今日は、キリストと聖なる乙女マリアのをともに祝う日です。マリアの子となった御言葉と共に神の母となったおとめマリアとが同時に祝われる日です。 この祭日は、東方教会を起源として“聖母の祝日”とされていましたが、ローマ典礼暦の改正のときに、キリストがおとめマリアの胎内に宿ったことを記念するために、主キリストの祭日として祝われるようになりました。 今日は、世に入るときに父に従順されたキリストと、信仰をもってみ言葉を受け、胎内にキリストを宿された母マリアとを、かわるがわるながめ祈ります。 今日の典礼の豊かさの中で、人となったみことば、世の救いのために「なれかし、お言葉どおり、この身に成りますように」と言われたマリアをたたえます。 四旬節に祝うこのお告げの祭日に、私たちが永遠の喜びにいたることができるように、キリストの復活をとおして救われるようにと神に祈ります。 祈り:聖なる父よ、
御言葉は人となり乙女マリアからお生まれになりました。 救い主イエス・キリストが人となられた神であることを信じるわたしたちが、 神のいのちにあずかることができますように。 第1朗読 イザヤ書 7章10〜14節、8章10c節 主は更にアハズに向かって言われた。 「主なるあなたの神に、しるしを求めよ。 深く陰府の方に、あるいは高く天の方に。」 しかし、アハズは言った。 「わたしは求めない。主を試すようなことはしない。」 イザヤは言った。 「ダビデの家よ聞け。あなたたちは人間に もどかしい思いをさせるだけでは足りず わたしの神にも、もどかしい思いをさせるのか。 それゆえ、わたしの主が御自ら あなたたちにしるしを与えられる。 見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み その名をインマヌエルと呼ぶ。 神が我らと共におられる(インマヌエル)のだから。 第2朗読 ヘブライ人への手紙 10章4〜10節 雄牛や雄山羊の血は、罪を取り除くことができないからです。 それで、キリストは世に来られたときに、次のように言われたのです。 「あなたは、いけにえや献げ物を望まず、 むしろ、わたしのために 体を備えてくださいました。 あなたは、焼き尽くす献げ物や 罪を贖うためのいけにえを好まれませんでした。 そこで、わたしは言いました。 『御覧ください。わたしは来ました。 聖書の巻物にわたしについて書いてあるとおり、 神よ、御心を行うために。』」 ここで、まず、「あなたはいけにえ、 献げ物、焼き尽くす献げ物、罪を贖うためのいけにえ、 つまり律法に従って献げられるものを望みもせず、 好まれもしなかった」と言われ、 次いで、「御覧ください。 わたしは来ました。御心を行うために」と言われています。 第二のものを立てるために、最初のものを廃止されるのです。 この御心に基づいて、 ただ一度イエス・キリストの体が献げられたことにより、 わたしたちは聖なる者とされたのです。 福音朗読 ルカによる福音書 1章26〜38節 六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。 ダビデ家のヨセフという人のいいなずけである おとめのところに遣わされたのである。 そのおとめの名はマリアといった。 天使は、彼女のところに来て言った。 「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」 マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。 すると、天使は言った。 「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。 神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」 マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」 天使は答えた。 「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。 だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。 あなたの親類のエリサベトも、 年をとっているが、男の子を身ごもっている。 不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。 神にできないことは何一つない。」 マリアは言った。「わたしは主のはしためです。 お言葉どおり、この身に成りますように。」 そこで、天使は去って行った。 |

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