伊勢 おいないな 日記

神風の 伊勢の浜荻折り伏せて 旅寝やすらむ 荒き浜辺に 「万葉集より」

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 一昨日から降り続く雨が、今日の午前中まで伊勢地方をしっとりと濡らした。
 台風の影響から、良い波が立ち海岸のサーフィンスポットでは、高波に挑むサーファー達を見ることができた。私は、本日、空を見ながら(==)悩む朝であった。
 そもそも一日といえば、神領に住み者にとっては月の感謝を伊勢の大神様に参拝しに行く日なのだが、いつしか赤福の「朔日餅」が有名になり、「一日は、朔日餅買いに行かなくては!!」が主になっていたが、今は朔日餅の販売はなくなり、「朔日市」的なものが赤福本店周辺で行われている。つい最近の昔のような一日の伊勢の名物風景であった、朔日餅を買うため赤福本店にできる長蛇の列がを見ることは無くなったが、これはかえって『朔日とは?」と言う本来の意味を深めたように思う。 と言ってもなかなかそこまで信心深い人はごく一部であろう。 

 さて、小雨降る本日、伊勢神宮内宮 御酒殿 にて『 御酒殿祭(みさかどのさい) 』が執り行われた。
 これは、神嘗祭(かんなめさい)でお供えする白酒(しろき)・黒酒(くろき)・醴酒(れいしゅ)・清酒の御料酒 {神宮では神酒4種を『白黒醴清:しろくろれいせい』と呼び習わす} がうるわしく醸造できるように祈願し、あわせて全国の酒造業の繁栄をお祈る御祭である。

 日本酒と言えば『清酒』であるが、清酒の歴史は新しく、神宮でお供えされるようになったのは明治以降のことで神宮では醸造できないことから『灘の白鷹本舗(兵庫県)』で謹醸されている。
 神宮で造られるのは白酒(=どぶろく)、黒酒(=どぶろくに灰を混ぜ黒くしたもの)、醴酒(=一夜酒、米が粒上で箸で盛る酒)の三種類である。

『 御酒殿祭(みさかどのさい) 』は、6月、10月、12月の各1日に行われており、神宮の由緒ある三節際(神嘗祭、月次祭)にあわせられている。
 古くは、酒作物忌(さかとこのものいみ)と言われる、清純無垢な少女が主となり酒造りに従事したと言う。
 さすがに現代は、そういう役は存在しないが、古事に習い、四日市市垂坂町(元、神宮の御厨)の麴協同組合から献納される忌麴(いみこうじ)をお供えしたのち、良い醸造であることを祈り、全国の酒造業界の発展が祈願された後、神宮神田で収穫され、保管されていたお米を厳選し忌麴と外宮の上御井神社の御水を用いて、この日から10日間かけ忌火屋殿で醸造される。

 
 天照大御神が地上にもたらした「米」が自然(神秘)の力をうけ酒に変化し、その恵みは、人々を喜ばせている。
 小雨降る静かな神宮に、祈りうたれる八度拝の音、鍵のかかった扉が木と木を擦り合わせながら「ギー」と開く音。静寂な中、何事か知らず騒ぎながら通る参拝者もこの風景を見たら自然と静かになる。外国の方もそうである。神が良い酒を造るぞと言う声も聞こえそうな 御酒殿祭(みさかどのさい) であった。


 
         実りの秋 食に感謝 酒に感謝 感謝を伝えに伊勢においないな ☆




※ 神の酒は、噛む酒(米を何度も噛んでそれを吐き壷にため、一夜にして造る酒。ヤマタノオロチが飲んだ酒もこれであろう。)から来ていると言う説もある。神宮でも、清純無垢な少女が主となり酒造りに従事したとあることから酒造りにもいろいろな想像ができる。物思いにふける秋である。想像すること、それもまた楽しいものである。
 この日は、午前中あいにくの雨。しかし・・・・撮影している人は、数人・・・・。内宮を参拝した後、外宮前を通るとかプレスの方が数人(。。;)。。なぜ外宮に?と思ったらこの日、天皇陛下より神馬が奉納されたためプレスの方々はそちらに行かれたようであった。(^^;
しかし・・・・・馬より酒な私である(・・;
 
 
http://proxy.f2.ymdb.yahoofs.jp/users/9bf3d453/bc/2a38/__sr_/961f.jpg?BCwNhWJBJn57dbsG
 
 ↑所用をすべて済ました後、昼間から家で 神に感謝 酒に感謝 実りに感謝しながら一人酒。
おかずは、三重県が発祥の地「ジャスコ」のお惣菜。(笑)。
 酒は、三重県四日市で造られた酒『三重の寒梅』。飲みやすくほんのり甘みのあるお酒です。
 こんなもんです一人酒は(^^!。カマスの干物は地物です(^^;。
 最近の出来事としては、事故米の使用で酒造にも影響が出たのだとか・・・。
 輸入した米をお酒に使用していたなんて・・・考えられないです。。。洋酒や工業用アルコールを除いて、酒って純国産だとばっかり思っていました(==;;;。
 もう一度食を見直す時期なのであろう。というか『嘘』はいけないですね。
 お米のありがたさ、お酒のありがたさを感じながら、ホッと安心しながら呑みたいものである(^^!!ちなみに、私は、この時期『鈍燗』である(微笑

 最終写真、御手洗場。伊勢神宮の紅葉は、11月には言った頃からであろう。

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てっつん、こんばんは。白衣の宮司さん・・・やっぱり、見ていて・ワクワクします〜。しっとりとした雨の中、見てみたいなぁ〜〜〜!昼間から、一人で鈍燗って・・・美味しい?私は日本酒が苦手なので・・・お猪口の1杯でも、ヘロヘロかも?(笑)

2008/10/1(水) 午後 9:47 muka 返信する

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雨の神宮は、周囲の山々にかかった霧(もや)で一段と結構なものですね!外宮の神馬は今日奉納されたのですか、知りませんでした。情報ありがとうございます。最初の神馬牽参は板垣を越えて外玉垣の前で行われるそうですが、今日は雨ですから・・・1頭なのか?名前は?早速明日行ってきます。

2008/10/1(水) 午後 11:08 [ - ] 返信する

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一人酒・・・ちょっとてっつんの生活が見えたかも(*^^)v
カマスの干物、大好きです!!

2008/10/2(木) 午前 9:00 レイ 返信する

てっつん・・・おひさです。
日本酒は辛口がいい・・・
三重のお酒は甘口が多いような気がします。
そういえば、伊勢の地ビールが金賞とってましたね。
カマスの開きは三重の地に来てから知りました。
秋は美味しいものが満載。

2008/10/2(木) 午後 10:23 まめっち 返信する

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我が家も お伊勢さんの 神棚があります
舅・姑と後に一緒に暮らすということで 先に神棚(伊勢神宮・三輪大社・清荒神)が・・・家を建てた時にこしらえ 毎日リタイヤした主人が 仏さんと一緒に お世話をしています 朔日・15日には榊を変え 1ヶ月がとても早く感じます

2008/10/4(土) 午後 4:30 グッピー 返信する

さいきんは地元のおコメに拘る蔵元さんも増えています。三重ブランドではやっぱり「若戎」が好きですね〜〜。

2008/10/7(火) 午後 7:55 [ - ] 返信する

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感謝しながら飲むと美味しいですよ。 むかさん

2008/10/9(木) 午前 6:13 てっつん 返信する

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私は、競馬しないので(^^;『馬にはあまり興味薄いです。』笑 しんめさん

2008/10/9(木) 午前 6:19 てっつん 返信する

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うまいんですよね~~。カマス!! れいさん

2008/10/9(木) 午前 6:19 てっつん 返信する

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カマスうまいんですよ。昔から好きな干物(^^ まめっちさん

2008/10/9(木) 午前 6:22 てっつん 返信する

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すごいなぁ。家は、仏教徒なんで神棚ないです(^^。 ぐっぴーさん

2008/10/9(木) 午前 6:23 てっつん 返信する

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ギザエモンですね。 酒蔵見学行った時に食べた 酒かすクッキー うまかったす。 てっかさん

2008/10/9(木) 午前 6:25 てっつん 返信する

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