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*昨年暮にブログを書いたきり、更新していなかったので。

*1月は年明け早々に学校のレッスン、そしてシャルリエ師のレッスンを受け、1月中旬に日本へ向かい、2月初旬にフランスに戻った。

*今回の帰国はシアターオーケストラトーキョーの仕事で戻った。
 青島広志氏指揮の新春公演(16日町田)、そして三枝成彰氏作曲:オペラ『Jrバタフライ』の富山、東京公演に参加した(23日富山、27日東京オーチャードホール)。

*オペラの内容は、島田雅彦氏によるフィクションで、プッチーニの蝶々夫人の息子の後日談なのだが、時代は先の大戦の前夜から原爆投下の終戦までを描いたもの。悲劇は繰り返される、という諸行無常の様子を描きつつ、先の世代への希望を願うものだった。

*三枝氏渾身の大作であり、ワーグナーとも比較されようなスケールの大きな音楽だった。今回、指揮は三ッ橋敬子女史であった。我々オケも三枝氏の怒号を浴びつつ格闘した。氏の盟友である指揮の大友直人氏もゲネに来場されアドバイスを頂いた。イタリアオペラからの流れと思い、我々は音楽作りしていたが、どうやらうまく功を奏せず、結果本番はドイツオペラ本流の語法を目指して臨んだ。カーテンコールでの 三枝氏の笑顔から公演は成功したようだ。この公演に一緒に格闘していただいた三ツ橋女史に喝采を送りたい。

*今回の帰国時に旧友たちとの楽しい時間も過ごした。シカゴ響の来日公演で帰国していたK・F女史、そして大学時代の旧友と。富山ではチェロ奏者のT氏と。

*帰仏早々、ナントでの本家「ラ・フォル・ジュルネ」を見に一泊旅行に出かけた。シャルリエ師がレッスンの時に我々夫婦に、来たら、と声をかけてくださったので。公演チケットが当地でも人気で師の公演は早々に完売、かろうじて聴きたかった演目、「バタフライ・ラヴァーズ」協奏曲(ヴァイオリン、二胡、オーケストラ)は取れた。他に師の公演はアンヌ・ケフェレック女史とのソナタ(ベートーヴェン「春」、ブラームス「雨の歌」)やヴィヴァルディの四季があったのだが取れず、、、。他、デボラ・ネムタヌ女史率いるパリ室内管メンバーの弦楽五重奏によるフェリシアン・ダヴィドの四季、という珍しい演目を聴く。この曲はバロック楽器によるグループのCDで近年、発掘されたもので19世紀フランスの作曲家である。

*ネムタヌ女史は当地では良く見かける名前でソリストとしても活躍し、
この室内オケの コンサートミストレスを務めている。しなやか且つ決して派手な音を目指さず、音楽の核心を追っていく演奏に魅了された。注目するべき演奏家である。https://fr.wikipedia.org/wiki/Deborah_Nemtanu

*シャルリエ師は相変わらずバリバリと音楽の核心に真っ向勝負で臨み爽快そのもの。鮮やか且つ遊びごごろ満載で二胡との音楽をステージで楽しんでいた。喝采喝采。

*ナントではこの2演目しかチケットを取れなかったので当地で有名な「ラ・マシーン・ド・リル」を訪れた。これは巨大な機械仕掛けの動物や虫(象、蜘蛛、蛇、ヘッポコ飛行機など、、)を実際に人が乗れる大きさで製作されていて、展示や乗ることができる。フランスの作家、ジュール・ヴェルヌの世界をフランスの造形作家が現実化したものだが、ある種、日本を代表するアニメ作家、宮崎駿氏のグループ、ジブリの世界と共通するものを感じる。

* 内容は油圧で手足が動かされ実際の走行や動作はクレーンやエンジン仕掛けだったりするので、遊園地のアトラクションと大差は無いが、動物などの動きを念入りに調査し緻密に動きを実現し、造形は木型で製作され、ある種のノスタルジーを見るものに与える。正直バカバカしい大げさなモノばかりなのだが、このような、あったらいいな、を町おこしの予算をかけて実現するあたり、フランスの文化の懐の深さを痛感させられた。素敵である。http://www.lesmachines-nantes.fr

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