上製・332ページ
 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。
  ◇第2版・全国の書店で発売中    定価1700円・税別
    特別割引直売    1000円(送料込み)
  郵便振替 00120-9- 538001  資)勝どき書房
…………………………………………………………………………………
『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ
 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。
  ◇全国書店で発売中      定価1900円・税別
 ……………………………………………………………………………
『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁
 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し、舞台を埼玉に移して真相に迫る。
  ◇全国書店で発売中   定価2300円・税別  
………………………………………………………………………………
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」  http://www.mag2.com/ 
★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777
★☆ブログ「夢道サロン」 http://blogs.yahoo.co.jp/tukisimamudou
★☆ブログ「勝どき・狭山事件の会」http://blogs.yahoo.co.jp/sayama506351
★☆ブログ「勝どき書房」  http://blogs.yahoo.co.jp/koureipaso
★☆ 著者への連絡は  syunsei777@yahoo.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「日記」書庫の記事一覧


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事