新しい年を迎えた今日、降誕8日目にあたる1月1日に、教会は、ローマの古い伝統に従い、“神の母マリア”の祭日を祝います。 マリアを「神の母」と宣言したのは、431年のエフェゾ公会議でした。年のはじめをマリアの記念日として祝い、祈るのは古いローマ教会の伝統によっています。また、この日がことに大事にされるようになったのは、12月25日から数えてちょうど8日目にあたるからです。 8日目にあたる今日、誕生した神の子は「イエス」と命名されることにより、正式に神の民の歴史、人類の歴史の一員になります。 そして、マリアには、救い主としてのイエスの使命に、自分も深く一致するという母の姿があります。 マリアは、羊飼いたちにイエスを示し、彼らを喜びでみたしましたが、今日も私たちに恵みそのものであるイエスを示し、与え続けられます。 今日は「世界平和の日」でもあります。教皇ベネディクト16世は、「全世界の人々のためにあらためて平和を祈りたい」と平和のためのメッセージを送られます。今日、世界の人々と心をひとつにして、たまものである平和を祈り求めましょう。 いのちの源である神よ、
あなたはおとめマリアを御子の母として選び、 救い主を人類に与えてくださいました。 聖母を通して御子キリストを迎えるわたしたちに、 救いの喜びを味わわせてください。 集会祈願より 第1朗読 民数記 6章22〜27節 主はモーセに仰せになった。 アロンとその子らに言いなさい。 あなたたちはイスラエルの人々を祝福して、 次のように言いなさい。 主があなたを祝福し、あなたを守られるように。 主が御顔を向けてあなたを照らし あなたに恵みを与えられるように。 主が御顔をあなたに向けて あなたに平安を賜るように。 彼らがわたしの名をイスラエルの人々の上に置くとき、 わたしは彼らを祝福するであろう。 第2朗読 ガラテヤの信徒への手紙 4章4〜7節 しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から、 しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。 それは、律法の支配下にある者を贖い出して、 わたしたちを神の子となさるためでした。 あなたがたが子であることは、 神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、 わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。 ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。 子であれば、神によって立てられた相続人でもあるのです。 福音朗読 ルカによる福音書 2章16〜21節 そして急いで行って、 マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。 その光景を見て、 羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。 聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。 しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、 思い巡らしていた。 羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、 神をあがめ、賛美しながら帰って行った。 八日たって割礼の日を迎えたとき、 幼子はイエスと名付けられた。 これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。 |

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