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名優カーク・ダグラスの出世作となったボクシング映画です。ワンコインで購入しました。 <物語>ミッジ・ケリー(カーク・ダグラス)は、兄のコニー(アーサー・ケネディ)とともにカリフォルニアへと向う途中、ボクシング試合の穴埋めに飛び入り参加して散々な目に会う。しかし、試合を観戦していた名コーチのトミーは彼にプロ入りを勧める。一旦は断ったミッジだったが、結局はプロボクサーの道を選ぶ。彼は幾多の試合を勝ち抜き、とうとうチャンピオンにまで登りつめるが・・・ 感想は・・・秀作だと思います。 ボクシング映画の名作として有名な作品ですが、確かになかなか見応えがありました。特に、本作でアカデミー主演男優賞にノミネートされたダグラスの熱演は印象的で、貧しい生活から這い上がるボクサーのハングリー精神を見事に体現していたと思います。 脚本はカール・フォアマン。ボクシング界の腐敗にまつわる描写や悲劇的なラストなど、あの『真昼の決闘』で知られる脚本家だけあって、単純なヒーロー映画にはなっていません。 ダグラス以外の役者もおしなべて好演でした。足が悪く、大人しめな兄を演じたアーサー・ケネディは、しっかりと脇を固めてアカデミー助演男優賞にノミネートされていますし、ルース・ローマンやマリリン・マクスウェルら女優陣も良かったです。 ただ、この映画のカーク・ダグラス、ちょっと女グセが悪すぎるような気も。3人の美女の間を行ったり来たり・・・つい息子のマイケル・ダグラスを思い出してしまいました(笑)。『罠』、『ロッキー』、『どついたるねん』など、ボクシングものの傑作にはストイックな作品が多いので、この点は少し好き嫌いが分かれそうです。 あと、ワンコインものではよくあることだと思いますが、DVDの画質はあまり良くありません。本作はアカデミー編集賞受賞作でもあるので、出来れば良質な画像で鑑賞したかったですね。
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