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さて 伊勢神宮は、内宮と外宮の2箇所と考えている方も多いであろうが、本当は、内宮(天照大御神)と外宮(豊受大神)の両正宮2箇所と、それに所属する「わけみや」とも呼ばれ正宮に準じ祭典等も執り行われ、所属宮社の中でも重んじられる14箇所の別宮と摂社43箇所、末社24箇所、所管社42箇所あわせて125社を神宮と言います。
ここで豆知識!!!
摂社とは、国家法律となった書物『延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう:延長5年・927年)』に所載されている43箇所の社を言う。
末社とは、それより古い法律のマニュアルともいえる『延暦儀式帳(えんりゃくぎしきちょう:延暦二十三年・804年)』に所載されている24箇所の社のことを言う。
所管社は両正宮・別宮にそれぞれ所属し、宮域鎮護・御料守護等、祭典にあたり深い関係を持つ42箇所の社である。
摂社、末社の違いはこれである。
そして
両宮2箇所 + 別宮14箇所 + 摂社43箇所 + 末社24箇所 + 所管社42箇所 = 125箇所の宮社(神宮)
と言うことになる。また、この125の社は、外宮と内宮側に所属が分かれており
内宮側
○正宮 : 皇大神宮(こうたいじんぐう)
○別宮 : 荒祭宮(あらまつりのみや)月読宮(つきよみのみや)月読荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)伊佐奈弥宮(いざなみのみや)瀧原宮(たきはらのみや)瀧原竝宮(たきはらならびのみや)伊雑宮(いざわのみや)風日祈宮(かざひのみのみや)倭姫宮(やまとひめのみや)
○摂社 : 朝熊神社(あさくまじんじゃ)朝熊御前神社(あさくまみまえじんじゃ)園相神社(そないじんじゃ)2座 鴨神社(かもじんじゃ)2座 田乃家神社(たのえじんじゃ)田乃家御前神社(たのえみまえじんじゃ)蚊野神社(かのじんじゃ)蚊野御前神社(かのみまえじんじゃ)湯田神社(ゆたじんじゃ)2座 大土御祖神社(おおつちみおやじんじゃ)国津御祖神社(くにつみおやじんじゃ)朽羅神社(くちらじんじゃ)宇治山田神社(うじようだじんじゃ)津長神社(つながじんじゃ)堅田神社(かただじんじゃ)大水神社(おおみずじんじゃ)江神社(えじんじゃ)神前神社(こうざきじんじゃ)粟皇子神社(あわみこじんじゃ)川原神社(かわらじんじゃ)久具都比賣神社(くぐつひめじんじゃ)3座 奈良波良神社(ならはらじんじゃ)棒原神社(すぎはらじんじゃ)2座 御船神社(みふねじんじゃ)坂手国生神社(さかてくなりじんじゃ)狭田国生神社(さたくなりじんじゃ)多岐原神社(たきはらじんじゃ)
○末社 : 鴨下神社(かもしもじんじゃ)津布良神社(つぶらじんじゃ)葭原神社(あしはらじんじゃ)小社神社(おごそじんじゃ)許母利神社(こもりじんじゃ)新川神社(にいかわじんじゃ)石井神社(いわいじんじゃ)宇治乃奴鬼神社(うじのぬきじんじゃ)加努弥神社(かぬみじんじゃ)川相神社(かわあいじんじゃ)熊淵神社(くまぶちじんじゃ)荒前神社(あらさきじんじゃ)那自賣神社(なじめじんじゃ)葦立弖神社(あしだてじんじゃ)牟弥乃神社(むみのじんじゃ)鏡宮神社(かがみのみやじんじゃ)
○所管社: 滝祭神(たきまつりのかみ)興玉神(おきたまのかみ)宮比神(みやびのかみ)屋乃波比伎神(やのはひきのかみ)御酒殿神(みさかどののかみ)御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)由貴御倉神(ゆきのみくらのかみ)四至神(みやのめぐりのかみ)神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)神服織機殿神社 末社8所 神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)神麻続機殿神社 末社8所 御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)子安神社(こやすじんじゃ)若宮神社(わかみやじんじゃ)長由介神社(ながゆけじんじゃ)川島神社(かわしまじんじゃ)佐美長神社(さみながじんじゃ)佐美長御前神社(さみながみまえじんじゃ)4社
外宮側
○正宮: 豊受大神宮(とようけだいじんぐう)
○別社: 多賀宮(たかのみや)土宮(つちのみや)月夜見宮(つきよみのみや)風宮(かぜのみや)
○摂社: 草奈伎神社(くさなぎじんじゃ)大間国生神社(おおまくなりじんじゃ)2座度会国御神社(わたらいくにみじんじゃ)度会大国玉比賣神社(わたらいおおくにたまひめじんじゃ)田上大水神社(たのえおおみずじんじゃ)田上大水御前神社(たのえおおみずみまえじんじゃ)志等美神社(しとみじんじゃ)大河内神社(おおこうちじんじゃ)清野井庭神社(きよのいばじんじゃ)高河原神社(たかがわらじんじゃ)
河原神社(かわらじんじゃ)河原淵神社(かわらぶちじんじゃ)山末神社(やまずえじんじゃ)宇須乃野神社(うすののじんじゃ)御食神社(みけじんじゃ)小俣神社(おばたじんじゃ)
○末社: 伊我理神社(いがりじんじゃ)県神社(あがたじんじゃ)井中神社(いなかじんじゃ)打懸神社(うちかけじんじゃ)赤崎神社(あかさきじんじゃ)毛理神社(もりじんじゃ)大津神社(おおつじんじゃ)志宝屋神社(しおやじんじゃ)
○所管社: 御酒殿神(みさかどののかみ)四至神(みやのめぐりのかみ)上御井神社(かみのみいのじんじゃ)下御井神社(しものみいのじんじゃ)
と言うふうに、大変多くあり伊勢市内だけでなく、伊勢に関係する地に社がありので、とても一日二日で回りきれるものではない。
観光旅行は大体時間も限られているから、ピンポイントで名称地を訪れることになるのが一般的である。
そうすると、江戸時代、文政頃、500万人もの人が「 伊勢に行きたや 伊勢路がみたや せめて一生に一度でも 」と多分今より神と言う存在が重んじられる時代に伊勢神宮を参った頃、旅人が125社を全て参ったかというとそうではなく、遥拝所というその場所から社を拝める場所が用意されており、正宮(別宮を含む)遥拝所や各末社の遥拝所(順礼所)が正殿横にあり、そこから拝む、またはそこを参ることですべての神宮を巡ったということになっていたのだ。
これ以上書くと読むのも大変になるのでこれぐらいにして、伊勢志摩の民でこの125社巡ったことがある! という人はマレであろう。
私も観光協会のパンフレットで正確な位置がわかった社も多々ある。
最近ボツボツと、125社を巡っているわけだが、そこで見つけた面白いというか特徴ある順に別書庫で記事にしていきたいと思っている。
先週末であろうか、平成教育委員会?と言う番組で伊勢神宮についてのことが問題になっていたそうで、かなりの大反響であったようだ。 見そびれたてっつんであるが(^^;。 「私は全問正解だった!!」と言う人も多いようで、伊勢に住む私達としても、伊勢案内を頼まれた時、伊勢フリークな方にであったら、かなりプレッシャーになりながら、難しい質問に答えなければいけないときが来るのであろう・・・・。 125社全部言ってみろ! なんて到底無理である。
ですからてっつんは少し違った角度で、125社をあげていくのでよろしくお付き合いください。
ここは心のふるさとか
そぞろ詣れば旅ごころ
うたた童にかえるかな (吉川英治)
125の神々に逢いに 伊勢においないな ☆
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