|
第89回選抜高校野球大会第9日(28日、甲子園)、引き分け再試合となった2回戦が行われ、福岡大大濠が滋賀学園を5―3で下し、初のベスト8進出を果たした。
2日前に延長15回、196球を投げた絶対エース・三浦が、130球完投で計24回の長い試合に決着をつけた。“鉄人右腕”はお立ち台で「素直にうれしい。やっと終わったな」と安堵の表情で話した。
初回に死球をきっかけに1点を与える不安な立ち上がりだったが、この日は打線の援護が光った。2―3の5回に追いつかれるが、その裏、2番・平野が四球を選ぶと、3番・古賀は「四球の後だったので初球は甘く入るだろう」と甘い球を見逃さず、左中間席に勝ち越し2ランを放った。
三浦の体調は万全ではなく「疲れもある。肩も重いし、体も重くて」と話していた。それでも女房役の一発に、ベンチで仲間と抱き合って喜んだ右腕は「点を取られても、取ってくれるのはありがたい」と気持ちで踏ん張ることができた。9回も140キロを超える直球に衰えはない。二者連続三振を奪うと、最後の打者を中飛に打ち取った。
中1日とはいえ、2試合わせて合計326球。第1戦の創志学園(岡山)戦でも149球を投げた。これから先の決勝までは休みなしで「未知の領域」(三浦)に突入する。休ませたいのはやまやまだが「公式戦で投げている投手が三浦しかいない…」(八木監督)という苦しい事情がある。
しかし、本人は「誰にも(マウンドを)譲りたくない」と強気だ。目標はあくまで全国の頂点。決勝まで「投げるのであればしっかり投げたい」と言い切った。
八木監督は「疲れている三浦への薬は勝つこと。彼の投球に報いることは、勝つことだ」と絶対勝利をチームに厳命した。甲子園での最高成績は1989年夏のベスト8。報徳学園を打ち破り、まずは4強入りして歴史を変える。
両校ともお疲れさまでした。
さて、福岡大大濠は勝ったのはいいけど、三浦君の肩大丈夫かな?
次戦は報徳学園戦だけに、投手がしっかりしてないとダメだし厳しいと思うね。
|