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この映画には驚きました。
僕は普段韓国映画は滅多に見ません。見たのは、『ディープ・ブルー・ナイト』『旅人は休まない』『シュリ』『八月のクリスマス』『ペパーミント・キャンディー』・・・その他せいぜい数本といったところです。確かにどれも秀作ではありましたが、基本的には単に物珍しさというか、そういう興味で見ていたに過ぎなかったような気がします。
当然ポン・ジュノ監督の名前も初耳で、ほとんど予備知識ゼロで鑑賞しました。
感想は・・・かなりの出来でしたね。監督の演出の巧みさ、役者の演技の質の高さに感心しました。ストーリー展開も二転三転とよどみがなく、サスペンスものとして良作と言えます。近年の韓国映画のレベルの高さを痛感させられました。
評判のラストシーンも確かに秀逸です。現実には判明していないはずの犯人を、子供の口からあのように表現させたのは、もちろん監督の意図的なメッセージでしょう。個人的には、当初反目しあっていたはずの二人の刑事が、犯人の手強さが明らかになるにつれて一致団結していくところなども、興味深かったです。
少し引っ掛かったのが最後の犯行。それまで赤い服を着た女ばかり殺してきたはずの犯人が、なぜか主人公の奥さんを見逃して(赤くない)制服を着た少女の方を狙います・・・・・・う〜ん、なぜでしょう(笑)。
あと、主人公が犯人をでっち上げようとして、部下と一緒にやたらと暴力を振るうのも嫌でしたね。その後部下の方だけが酷い目に遇うのもちょっと後味悪かったです。
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ソン・ガンホ、私好きなんですよ。「大統領の理髪師」とか「グエムル -漢江の怪物-」、よかったですよ。
2008/10/27(月) 午後 8:48
この映画は、今村の秀作「復讐するはわれにあり」と匹敵するほどの秀作ですね。現代のアジアで一番良い監督は、ポン・ジュノとキム・ギドクだと思います、なので一番面白いのは監督映画です。(香港、台湾、中国が作品的に失速中なので)
但し、韓国映画の大部分はイケメンスターの流し目演技のラブ・コメなので、一部のレベルが非常に高いが正解なので、地雷も沢山あるのでご注意を。
2008/10/27(月) 午後 10:53 [ ひろちゃん2001 ]
トリックスターさん
ソン・ガンホ、本作以外は『シュリ』ぐらいしか見てませんが、なかなかいい役者ですね。日本の若手ではあまりいないタイプだと思います。
2008/10/27(月) 午後 11:17 [ user t ]
ひろちゃんさん
以前は台湾や香港の映画の方が上だと思っていましたが、どうも最近は違うようですね。確かに昔の韓国映画とはちょっと質が違うと思います。
2008/10/27(月) 午後 11:29 [ user t ]
これは見応えありましたね。韓国映画の力強さを感じさせてくれる作品でした。
2008/10/28(火) 午前 6:30
80年代の韓国の得体の知れない権力システムも垣間見れる社会派ドラマでもあるんですよね。そういった意味では、コスタ=ガヴラスの一連の映画を想起させます。いまのところ私にとって2000年代を代表する映画です。
2008/10/28(火) 午前 9:00 [ Jack ]
韓国映画の中でも、これは、見応えがあって、面白かったです。俳優さんも、個性的で、面白かったですね〜(^^)。最近ちょっと低迷気味の韓国映画界ですが、また、こんな見応えのある作品を作って欲しいです。
2008/10/28(火) 午前 9:22
ヒッチさん
ヒッチさんもご覧になっていましたか。見応え十分でしたね。
2008/10/28(火) 午前 9:41 [ user t ]
Jackさん
なかなか骨太な作風ですよね。ポン・ジュノ監督の他作品を見ていないので何とも言えませんが、かなりの才能の持ち主であることは確かでしょう。
2008/10/28(火) 午前 9:59 [ user t ]
kuuさん
主演二人の演技は良かったですね。面白さと骨太さを併せ持つ映画でした。
2008/10/28(火) 午前 10:09 [ user t ]
ご訪問ありがとうございました。
これは見応えありました。
2人の刑事が対照的で徐々に変化していきましたね。そこも面白かったです。TBお返ししますね
2008/10/28(火) 午後 6:15
TBお返しありがとうございます!
それにしても犯人はなぜ狙いを変えたんでしょうか・・・考え出すときりがありませんね(笑)。
2008/10/28(火) 午後 7:16 [ user t ]
韓国映画はあまり観ないのですが、これは映画としていろんな味わいがある作品でしたね。
トラバさせていただきますね♪
2008/11/8(土) 午後 7:03
メロディさん
確かに見応えのある作品でしたね。最近見た映画の中では特に感心しました^^
2008/11/8(土) 午後 8:45 [ user t ]
これは見応えのある作品でしたよね〜。 演出の巧みさはたしかにありますよね。
韓国映画はちょっと苦手なんですが、でも秀作も多いようですね。 ^^;
まだまだ未知のジャンルです。 ^^; TB、お願いします。 ^^
2008/11/11(火) 午前 0:55
サムソンさん
いやあ、実は僕も韓国映画ってほとんど注目してませんでした(^^;
この映画を見て、はじめてまともに関心持ったぐらいです。
2008/11/11(火) 午前 9:15 [ user t ]
これは本当に楽しめました。円満な終わり方じゃないのもお気に入りです。
2008/12/18(木) 午前 8:23
かわしりさん
確かにハッピーエンドとは言いがたいですよね。でもソン・ガンホの好演もあって、なかなか骨太な作品に仕上がっていたと思います。
2008/12/18(木) 午後 0:07 [ user t ]
これは、韓国映画のすごさを思い知らされた初めの作品でした!
それまでは韓国映画は、典型的なラブストーリーのイメージが強かったのですが、この『殺人の追憶』に出会ってからは、韓国映画にポン・ジュノやキム・ギドク、パク・チャヌクなど、名監督が存在することを知りました。ずいぶん興味の幅が広がりました。
実話であり、犯人もまだつかまっておらず、しかもそんなに昔の話でもない、というのは、映画化をすることそのものに疑問はありましたが。
しかし、映画そのものは、とても力強い作風であり、評価が高いのも納得です。
暴力をふるうシーンは、韓国映画に多いですよね。わたしも嫌いです。これは民族性ということもあるでしょうし、人権意識のちがいかもしれません。それは仕方がないものとして。韓国映画は、それを差し引いてでも観る価値があると感じています。
2009/1/21(水) 午後 2:47
スピノザさん
本作は力作だったと思います。でもおっしゃるように、それほど昔の話でもない(時効じゃないですよね?)未解決事件を映画化するというのは、ちょっと疑問を感じなくもないですね、今思うと。
ともあれ、僕もこの映画をきっかけに韓国映画に関心を持ったことは確かです。
2009/1/21(水) 午後 10:15 [ user t ]