伊勢 おいないな 日記 〜サラリーマンの写真集〜

神風の 伊勢の浜荻折り伏せて 旅寝やすらむ 荒き浜辺に 「万葉集より」

伊勢 内宮 92社

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 離見の見にてみるところは、すなわち見所同心の見なり
〜 世阿弥 〜
 
 
 ブログを続けていると、ふとかえりみたとき、私の好きな景色がそこにあり、私の伝えたい景色をそこにみることができる。
 2011年、ちょうど3年前の同じ日に、伊勢には大雪が降っており同じ写真を撮りに行っていた。 まったく記憶に無かった。。(笑   
 
 
 
 同じ場所の記事ではあるが、雪はさらに多く積もっておりまたフレッシュな見方でご紹介させていただく。  もちろん私の好きな景色であり 心のふるさと 伊勢 の景色である。
 
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常闇(とこやみ)を照らすみかげの変わらぬは今もかしこき月よみの神
〜第91代 後宇多天皇
 
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 伊勢神宮 内宮(皇大神宮)から歩いて15分、近鉄五十鈴川駅から5分程の距離にあるのが 『皇大神宮別宮 月読宮 』 。
 別宮とは、本宮(正宮)の「わけのみや」の意味で本宮に次いで尊崇(そんそう)される宮である。
 
 月読宮祭神は、
 天照大御神の弟神で、夜の国を治める神 『月読尊(つきよみのみこと)』。
 『月読荒御魂(つきよみのあらみたまのみや)』、月読尊の荒御魂(荒く猛々しい気持ち)。
 『伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)』、天照大御神、月読尊の父神 『伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」。
 『伊佐奈弥宮(いざなみのみや)』、天照大御神、月読尊の母神 『伊弉冉尊(いざなみのみこと)」。
 
 天照大御神のご両親に弟神。 夜(闇)を守り抑える荒々しい御霊である。
 
 
 参拝順序は、月読宮(写真奥から2番目→月読荒御魂宮(写真いちばん奥)→伊佐奈岐宮(写真手前から2番目)→伊佐奈弥宮(写真手前)に参拝するとされる。
 
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 四宮そろっての並びは他の伊勢神宮125社に無い風景であり、パワースポットとしても人気が高く、観光バスが乗りつけることも多くなった。 月読命が男性神だからか、父神母神が並び、家族の絆を感じるからであろうか女性にたいへん人気がある。
 
 月読宮は、もともとは五十鈴川沿いにあったが水害から逃れるため現在の位置に移られている。
  
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 現在、本年の別宮遷宮に向け、新しい御敷地に白い覆屋がかけられ建築がすすめられている。
 
 
 
 月読宮の裏参道入り口(駐車場)近くには、皇大神宮末社 葭原(あしはら)神社が御鎮座される。
 田畑を守護する五穀豊穣の神で
 『佐佐津比古命(ささつひこのみこと)』
 『宇加乃御玉御祖命(うかのみたまのみおやのみこと)』。
 『伊加利比売命(いかり姫の命)』
 
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 現在の伊勢神宮周辺は、戦後まで田が広がり豊穣の地であった。 日本の神々と稲の文化、それについての祈りが今も受け継がれている社である。
 
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 カメラマンにはとても撮影しやすく、大きな楠に囲まれた社である。 素木で作られた社は、まさにそぼくで暖かな雰囲気を感じる。  
 
 
 
 伊勢の神々坐する宮地は 心に優しく響く社である
 伊勢においないな☆ミ
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 浪とみる花のしづ枝の岩枕瀧の宮にや音よどむらむ
 〜〜 西行法師 〜〜
 
○滝原宮
 第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)頃、皇女倭姫命(やまとひめのみこと)が、天照坐皇大御神(天照大御神)の御杖代(みつえしろ=御使い)となり、ご鎮座の地を求めて各地を回り、元伊勢と呼ばれる仮の宮を多く残された。しかし、滝原宮は、他の仮の宮と違い、今の伊勢神宮を奉る形のが、しっかり残っている。
 それは、第一の鳥居をくぐり続く長い参道、横を流れる川、身を清める手水場、神域にある大木(大杉)など伊勢神宮内宮とよく似ている。御正宮までの道のりはさながら小さな伊勢神宮内宮である。
 また、滝原竝宮(たきはらならびのみや)向かって左側に、細長い建物がある。
これは、御船倉(みふなくら:御船殿)と呼ばれ、正殿の古い御船代[ふなしろ:ご神体を納め祀る御樋代(みひしろ)を納め入れる船形の御箱]をお納めしている殿(倉)であるが、倭姫命が御巡幸で使われた御船が納められているとも言われている。これは、滝原宮にしかないものである。
 
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 伊勢神宮の混雑を避けて祖母の生まれ育った滝原の地でご参拝。
 皇大神宮別宮 滝原宮 。
 小さな伊勢神宮ともいえ、伊勢神宮古来の形や思想がよく感じ取れる場所である。
 
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 お正月なので参拝されるかたも多いがそれ以上の価値がある。
 わかる人にはわかる古来の参拝風景がある。
 ここは、大らかな気持ちになる別宮である。
 
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 日の本の信仰を感じに 伊勢志摩においないな☆ミ
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秋の田の穂落としの神のいにしえをおもへば久し鶴の万代(よろづよ)
〜 度会 元長 (神祇百首) 〜
 
 
 
 佐美長神社(さみながじんじゃ)は、伊雑宮(こうたいじんぐうべつぐう)の西南方300メートルの丘上にあり、伊雑宮の所管社である。
 
 古くは、大歳社(おおとしやしろ)とも穂落社(ほおとしのやしろ)ともいわれた。
 
 祭神は五穀豊穣の神、大歳神(おおとしのがみ)であり、祭神である大歳神が化して真名鶴となり、稲穂を運び落としたのが磯部の千田(ちだ・稲を生ずる地)であるとの伝説が残されている。
 
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 この周辺は、志摩国唯一の穀倉地帯であり、鎮座地は小高い丘の上で辺りを見渡せる好条件の場所にある。
 社寺にあがる不揃いな石段の自然石が、久しく足裏に心地よい感触を伝える。
 
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  所管社という位置にありながら、広い社地である。
 歴史的に見ると、中世に入り式年造り替えが困難になり、伊雑宮と同じく磯部郷民の私営となったが、近世には神楽所が設けられるほど庶民の信仰を集めたそうだ。
 寛文3年(1663年)に、伊雑宮と同じくして公営に服したそうだ。
 
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 黒と白の敷石が雨の滴に照らされまぶしい。
 なんとも美しいコントラストだ。
 
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 佐美長神社の社地東側には、小社殿ながら、伊雑宮所管社の佐美長御前神社(さみながみまえじんじゃ)四社、祭神は佐美長御前神(さみながのみまえのかみ)がご鎮座されている。
 
 
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  失礼ながら、なんともかわいく感じませんか。?
 尊き神の形にもいろいろあるのだなぁと感じるところ。 ずらりと並ばず4社がバランス的にも良い気がする。
 
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 佐美長神社の御祭神「大歳神」には諸説あり、伊射波登美神の子、素戔嗚尊の子、在地の穀神、粟嶋神の御子神とみる説がある。
 実に、公私が混じり、諸説の中で尊ばれてきた社であろう。
 神宮の小さな摂社末社と同じく余り参拝者が来ないであろうと思っていたが、結構参拝者が遠方から訪れるようで、撮影中も数名、熱心に祈りを伝える方を見た。
 この社地に、何か感じる物が強くあるのであろうか。
 
 私は、西行が残したのであろう歌と同じく
 「 何事のおわしますかはしらねどもかたじけなさになみだこぼるる 」
 である。
 
 無の気持ちというべきか、感謝の中に感じるのは「 ありがとう 」という感謝に実った穂で頭を下げる心である。 
 
  
 感謝と静かな祈りが伝わる  伊勢志摩においないな☆ミ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 皇大神宮(伊勢神宮内宮)別宮 『 伊雑宮(イザハノミヤ:現在一般にはイゾウグウ、イゾウノミヤ訓み慣わしている。) 』は、三重県志摩市磯部町上之郷に御鎮座、天照坐皇大御神御魂(あまてらしますめおおみかみのみたま)をおまつりする。
 古くから皇大神宮の遙宮(とおつみや)といわれ、後には「磯部の宮」」「磯部の大神宮さん」等とも呼ばれている。
  伊雑宮は、土地柄からか特に漁師、海女の崇敬があつく伊雑宮の「磯守(いそまもり)」を受け、身につけて海に入るのが風習となっている。
 毎年6月24日に行われる、伊雑宮での御田植式は、香取神宮(千葉県)、住吉大社(大阪府)の御田植とともに『 日本三大御田植祭 』として有名である。
 
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 3月30日、本日は雨。 しっかり降っている。 あまり降りすぎの雨は、カメラをぶら下げてあるくには、嬉しくないが、シトシトと降るウエットな空の下を歩くのは、たまには気持ちいいものだ。
 
 そんな空の下、伊勢市の隣市、志摩市にある神宮にでかけた。
 
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 背の高い樹木、雨の音、気持ちが良い。
 
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 瑞々しい風も良き自然の一部。
 
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 志摩の太神宮さんにもおいないな☆ミ
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 皇大神宮摂社 大水神社
 御祭神は 大山祇御祖命(おおやまつみみおやのみこと) 五十鈴川あたりの山々を支配される神。 
過去には、大山罪御祖命と書かれている。 皇大神宮所管社の大山祇の神と区別するためであろうか? 現在では、罪という字をあてた表記はされていない。 
 同座に、川合神社(御祭神 細川水神) 熊淵神社(御祭神 多岐大刀自神) の皇大神宮摂社 2社。
 
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 伊勢神宮 宇治橋の反対側 饗土橋姫神社の左手の丘の上にある社。
 
 
 
 
 この社は、私の好きな場所である。
 とにかく、伊勢神宮 周辺の自然は素晴らしい 簡潔に表現すると 広くて大きい 。
 そして 時が止まったような大木に出会える。
 大水神社の裏手にある楠。
 
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 石段を呑み込むように生えている木。
 この木の真ん中に石垣の一部が見える。 
私の命あるうちに、この石を木が呑み込むことはないであろう。 
あと2世代立つと楠の根が石垣を隠すかもしれない。 それとも木が朽ち果てているかも知れない。
 そこにあるものが そこにあるままに形として 新たな形を作り 記憶の中に形を隠す。
 
 静の石 動の木々 この二つの物の 時間の流れは 我々より どれほど遅く流れているのであろうか。
 
 計り知れない 時の流れを感じながら 息を吐くと 小さな自分があらわれるように感じる。
 
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 そんな時間のゆったりとした流れを感じたい場所がここである。
 
 ただ・・・・・・ 混雑時は 雑踏の聞こえるにぎやかな隠れ場所のようになる 社で そこが妙に面白い 神の宮居でもある。
 
 
 
神々坐する 伊勢においないな☆ミ

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