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この映画には驚きました。
僕は普段韓国映画は滅多に見ません。見たのは、『ディープ・ブルー・ナイト』『旅人は休まない』『シュリ』『八月のクリスマス』『ペパーミント・キャンディー』・・・その他せいぜい数本といったところです。確かにどれも秀作ではありましたが、基本的には単に物珍しさというか、そういう興味で見ていたに過ぎなかったような気がします。
当然ポン・ジュノ監督の名前も初耳で、ほとんど予備知識ゼロで鑑賞しました。
感想は・・・かなりの出来でしたね。監督の演出の巧みさ、役者の演技の質の高さに感心しました。ストーリー展開も二転三転とよどみがなく、サスペンスものとして良作と言えます。近年の韓国映画のレベルの高さを痛感させられました。
評判のラストシーンも確かに秀逸です。現実には判明していないはずの犯人を、子供の口からあのように表現させたのは、もちろん監督の意図的なメッセージでしょう。個人的には、当初反目しあっていたはずの二人の刑事が、犯人の手強さが明らかになるにつれて一致団結していくところなども、興味深かったです。
少し引っ掛かったのが最後の犯行。それまで赤い服を着た女ばかり殺してきたはずの犯人が、なぜか主人公の奥さんを見逃して(赤くない)制服を着た少女の方を狙います・・・・・・う〜ん、なぜでしょう(笑)。
あと、主人公が犯人をでっち上げようとして、部下と一緒にやたらと暴力を振るうのも嫌でしたね。その後部下の方だけが酷い目に遇うのもちょっと後味悪かったです。
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