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山下敦弘監督の作品は初鑑賞です。ひろちゃんさんから、去年のベスト映画だと聞いて興味を持ちました。
感想は・・・なかなか新鮮でしたね。実際、のどかな田舎を背景としたまったり系(?)の日本映画で、本作より優れたものはちょっと思いつきません。原作マンガは未読ですが、マンガ的でありながらも同時にナチュラルといいますか、かなり魅力的な世界が描かれていたと思います。
主演の夏帆という女の子は初めて見ましたが、好演しています。さらに感心させられたのが子供たちの自然な演技で、このあたり山下監督の手腕が良く伺えますね。彼の撮る田舎の風景を眺めながら、少々大袈裟かもしれませんが、ホウ・シャオシェン監督の作品などを連想してしまいまいました。
(ついでに言わせていただくと、山下監督の若さにも驚きました。僕より年下なのに、このような秀作も含め、既に数多くの作品を発表されているとは・・・)
ただ、ヒロインの父親と男の子の母親の関係など、大人の描写が妙に中途半端なところが少しだけ気になりました。そういった話は割愛するか、上手い具合に描写するか、どちらかにしたほうがよかったと思います。あと、ところどころセリフが聞き辛くなるのもやや残念でした。
ともあれ、最近見た映画の中では最も映画館で鑑賞したかった作品です。
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