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九州国立博物館で開催されている 大英博物館展を見てきました。
100のモノが語る世界の歴史 のタイトルどおり
200万年〜180万年前の躒石器から 2011年の 銃器で作られた母像 まで100点。
全部熱心に見て回るのは大変。 私が見たいのは 1点
ウルのスタンダード。
昔歴史の本を興味本位で見ていた頃 古代文明のところで必ず出てくるのが
この ウルのスタンダード。 スタンダートとは 何の意味かも分からず、 ただ
何となく惹かれていたのです。写真で見る限りでは大きさも色もわからず(当時は白黒写真でした)
後にカラーで見て美しさに驚きました。
そして今日実物を見たのです。
これは絵葉書の写真 横50㎝足らず、 縦 22cm足らず ( 紀元前2500年頃のもの)
1面には平和の場面 もう片面には戦闘の場面
平和の場面(部分拡大)
戦闘の場面
3段に分かれたこの構成から 権力の構造、 周辺民族との戦闘における勝利者と敗者
また 使われている ラピスラズリ 貝殻 赤色石灰岩 から これらが
アフガニスタン ペルシャ湾 インドに至る広範囲からもたらされ ウルの繁栄ぶりが窺われる
というようなこともわかるのだそうです。
これを発見したのは 英国の考古学者 レオナード・ウーリー(1880〜1960)
1920年 古代シュメール文明発掘の途中
ウル(現代のイラク)で ある王妃の墓から見つけたのだそうです。
ウーリーさんは これは軍隊の先頭に掲げる軍旗ではないかと 思ったそうで
そのことから ウルのスタンダード と 言われるようになったとか。 でも 今もってその用途は
不明のままだそうです。 細かい装飾から 楽器ではないかとか 祭礼に使われたのでは と
色々憶測されているようですが 紀元前2500年当時の人がいない限り これは永遠に謎ですね。
実際に見て最初に思ったのは 小さいなー という事でした。 もっと大きなものを想像してたので。
でも 写真ではわからなかった 細かい仕事 たとえば ヤギの毛1本1本を表したことろ とか
周りを囲む 小さな石をちりばめたモザイクだとか、 色の組み合わせの美しさだとか
これを作った人たちの心まで見えて感動でした。
他にも ロゼッタストーンのレプリカ とか ミノス文明の 牡牛跳び像 とか アボリジニの網かごだとか
興味のある物が沢山有りましたが
長年の憧れ ウルのスタンダードを見て 満足です。
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