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長谷部安春監督、安藤庄平撮影のバイオレンス系ポルノです。
感想は・・・う〜ん、微妙です。少なくとも長谷部監督作品としては、凡作の部類に入ると思います。確かに彼の映画らしい迫力は随所にありましたが・・・。
脚本は永原秀一。代表作は『野良猫ロック』全5作のうちの3本、さらには『最も危険な遊戯』、『蘇える金狼』などなど。まさにハードボイルド系の大家ですよね。本作は彼の2本しかないポルノ脚本のうちのひとつで、しかも最も油の乗っていた時期(『最も〜』と同年)の作品なので、けっこう期待していたのですが、そのわりには内容がちょっと薄っぺらかったような・・・。
もちろん、他の長谷部ポルノ(例えば、僕が以前とりあげた『暴行切り裂きジャック』『レイプ25時 暴姦』)に比べればの話です。長谷部監督・安藤撮影なので、演出のレベルが低いわけがありません。ただ、やはり脚本の力不足感だけは否めないと思います。
主演の小川亜佐美も好きなんですが、どうも本作ではイマイチでしたね。彼女は何というか、もう少し明るめのキャラクターの方が合っているような気がするんです。まあ、あくまでも僕の個人的な意見ですけど(^^;
阿藤快(当時は阿藤海)は連続暴行魔役ですが、出てきたと思ったら小川に棒で頭を殴られてあっさりと逮捕されてしまうので、よく注意して見ていないと彼とは気付かないぐらいの短い出演です(笑)。
あと、ベートーベンの音楽をやたらと流しまくるのもどうかと思いました。『時計じかけのオレンジ』を意識しているのかもしれませんが、これではいくらなんでもしつこすぎます。
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