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オットー・プレミンジャー監督、ダナ・アンドリュース、ジーン・ティアニー主演のフィルム・ノワールです。



<物語>ニューヨーク16分署のマーク・ディクソン刑事(ダナ・アンドリュース)は、暴力的な捜査で苦情が多いため降格された。ある晩、大富豪モリソンが闇賭博で胴元のギャング、スカリーシ(ゲイリー・メリル)に大勝ちした直後、何者かに刺し殺される。容疑者はモリソンを賭場に招いたペイン。何年も追っているスカリーシを真犯人とにらむマークは、ペインの家に訊問に行くが、誤って彼を殴り殺してしまう。マークはとっさに死体を隠蔽するが・・・。


ダナ・アンドリュースが演じたのは、悪人に対しては暴力も辞さないという刑事。彼は犯罪者の子として生まれ、差別を受けながら育った生い立ちから、逆に悪を強く憎む人間になったのです。そんなアンドリュースが、ふとした成り行きでギャングの一味と思われる男を殺害することに(ほとんど正当防衛ですが)。彼はその死体を隠蔽するのですが、殺した男の元妻ジーン・ティアニーと恋仲になってしまい、自らの犯した罪に苦悩します。さらに、当の殺人の容疑が何とティアニーの父親にかかり・・・・・・とうとうアンドリュースは、ある決心をするに至ります。


感想は・・・この映画も良かったです。脚本はベン・ヘクト、撮影は『ローラ殺人事件』や『アパートの鍵貸します』のジョセフ・ラシェル。特にヨーロッパで評価の高い作品でありながら、日本では未公開に終っています。


主演のアンドリュースがなかなか深みのある演技を見せてくれるんですよね。これは彼の代表作だと思います。ヒロインのティアニーも、『ローラ殺人事件』の彼女より好感の持てるキャラクターでした(ちなみに、本作の衣裳は彼女の夫で衣裳デザイナーのオレグ・カッシーニが担当しています)。



人間ドラマとサスペンス性をあわせ持った傑作で、一見の価値ありだと思います。オススメです。

閉じる コメント(4)

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本作は未見ですが、子供頃見た駄作「ローズバット」は好きでした。。。。

2009/5/12(火) 午前 7:18 [ esu**i123 ]

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プレミンジャー、いいですね〜。彼の作品は、本作も含め、すべて見たいと思っているほどです。

2009/5/12(火) 午前 8:23 [ Jack ]

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esupaiさん
『ローズバッド』、1975年の作品ですね。
ポール・シュレーダーによれば、プレミンジャーは「フィルム・ノワールから出発し・・・その出発点に達成した高度を二度と回復していない」とのことなので、後年の作品はイマイチかもしれないですね。

2009/5/13(水) 午後 10:59 [ user t ]

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Jackさん
Jackさんはプレミンジャーがお好きでしたね。これもかなり良く出来た作品なので、ぜひ見てみてください。

2009/5/13(水) 午後 11:08 [ user t ]


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