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〇明豊(大分)9−8神村学園(鹿児島)●(延長十二回 18日・甲子園、3回戦)
3点を追う延長十二回2死走者なしから起こった明豊の逆転劇。それは「つなぐ意識」や「諦めない気持ち」に加え、控え選手が冷静に自らの役割を全うした結果だった。
2死から松谷、吉村が連打で出塁すると、代打専門の三好が打席に向かった。ベンチで「相手がスライダーを多投することを分析していた」と三好。低めのボールになるスライダーには手を出さず3ボールと投手を追い詰め、四球で出塁する。
暴投で1点を返して、二、三塁。ここで三好の代走として送られた二塁走者の稲木は、リードを大きめに取った。普段は三塁コーチを務める稲木の「自分がコーチだったら、そう指示する」という思いからだった。
打席の9番・管は「とにかく転がす」とたたきつけた。打球は高く跳ね上がり三塁手の頭上を越える。稲木は迷うことなく三塁を蹴ると、捕手のタッチより一足早く本塁に滑り込んだ。同点。
こうなると、勢いはもう止まらない。相手投手の金城は投げる球に困ったかのように制球が定まらず、最後は押し出し四球。3時間を超える死闘はあっけない幕切れとなったが、川崎監督は「18人全員に役割がある。(2人も)よくやってくれた」とたたえた。
初戦に続く逆転勝ちで、今宮(現ソフトバンク)を擁して進んだ2009年以来の8強。初出場の01年にも準々決勝まで進んだが、まだその先に進んだことはない。「このまま突き進んで新たな歴史を作る」と主将の三村。その言葉を実現させるほどの勢いが、今の明豊にはある。【倉沢仁志】
こんな最後の最後まで読めないドキドキした試合は今季では初めてではと思う位、面白かった。
気力、精神力を含めた意地が、明豊がほんのわずかに上回ってたかなって思いました。
両チームともお疲れさまでした。面白い試合をありがとうごさいました。
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