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ジェームス・スチュアート主演、アンソニー・マン監督の西部劇。
<物語>ロックハート(ジェームズ・スチュアート)はアパッチに殺された弟の仇を討つため、ララミーからニューメキシコへやって来た。地主ワゴマン支配下の町に入った彼だったが、ワゴマンの息子、デイヴに馬車を焼かれたうえにラバを何頭も殺されてしまう。やがて、密偵を依頼した男からアパッチに銃を密売した者の姿が浮かびあがってくる・・・。
感想は・・・なかなか良かったです。脚本の細部などにやや微妙な点があったものの、マン監督らしい丁寧な演出には見応えがありました。
もちろん主演のスチュアートも、この監督の映画らしいちょっと影のある主人公を好演しています。悪役は、ワゴマンに信頼されデイヴのお目付役をまかされている牧童頭なんですが、どこか中途半端で屈折したキャラクターの持ち主で、本作の好き嫌いが分かれる原因のひとつかもしれません。演じているのは、以前とりあげた『怒りの河』でも悪役を演じていたアーサー・ケネディです。
また、景観描写の素晴らしさ、そしてヒロインの魅力の乏しさなども『怒りの河』と同じでした(笑)。他には、ワゴマンと対立していて、主人公を助けたりもする女牧場主(実はワゴマンの元許婚)の存在などが特徴的だと思います。
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