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*今年はキリスト暦の関係で、ヴァカンスが前倒しになっている為、4月は早々に休みになる。家内の友人宅にお邪魔して日本食を頂いたり等々。

*ヴァカンスが開けて早速、学校のレッスン。学生時代以来勉強していなかったドビュッシーのソナタをフォンタナローザ師にみせる。師云く「ラヴェルのフレーズはとても長いが、対してドビュッシーはとても短い。びっくりさせるようにしょっちゅう強弱が変わる」。

*翌々日シャルリエ師のレッスン。家内が図らずも自分の楽譜を忘れたおかげで、師の幼年時代の楽譜を見る機会に恵まれた。「これはパパの字。この指使いはあまり良くない」などと言いながらレッスンしていた。カラフルな色鉛筆で注意書きだらけの楽譜に自分の幼い頃の楽譜と同じようだ、と思った。子供時代の楽譜を見ると、こんなレッスンなんて日本だけだ、と思っていたけれど、どこでも同じように苦労して勉強するのだと。

*週末、恒例のシャルリエ師のコンセルヴァトワールの生徒たちの春の試演会を見に行く。4時間余り、10人余りの若者たちが名曲を演奏、20代の頃ひいていたレパートリーを改めて聴いて、自分が昔どのようにひいていたのだろう、と自分に首を傾げてしまった。曲に対する見え方は年齢でこうも違うものか!
 旧知のピアニスト、S.I.氏が伴奏で奇しくも現れて偶然再会、パリ地方音楽院の先生になったという。

*23日大統領予備選、中道と右派に軍杯が上がった。我々外国人にとってはあまり過激な愛国主義は困る。フランスの三色旗に因むと、左派は平等(白)、右派は自由(青)、(どちらも友愛(赤)はあるのだろうか。。)。

*再び学校のレッスン。Kanae Endo女史のピアノでドビュッシーのソナタ。彼女の演奏は毎度教わるものが多い。フォンタナローザ師のお気に入りの伴奏者でもある。

*週末、学校の指揮科のオケの授業。サンサーンスの「オルガン付き」交響曲。当校の偉大なる先人、フランクやダンディ、ギルマンが演奏した講堂のオルガンでの演奏に一抹の感慨を覚える。指揮の生徒も少々テンション上がり気味だった。

*再々、学校のレッスン。ジャン・マルティノンの無伴奏ソナチネ第5番を勉強して見せた。マルティノンは偉大な指揮者で、昔からディスクで彼の演奏に触れていたが、師の話ではヴァイオリニストでもあったとのこと。シャルリエ師の演奏や昔習った日本の師の演奏で存在を知っていたので、一度ひいてみたかった。フォンタナローザ師が自分の楽譜のコピーをくれた。

*フランス暮らしも3年目に入り少し家具が欲しくなり買った。高いものではないがあると生活に彩りが出る。しかしこれら配達物の回収は楽じゃない。荷物は自分で4階まで上げて来なくてはならない。日本は当然のように玄関まで運んでくれるが。一つはあまりに重いので配達員に手伝ってもらったが「これじゃ引越しじゃあないか」と愚痴られ、帰り際に小銭を握らせると、「良い午後を、ムッシュー!」となる。

*明日は大統領決選、大方は中道の勝利と言っている。我々の周りの人たちは右派は絶対にない、と言っている。

*来週、日本に仕事で戻る。今回の日本滞在は予定では夏まで!今年は日本での日数が多くなりそうだ。

*それまでに学校のレッスン、シャルリエ師のレッスンなどを控えている。出発当日は学校のレッスンがある。今年度のレッスンはこれが最終。また9月から新年度になる。
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