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●写真は、日本薬科大女子大生を殺した疑い(死体遺棄)で逮捕された広瀬晃一容疑者。
□■勝どき書房□■□■□■□■□■□■□■ ★〜★〜★ コラム・ゆりかもめ ★〜★〜★ □■□■□■□■□■□■□■□殿岡駿星□■ 第636号 2019/02/04 立春号(04日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇24節季ごろ配信。受信登録の方法は末尾に掲載。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆日本薬科大女子大生殺人で35歳男を逮捕 これが日の本國の戦後教育の結果だ 「日の本國憲法私案」の南瓜大玉先生に聴く◆ 2018年11月から行方不明になっていた日本薬科大1年の東京・葛飾区女子学生Aさん(19)の遺体が茨城県神栖市の空き地で見つかりました。Aさんの行方が分からなくなる直前まで一緒にいたらしい、茨城県神栖市深芝南の無職広瀬晃一容疑者(35)を調べていた警視庁は、広瀬容疑者の供述をもとに、神栖市須田の空き地に埋められていたのでAさんの遺体を31日に発見しました。
Aさんと広瀬容疑者はSNSで知り合いました。Aさんは昨年11月20日午前、文京区の大学で授業を受けた後、東京から電車でJR鹿島神宮駅(茨城県鹿嶋市)に向かいました。そこからからタクシーで神栖市のコンビニ店駐車場に移動して以降、足取りがわからなくなっていました。広瀬容疑者は「騒がれたので車の中で殺し、穴を掘って埋めた」と供述しています。この事件について、「日の本国憲法私案」の著者南瓜大玉先生に解説してもらいました。
◆南瓜大玉(かぼちゃだいおう)先生の話
ネット時代の弊害がここまで来たか、と驚愕したよ。これは、単なる殺人ではない。殺されたAさんが、自ら初対面の男の住む鹿島神宮まで行っている。一度も顔を見ていない男に会いに行っている。ネットに出ている男の顔は、全然違う別人のイケメンの写真だった。それで、会いに行ったのかもしれない。会ってびっくりしただろうね。 それにしても、男が自宅まで車で連れて行くときに、自宅を知られたくないので、「目隠しをしてくれ」と頼むと、Aさんは結局従ったそうだ。しばらく、男の自宅で過ごした後に、再び男は、Aさんに目隠しをして、神栖市のコンビニ店駐車場まで送ったらしい。そこで、男はAさんを車から下ろすと帰ってしまったのだ。
さて、そこでAさんは東京へ帰れば殺されないですんだのだが、東京へ帰るための電車賃がなかった。メソメソ泣いているところを、通行人の何人かが目撃している。話しかけるとAさんは「東京へ帰る電車賃がないので、帰れない」といっていた。
そこからAさんは、なぜか男の住んでいるアパートへ行った。そこで、男に「東京へ帰る電車賃がないから貸して」といって、お金を要求したのではないだろうか。このとき、Aさんは知人に、メールで「男と金銭トラブルになっている」と連絡している。
さて、ここで知人がどんなアドバイスをしたのかは不明だ。「もし、そんな男のところへ戻るな」といってくれれば、殺人にはならなかったのではないか。もし、「お前のホントの顔写真をSNSで拡散してやる」と脅して金をもらえ、なんてアドバイスしたとしたら、これはたいへんだ。ホントのところは分からないが、20万だか、30万だか要求したという話もある。ちょっと疑問を感じるね。
簡単にいえば、ここまで来るのにお金を使ってしまい、帰るお金がない。帰りの電車賃を出してほしいと要求したのかもしれない。その金額は分からない。単に電車賃だけでなく、男の自宅で過ごした時間、それについての金額も要求したのかもしれない。ところが、男は建設現場でアルバイトはしているが、まとまったお金は持っていない。かなり金に困っていたらしい。要求されても、ない袖は振れない。
男が自宅の場所を知られたくないから、目隠しをしてほしい、とAさんに頼んだのは、最初からお金を払う気がないから、自宅を教えたくなかったのかもしれない。しかし、それにしても、その結果が殺人となる、男の短絡的な行動が信じられない。人の命をなんと考えているのか。女性を東京から呼びつけるなら、帰りの電車賃ぐらい用意するのは、当然ではないだろうか。それもなくて、呼びつけたのか。
また、片道切符で茨城の鹿島神宮まで、初対面の男に会いに行くという、これも無謀としかいいようのない行動かもしれない。なぜ、男の自宅へ舞い戻ったのだろう。Aさんは、将来は外科医になりたいといっていたらしい。そういう学生が、SNSの罠にかくも簡単に引っ掛かってしまうとは、とても理解できない。
これは、Aさん個人の問題ではない。また、広瀬容疑者だけの問題でもない。このような、若者を育てた、日の本國の教育制度が最大の問題だ。「日の本国憲法私案」では、文部科学省を廃止している。教育は地方自治体に任せ、教育委員会の委員は選挙で選ぶ制度にしている。なんでも、文部科学省の指示で、國家的に共通した教育をめざす「右向け右」の日の本の教育の結果がAさん、広瀬容疑者を育ててしまったのだろう。運動会の行進が兵隊さんのように美事にできれば、人の命や個性はどうでもいい、というのかね。
この事件は、氷山の一角だ。SNSでの見知らぬ男女が簡単に出会う。恋愛のつもりで交際するが、裏で金銭がからんでいる。最初からお金がからんでいると、恋愛ゲームらしくない。そこで、別れ際に「ちょっと、お金が足りないから貸して」といって要求する。「お金をちょうだい」というと、下品になってしまう。「貸して」なら、問題ないというのだろうか。お金を出さないと、その足で警察へ行って被害を訴える場合もある。これで逮捕される男もけっこういる。女性が18歳未満だったら、大事になる。
特に役人とか有名人だと、高額を要求される。背後にヒモがいる場合もある。「警察に訴えてもいいのかよ」と脅される。2万、3万の金ではない。1千万を超えるような場合もある。払えば、さらに追加を要求される。そうなると、地位も名誉も捨てて、警察に逮捕されたほうがいい、という情けない場合もあるのだ。だいたい、被害を受けてから、1か月後に警察に届ける女性もいるが、その間、お金の交渉でもしていたのだろうか。不思議だね。
どこかの令嬢と婚約した男の母親も「貸して」だったようだ。母親と交際していた男が「貸したんだから返せ」と数年後に週刊誌に訴えているが、これも下品だね。「貸した金を返せ」というぐらい、情けない話はない。その母親と過ごした時間の代償とは考えないのだろうか。それも、借用書がない、という。証文なしに、金を返せは、下手な落語の世界だよ。こんな話は、日の本國の教育の責任だと思うよ。いったい、この國はどんな人間をつくろうとしているのだろう。戦後教育の結果がこれだよ。
10歳の小学4年女児が父親に殺された事件もそうだ。女児が小学校のアンケートに「父親にいじめられている。なんとかならないでしょうか」と書いた、そのアンケートのコピーを教育委員会が、父親に渡してしまった。これが、日の本國の教育委員会だ。子どもを守れない。子どもが殺されるまで反省できないのだ。「今後は再発防止に努めます」とお役人はいうが、再発じゃないんだ。今、その子どもの命を大切にしてほしいのだよ。傍観していた女児の母親も逮捕されたが、「娘がDVされている間は自分はやられないので、やめろといえなかった」と自供したそうだ。悲しい話だね。
ホントに、日の本國の教育をどうしたらいいか、みなさん真剣に考えてほしい。「この國に生まれたる不幸」を味わいさせないでほしい。同じ話をさせないでほしいよ。教育関係者は少し、勉強してほしいな。民主主義國家とはなにか。人の命を守る教育とは何かをね。
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