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美男・美女とは?

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昨日、丸谷才一の『男のポケット』という1976年刊のコラム集を読んでいたら、「美男について・・・・・・」という項目があって、面白いことが書いてありました。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、大雑把にいうと、



・・・アラン・ドロンはパリでは人気薄だが、フランスの田舎の女たちはドロンと聞いただけで目の色を変える。逆にパリで人気なのはベルモンド。パリジェンヌたちにとっては彼が美男の典型らしいが、なぜか田舎での人気はさっぱり。


ゲーリー・クーパーは、最初のうちアメリカでもヨーロッパでも全く人気がなく、困っていたという。あやうく脇役にまわされそうになっていたところ、なぜか日本でやたらと人気が出てしまった。じゃあもう少し主役をやらせてみるか、東京という街ではあの男が美男の代表なんだってさ、ということで続けているうちに、欧米でもだんだん認められて何とか一人前のスターになることができた。


しかし当時の二枚目といえば、何といってもクラーク・ゲーブルだったらしい。クーパーの十倍くらいはすごい人気だったという。彼のヒゲの具合を見て、全米、全欧の娘たち、年増たち、果ては婆さんたちまでが、クラクラとなったのである・・・



美の基準は国や地域・時代などによって異なるという話なのですが、個人的にはちょっと意外なエピソード(ドロンに関しても、日本での人気が本国より高かったことくらいしか知りませんでした)で興味深かったので、つい書いてしまいました(笑)。


このコラムでは挙げられていませんでしたが、もちろん女優でも似たような事例は多いでしょうね。

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サミュエル・フラー監督の出世作です。映画史上初めて朝鮮戦争を扱った作品で、開戦直後に製作されました。



<物語>朝鮮戦争の最中、分隊が全滅しただひとり奇跡的に生き残ったザック軍曹(ジーン・エヴァンス)。負傷した彼は、戦争孤児に助けられて戦線を後退する。彼はやがて敗残兵の一団と合流しその指揮を執ることになるが、古寺に立てこもった彼らを狙撃兵が襲う・・・。


感想は・・・傑作だと思います。低予算ではありますが、まさに作り手の意欲が伝わってくる作品でした。


本作の特徴としては、戦争映画でありながら全体の戦局は一切描かず、あくまでも一分隊の描写に焦点を絞っていることが挙げられます。明らかに後の同監督作品、『最前線物語』の原型であり、おそらくこの手の戦争ものの元祖と呼べるのではないでしょうか。


また、フラーには第二次世界大戦で勲功を立てた過去があり、そこかしこに彼自身の経験の深さを感じさせるセリフや描写が散見されました。一団のメンバーに黒人や日系人を含めたりするあたり、さらには彼らと朝鮮人捕虜の対話などには、元新聞記者らしいジャーナリスティックな指向性も感じとれます。


終盤の銃撃戦をはじめ、印象的なシーンも数多いです。個人的には、見終えた後、なぜかジョン・カーペンターの初期秀作群に出会ったときのことを思い出してしまいました。個人的にはフラーの方をより高く評価しているのですが・・・B級映画なのに力作であること、かつラストが印象的な点などが共通していたためでしょうか。


「観客たちに、戦争っていうのは、彼らが新聞で読んでいるようなものじゃないんだということを、知ってもらいたかったんだ」サミュエル・フラー
「(フラーに対して)君の『鬼軍曹ザック』はどこの撮影所でも映写して見ている。ありとあらゆる監督、脚本家、プロデューサーどもがこの映画を5、6回は見てるんだよ。君がこれを10日で仕上げたなんて誰にも信じられないんだ」ダリル・F・ザナック
「われらがサム・フラーの傑作。戦争機械であることと、生身の人間であることの間に生じる亀裂を、感傷を排したハードボイルドかつ繊細なタッチで描くことにかけて、フラーの右に出る者はいまい」藤崎康



ちなみに、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』におけるインディの相棒の少年の名「ショート・ラウンド」は、本作の冒頭でザックを助け、以後行動をともにする韓国人少年の呼び名からとられており、スピルバーグ達がフラーにオマージュを捧げたものだそうです。

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フランスの巨匠として知られるクルーゾー監督の初期作品。



<物語>ある日、田舎町の産婦人科医ジェルマン(ピエール・フレネー)のもとへ、彼の不倫を中傷する手紙が舞い込む。手紙には「カラス」という署名があった。これを皮切りに同じ署名の入った手紙が他の人々にも配られはじめ、内容もジェルマンに対する中傷のみならず、人々の秘密の暴露など多岐にわたっていく。ついには、手紙でガンを知らされた入院患者が自殺するという事件まで起きてしまう・・・。


ドイツ占領下、「フランス国民の腐敗」の喧伝を求められて生まれた作品なのですが、ナチス批判が込められているとされ上映禁止に。そして戦後、今度は監督が対独協力者として糾弾されるという、何ともややこしいいわく付きの作品です。


感想は・・・これはたいへん重苦しい映画です。平和に暮らしていたはずの人々が、次々と送られてくる怪文書に翻弄され疑心暗鬼に陥っていく姿には、見ていてゾッとさせられました。暗に、当時のゲシュタポによって作り出された密告社会を摘発しているのでしょうが、同時にネットにおける誹謗中傷行為など、現代の問題をも思い起こさせるような普遍性も感じます。


ただ、ストレートに犯人探しのミステリー、あるいはサスペンスものとして見てしまうと、ちょっと微妙かもしれません。確かにクルーゾーの演出は優れていますし、見応えもある映画なのですが、個人的にはスッキリと腑に落ちるような結論ではなかったです。犯人の動機もイマイチ良く分からないですし・・・。


主演は、『大いなる幻影』でフランス貴族出身の大尉を演じたピエール・フレネー。ヒロインの一人を演じたミシェリーヌ・フランセーの美しさも印象的でした。



ちなみに本作、あのフランソワ・トリュフォーが弱冠11歳のときに熱中した作品としても知られているようですが、これにはさすがに驚きましたね。とても子供が夢中になるような映画とは思えなかったので(^^;

ロマンポルノ予告編

当ブログでとりあげたことのあるロマンポルノ作品の中で、YouTubeにまともな予告編映像があったのは以下の3本だけです。たまたま名作ばかりだったので、まとめてリンクを貼ってみました。ただしどれも埋め込みは不可とのことです(^^;









ラブコメ、バイオレンス、石井隆ものと、わりとバランスがとれましたね(笑)。

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