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皆さんは、いわゆる「名作」とはどういうものだとお考えでしょうか? 映画に限らず、古今東西「名作」と呼ばれる作品は枚挙にいとまがありません。しかし、この「名作」というのはいったい誰がどうやって決めているのでしょう。 マスコミで騒がれ、大ヒットすれば「名作」なのか。それとも、批評家、作家、映画監督といった、権威ある有識者によってお墨付きを与えられたものがそうなのか。あるいは、そもそも絶対的な「名作」などというものは一切存在せず、個々人が自分の価値観、思い入れ等で判断すべきものなのか・・・。 どの基準も正しいとも言えるし、間違っているとも言えると思います。 ・・・なぜ突然こんなことを考え込んでしまったのかというと、(高校時代以来)ほぼ15年ぶりにある名画を見直したのがきっかけでした。映画ファンならば誰でも知っている超名作です(僕自身、ずっと傑作中の傑作だと思っていました)。しかし・・・。 確かに出来は悪くないのです。悪くはないのですが・・・正直なところ、その古色蒼然たる演出にちょっと面食らってしまいました。肝心のストーリーにも、初見の時ほどは感心できず・・・(この映画は次回とりあげるつもりです)。 再見によってそれまでの印象が覆される、そういう経験自体は誰にでもあることだと思います。問題は、その作品が一般的に大名作とされている場合です。 当たり前のことかもしれませんが、あまりもメジャーな名作というのはどうしても過大評価されてしまうんですよね。特に大ヒット作など、見ている人の数が非常に多いので、一般的なコンセンサスが成立する確率もかなり高くなります。 誤解しないでほしいのですが、僕は決して一般的に知名度の高い映画を嫌っているわけではありません。それどころか、少なくとも平均よりは遥かに質の高い作品ばかりだと思っています。しかし、それ「だけ」が特に他より優れているかとなれば話は別です。 「誰もが知る名作」というのはあくまでも氷山の一角なんですよね。最近つくづくそう感じることが多くなってきました。初めのうちは単に自分の好みが変わっているのかと思っていましたが(笑)、どうもそれだけではなさそうです。
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