「コラムゆりかもめ」(勝どき書房)

次回、第35回「夢道サロン」は2019年9月14日午後2時から「橋本夢道資料室」で開催します。

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             ●写真は、ベランダのビワの花に小さな実 
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★〜★〜★ コラム・ゆりかもめ ★〜★〜★ 
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□■□■□■□■□■□■□■□■殿岡駿星□■
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第613号 2018年02月04日 立春(4日)
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◇24節季ごろに配信。受信登録の方法は末尾に掲載。
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■□■雪・月・花■□■     2月4日(立春)

 ◆「共謀罪」(テロ等準備罪)はどうなった?
     籠池夫妻の長すぎる勾留
           接見禁止、窓なし独房◆

森友学園前理事長の籠池泰典被告と妻の諄子被告の勾留が長期化しています。大阪地検に補助金詐取などの容疑で7月末に逮捕されてから、もう半年になりました。おそらく、司法が民主化されている欧米ならば、48時間後には釈放されているでしょう。
 
仮に籠池氏と妻の諄子さんが黙秘していたとしても、検察は証拠があって逮捕したなら、その証拠をもとに裁判をしたらいいので、それ以上の取り調べは必要ないはずです。証拠品の押収や関係者の聴取を終えているのですから、起訴したら、身柄を拘束する理由はないでしょう。

それなのに、籠池夫妻は窓もない拘置所の独房に入れたまま、この冬に暖房もない状態です。さらに、家族との接見も禁止。手紙のやり取りも弁護人を通じてしかできない状態です。これは、裁判前に事実上の監獄入りの状態です。

戦前、治安維持法で逮捕された多くの人たちと同じ扱いではないでしょうか。もし「共謀罪」(テロ等準備罪)で逮捕されたら、容疑者は裁判前に長期間勾留されるでしょう。野党は「共謀罪」(テロ等準備罪)の追求はもうしないのでしょうか。

「昭和俳句弾圧事件」では、44人の反戦俳句を作った俳人が逮捕され、やはり裁判前に長期間拘置所の独房に拘禁されました。月島の自由律俳人橋本夢道は、1941年2月に逮捕され、その年の12月8日に日米開戦の日に「大戦起るこの日のために獄をたまわる」という句を独房で作っています。

 難解な哲学の書や目にかぼちゃ

夢道は拘置所の独房の窓から見える畑のかぼちゃを詠っています。巣鴨の拘置所の独房には窓がありました。食糧難のため、囚人たちが拘置所の庭を畑にしてカボチャやサツマイモを植えていたのです。毎日、窓から庭を見てたくさんの獄中句を作ったのです。小さな窓ですが、そこから見える景色を俳句にしています。窓はどんなにか夢道の心を癒やしたことでしょう。

ところが、籠池夫妻が入っている独房には窓がないのです。世間から全く隔絶されたコンクリートの壁に囲まれています。まだ、裁判前にすでに懲罰を受けているのと同じ状態に置かれているのです。治安維持法時代よりも、もっと深い闇の世の中になってしまったのではないでしょうか。

金田勝年前法相が「日本の司法は信用できるから、共謀罪(テロ等準備罪)が施行されても心配ない」といっていましたが、この状態では心配だらけではないでしょうか。まだ、「共謀罪」(テロ等準備罪)で逮捕された人はいません。でも、仮に逮捕されたら、窓のない独房に半年も入れられて、自白をせまられたら「踏み絵」を踏んでしまう人がいるかもしれません。

籠池夫妻を釈放しないのは「証拠隠滅の恐れ」という理由かもしれませんが、もともと証拠があっての逮捕でしょうから、証拠隠滅の対象になるものはもう何も残っていないでしょう。それとも、検察は「証拠が足りない」とでも思っているのでしょうか。家族と接見禁止までするのは、籠池氏は世間に情報を漏らすのではないか、と心配しているのかもしれません。まさに、司法当局が安倍さんに忖度しているのではないでしょうか。

逮捕された人が黙秘を続けると、拘束するのは当たり前のようになっています。証拠があって逮捕したなら、黙秘しても起訴できるはずです。それなのに、黙秘や容疑を否認している人は、自白するまで拘束し続ける「人質司法」は、絶対に許されるべきではありません。


きょうは立春です。雪が多くて、寒い冬でした。少しは温かくなってくれるのでしょうか。勝どき書房のベランダのビワの花が小さな実をつけました。確実に春は近くに来ています。少しずつ、陽光が強くなってきているような気がします。

約束通り、ことしも春が来てくれるようです。暦には書いてありますから、心配はしていませんが、それでも春だけは、来てくれないと安心できません。北海道に住んでいたころから、そんな風に思う癖がついてしまいました。なにしろ相手は地球ですから、約束を破られても文句はいえません。

◎ 春立ちて友と本との出会いあり(駿星)
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◆このコラムは写真付きでブログ「殿岡駿星つれづれ日記」
http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777/ に転載しています。
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◆次回の第26回「夢道サロン」は2018年3月10日(第2土曜日)午後2時から5時まで。勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。1月は奇数月ですがお休みします。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「古代史・邪馬台国」など。その内容はブログ「夢道サロン」「駿星つれづれ日記」「狭山事件の会」などで紹介します。聞くだけでもけっこうです。参加費無料、飲み物は用意します。お菓子などのお気遣いはなさらないように。参加希望の方は事前にメール・電話をください。 
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