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この曲はスタンダードであり、多くのアーティストがカバーを試みているものですが、最も有名なのはこれが衝撃的なデビューとなったジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスによるものでしょう。当時、彼らのようなサウンドは非常に異端でありながらも、大衆が待ち望んでいたサウンドであったのかもしれません。そしてまた、現在に至るまで、まるで宇宙を思わせるような深遠な表現のギターを聴かせるのは、ジミ以外にいないと言っていいと思います。彼が残した正規のアルバムは数少ないけれども、全て必聴です。
さて、ジミには類まれなる作曲能力があったのですが、それを披露するのはこの曲のもう少し後となるわけで、まずこの曲でジミの音楽性と、その可能性を大衆に提示したのです。ミディアム・テンポで流れてゆく曲のサウンドにおいて、全篇でジミのかき鳴らすリズムプレイと、差し込まれるブルージーなオブリガード、ソロにおける、流暢で心地よいトーン、様々なジミのギタープレイが楽しめます。そしてこの曲では、この先聴かせる全てを切り裂くようなノイジーなエフェクトは抑え気味で、自然な音質のギターを楽しむことができます。ジミの歌は、決して上手いものではありませんが、自らが作り出すサウンドによくマッチしており、聴く者を惹きつけます。 |

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